「船頭」を含む用例

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「船頭」を含む用例

船頭小唄 (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/船頭小唄
幽霊の自筆 (青空文庫)
のように幾条かの銀鼠の光を走らした。 艫の舵柄の傍では、年老った船頭一杯機嫌胡座(あぐら)をかき、大きな煙管キセル)で煙草を喫(の)みながら舵柄見て二人の壮(わか)い舵手(かこ)に冗談口利いていた。煙草...
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幻談 (青空文庫)
人に面倒な関係なんかを及ぼさない釣を楽んでいたのはく結構な御話でした。 そこでこの人、暇具合(ひまぐあい)さえ良ければ釣に出ておりました。神田川かんだがわ)の方に船宿ふなやど)があって、日取(ひど)り即ち約束の日には船頭本所側の方に舟を持って来ているから、其処(そこ...
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カテゴリ:音楽 (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA:%E9%9F%B3%E6%A5%BD
田中貢太郎 雪女 (青空文庫)
てみると、 渡船 ( わたし ) はもう止まって、船は向う岸へつないであった。 二人どうにもならないので、河原船頭小屋へ入った。船頭小屋には火もなく、二畳ほどの板敷があるばかりであった。 二人...
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言われず。 漁『ランプの油やマッチは、 受合 ( うけあい ) だろうね。』 船『出る前に、すっかり見て置きました。』 漁『それなら好いが……。さんの前で、そう言っちゃ何だが、 でも船頭限って 吃度...
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田山花袋 朝 (青空文庫)
車の通る処に、の板の鳴る音が静かな午前空気に轟いて聞えたのすぐ下では、船頭五六人、せつせと竹の 筏 ( いかだ ) を組んで居た。 『 婆様 ( ばあさま ) 、 小用 ( こよう ) が出ないか。船に...
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晴朗の日でも品川の海には突然颶風を吹き起すことがある。船頭たちは無論それを知っているので、この奇怪な男の警告一概に笑って聞き流すわけにも行かなかったが、そうした恐ろしい魔風運び出して来るらしい雲の影はどこにも見えないので、かれ...
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長谷川時雨 佃のわたし 佃のわたし 長谷川時雨 暗 ( やみ ) の 夜更 ( よふけ ) にひとりかへる 渡 ( わた ) し 船 ( ぶね ) 、 殘月ざんげつ ) のあ...
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鰊漁場 (青空文庫)
わざその日のために持って来たらしい小ざっぱりとした着物を着こんだのもいた。船頭、下船頭上座にすわり、漁夫がそれにつづき、陸廻(ボエマワ)し、炊事夫(ナベ)が一番下座だった。漁夫たちはむっつりとふくれた顔をし、案外元気がなかった。 「前借りなんぼした?」 「うん、……八十...
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田中貢太郎 竹青 (青空文庫)
って訊いた。竹青は、 「舟にいるのですわ」 と言った船頭長く待ってくれないだろうと思った。 「船頭どうしたかなあ」 竹青は言った。 「いいのです、私から礼をしますから」 そこ...
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( もとば ) にも 水先頭場 ( みずさきがしらば ) にも、綱の 締場 ( しめば ) にも、まるきり人影というものがない。たるみきった帆綱ゆらゆらと風に揺れているばかり。 「船頭めら、くら...
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小島烏水 天竜川 (青空文庫)
草履を穿き、川縁に立つて、名古屋訛り言葉で、船頭言伝てを頼みながら、手紙渡してゐる、船はその茶屋側から出る、これが港であつたら、黒い船、赤い船が、 ほばしら ) や烟突を、のやうに立たせ、重々...
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みと右門が待って居ます。 伝六帰って来たおふみに、 T「土左衛門船頭だったよ」 と言う右門微笑んで、 T「河童の川流れか」 T「へッ」 と伝六。右門が、 T「水の上おまんま喰ってる船頭が」 T「違いねえ」 と伝...
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泉鏡花 光籃 (青空文庫)
おおがた ) に見え真中の船であつた。 が、 船 ( ふな ) べりを 舐 ( な ) めて 這 ( は ) ふやうに、船頭かんてらを入れたのは、端の方の 古船 ( ふるぶね ) で。 「 旦那...
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ともづな ) がみるみるうちにひとりでに解けて、 飄然ひょうぜん ) として遊びにゆくのであった。その時には空中音楽の音が聞えた船頭達は舟の片隅にうずくまって、目をつむって聴くだけで、決し...
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長塚節 土浦の川口 (青空文庫)
出ると寒いから と船頭注意されたので、余はなんといふことはなしに蒲團にくるまつたが、薄つぺらな而かも強張つた四布蒲團は滿足に體を掩ふことはできない、舟は月に向つて漕いて居るのでばしやり/\とぶ...
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あえて 日和 ( ひより ) を見直す必要もなく、若干荷物二十余人便乗の客を乗せて、 碇 ( いかり ) を揚げようとする時分に、 端舟 ( はしけ ) の船頭二人の客を乗せて、 大童 ( おお...
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久生十蘭 藤九郎の島 (青空文庫)
久生十蘭 藤九郎の島 藤九郎の島 久生十蘭享保四年の秋、遠州 新居 ( あらい ) の 筒山船 ( つつやまぶね ) に船頭太夫以下、 楫取かじとり ) 、 水夫 ( かこ ) 十二...
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江見水蔭 悪因縁の怨 (青空文庫)
そいつは何よりだ。琵琶代り三味線でも引いてくれるかね」と市助少々酔っていた。 「いえ、そんな意気筋の女では御座いません。船頭の娘ですがね」 「船頭の娘なら、 頓兵衛 ( とんべえ ) の内のお 船...
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原民喜 潮干狩 (青空文庫)
流れてゐて、水の中に黒いが並んでゐた。二三間ばかり石を伝つて行くと、船やボート五六艘繋がれてゐた。父は屋根のある船の中の人に対つて何か云つてゐた。すると、船の中から船頭出て来て、隣に...
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永井荷風 町中の月 (青空文庫)
でもおよみなせへまし。」 客「歌どころか寝言も言へねへ。」 船頭左様 ( さう ) でもごぜへますめへ。秀八と 寝言 ( ねごと ) の手がありやアしませんかね。」 客「大違ひ/\。」 船「 御簾 ( みす ) にな...
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泉鏡花 草迷宮 (青空文庫)
つ ) き、船頭は 舳 ( みよし ) に立って、下りろ、危い、と声を懸ける実際魔所でなくとも、大崩壊の絶頂薬研 ( やげん ) を 俯向 ( うつむ ) けに伏せたようで、 跨 ( また ) ぐと...
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泉鏡花 葛飾砂子 (青空文庫)
曲折至る処、潮、満々と 湛 ( たた ) えている、そして 早船乗 ( はやぶねのり ) の 頬冠ほおかぶり ) をした船頭は、かかる 夜 ( よ ) のひっそりしたに声を立てて艪をぎいーぎい。 砂利...
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森鴎外 山椒大夫 (青空文庫)
づな ) を解いている船頭がある。船頭山岡大夫で、客はゆうべ大夫の家に泊った主従四人旅人である。 応化 ( おうげのはし ) の下で山岡大夫出逢った母親子供二人とは、女中 姥竹 ( うば...
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川の中へ飛び込んだ眼前その人物の挙動を見ると、その気配だけで、たしかに気の短い男であるべき証跡歴々たるものでありますかくばかり悠々閑々たる渡し舟船頭のスロモぶりに 堪忍かんにん ) がなり難く、堪忍がなり難いと共に、その爆発した 癇癖...
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芥川龍之介 鴨猟 (青空文庫)
も朝早く本所の一ノの側の船宿落合い、そこから発動機船仕立てさせて大川をくだったと覚えている。小杉君や神代君は何れも 錚々そうそう ) たる狩猟家である。おまけに僕等の船の船頭一人も矢張り猟の名人ということである。しか...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/43366_26100.html
流るゝなり 天の摂理に従へば 古き新し押しながされて 海に入るなり 一銭蒸気五銭となり つひに争議起るなり あゝ、忙し市民のためには 渡るには長すぎ せつかち船頭にとつては 水の...
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牧野信一 城ヶ島の春 (青空文庫)
過ぎるひかりばかりがさんさんたるであつた。 「大層なものを獲つたね。生きてゐるぢやないか……」 渡し場船頭がなれ/\しく言葉をかけ、どうやら前の晩の酒場の友らしいのであるが、わたしには一向に見覺えもないのであつた。浚渫...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/1891_7611.html
與謝野晶子 初島紀行 (青空文庫)
出し合つて、十圓駄菓子大きな五つの袋に詰め貰ひました。 十時に船が出ました。船宿から座蒲團を持つて來なかつたので、帆を二つに折つて敷いた上へ坐りました。船頭は若い逞しい人達ばかりが六人選ばれて居ます。四...
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