「自我」を含む用例
・辻潤 錯覚自我説 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000159/files/855_21058.html
・宮本百合子 自我の足かせ (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2989_10095.html
・坂口安吾 日本精神 (青空文庫)
説を書くに当つて特に自己を意識することが甚だ危険であることゝ同然である。 我々は小説を書くに当つて自我を意識する結果、小説は自我によつて限定され、自我の領域と通路の中でしか物がいへない状態になる。もと/\我々は如何に自我に無意識であらうとも、結局小説の最後においては自我...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42991_21275.html
・宮本百合子 文学精神と批判精神 (青空文庫)
その文学の本質に対立する社会的層から発せられていたという事実である。プロレタリア文学はその創作方法において大衆を対象としているものであったし、それと対立する所謂純文学は、従来の個人主義に立っての個人の文学の主張であり、それにふさわしい創作方法として対象は自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2825_8916.html
・中原中也 夭折した富永 (青空文庫)
ただ友人とのみ考へるなら、余りに肉親的な彼の温柔性に 辟易 ( へきえき ) しなければならない破目になるだらう。さしづめ、彼は教養ある「姉さん」なのだが、しかしそれにしては、ほんの少しながら物質観味の混つた、自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/47355_30915.html
・歪んだ不具な醜婦 (Wikisource)
ゝく激怒にふるえる日! 死は無残に醜骸を天日の下にさらす 自我のみにくい腐臭を放つて 青蝿とみゝずによつて土に帰る 空に帰る————絶無! けれ共 強烈な爆煙の中に歪んだ不具な醜婦は 私の胸をひきとらへる! [ 編集 ] 解題...
ja.wikisource.org/wiki/歪んだ不具な醜婦
・宮本百合子 生きつつある自意識 (青空文庫)
公個人の内的経験だけを主として辿って人間形成を描いている。些細な個人的モメントによって展開されてゆく人格形成——自我の確立と拡大、完成への過程を描いている。デュガールは、第一次ヨーロッパ大戦を終ったあとのフランスで、ファ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2990_10097.html
・萩原朔太郎 詩の原理 (青空文庫)
の点での認識を判然さすべく、究極まで徹底的にやって行こう。そもそも芸術上に於ける主観的態度とは何だろうか。客観的態度とは何だろうか。 此処 ( ここ ) で始めから分明している一つのことは、主観が「自我」を意味しており、客観...
www.aozora.gr.jp/cards/000067/files/2843_26253.html
・坂口安吾 インテリの感傷 (青空文庫)
や森田草平氏の過去の思弁生活に於ける実質をもとめれば、彼らがその専門的学識に残した業績が、ほゞゼロに等しいヤワなものであったことは疑えない。センチメンタルであり、純情的であるが、プラトンやアリストテレスが常にエゴというものを、純粋自我...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43150_27500.html
・宮本百合子 「敗北の文学」について (青空文庫)
敗北の文学 「小ブルジョアジイの諸属性の中で「自我に関する思索」こそが基本的な一線であることを知るのである。」p.16 しかし、小ブルジョアジーの世界観の枠内にとどまっている以上、思索する「自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/4240_14819.html
・大杉栄 生の拡充 (青空文庫)
は広義と狭義とがある。僕は今そのもっとも狭い個人の生の義をとる。この生の神髄はすなわち自我である。そして自我とは要するに一種の力である。力学上の力の法則に従う一種の力である。 力はただちに動作となって現れねばならぬ。何と...
www.aozora.gr.jp/cards/000169/files/2312_13472.html
・辻潤 自分だけの世界 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000159/files/853_15049.html
・森鴎外 文芸の主義 (青空文庫)
個人主義が破壊するものではない。 Stirner(マックス・シュティルナー)の人生観のように、あらゆる観念を破壊して、跡に自我ばかりを残したものがあって、それを個人主義とも名づけたことがある。あれは無政府主義の土台になっている。しかしあれは自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/2396_7058.html
・中井正一 レンズとフィルム ——それも一つの性格である—— (青空文庫)
的個人の究まれる終結、何ものに対しても残留する懐疑の重さ、聖にまでももたらされたる憂愁、いわばそれは自我の破産である。カントの理性を導火とし、フィヒテの自我を爆薬とし、ルッソーの自然を坑道とし、フラ...
www.aozora.gr.jp/cards/001166/files/43820_38562.html
・宮本百合子 文学における今日の日本的なるもの (青空文庫)
の文学の事情にまで連綿として実によく明治というものの複雑な歴史的本質を語っていると思う。 ヨーロッパの文明開化は、人間の合理性や社会性の自覚、人格、個性、自我の自覚の刺戟を伴って、ガス燈と共に我々の父たちの精神に入って来た。然し...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2765_8775.html
・宮本百合子 平坦ならぬ道 ——国民文学にふれて—— (青空文庫)
のこととしてその呼び声にも様々の過渡的な制約を加えざるを得ない。 日本の今日の文学が、国民文学という響は総量的である声の前に一層まとまりない自身の姿を示していることには、一朝一夕でない理由があると思う。 小市民的な発生の歴史をもった日本の純文学というものが、その文学の世界の核心であった主観的な自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2908_9174.html
・戸坂潤 辞典 (青空文庫)
ト哲学は原理によって組織的に「発生的方法」に従って展開されねばならぬ。併しそうするためには知識の根柢、諸学の基礎を論ずる「知識学」こそ真の哲学でなければならない。かくてカントの所謂物自体は絶対自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000281/files/3602_38773.html
・宮本百合子 前進的な勢力の結集 (青空文庫)
いるといったならば、彼はどんなに意外に思うであろう。そして、そういう人を憎むだろう。しかし、事実を蔽うことは出来ない。近代的文学を中心として自我の探求にあの道この道を迷った人たちも、今日では個別的な自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3462_12368.html
・上村松園 幼き頃の想い出 (青空文庫)
めました。 今更私が解き出すまでもありませんが、それは恰度「新編水滸伝」の 絵の時の出来事でございます。 絵家の北斎に対して、著者の馬琴があまり神経質にいろんな執筆上の注文を頻発するものですから、自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000355/files/47301_32083.html
の民主的能力の典型としてのソヴェト社会に対する支持もそのテーマの一つです。それらの一つとして古い私小説から社会小説への解放があります。ブルジョア文学の私小説では自我というものを問題にして来ました。ちょうど『近代文学』の人達が敗戦ののあとすぐ日本文学における「自我」の問...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2998_10113.html
・原民喜 死と愛と孤独 (青空文庫)
て私の文学が今後どのやうに変貌してゆくにしろ、私の自我像に題する言葉は、 死と愛と孤独 恐らくこの三つの言葉になるだらう。……十数年も着古した薄いオーバーのポケツトに両手を突込んで、九段の濠に添ふ夕暮の路を私はひとりとぼとぼ歩いてゐる。 底本...
www.aozora.gr.jp/cards/000293/files/4772_6670.html
・宮本百合子 心から送る拍手 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/15990_28858.html
・坂口安吾 後記にかえて〔『教祖の文学』〕 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42832_26849.html
・石川三四郎 社会的分業論 (青空文庫)
の慾望は分業制生起の一要素にはなるであらうが、それには他の条件が備はらねばならぬ。即ち幸福の慾望が自我意識の覚醒に伴はなければならない。デユルケムは「分業は社会の積量と密度とによつて直ちに変化する。そし...
www.aozora.gr.jp/cards/001170/files/46454_25645.html
・大杉栄 鎖工場 (青空文庫)
いわゆる未知数の大部分は人間そのものである。生の発展そのものである。生の能力そのものである。さらに詳しく言えば、自我の能力、自我の権威を自覚して、その飽くところなき発展のために闘う、努力そのものである。 経済的行程が、俺達...
www.aozora.gr.jp/cards/000169/files/1007_20610.html
・与謝野晶子 婦人改造の基礎的考察 (青空文庫)
問題は如何に改造すれば好いかという点から始まります。 この点について、私は初めに「自我発展主義」を以て改造の基礎条件の第一とする者です。人間の個性を予め決定的に一方へ抑圧することなく、それを欲するまま、伸びるまま、堪えるがままに、四方八方へ円満自由に発展させることが自我...
www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/3639_6549.html
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/4228_14807.html
・坂口安吾 咢堂小論 (青空文庫)
総理大臣よりもましである見込みもない。之を文学にたとへれば、文学理論家であつて、小説の書けない男であり、小説が書けないといふ意味は芸術的な筆力がないといふだけでなく、一応の理論はあるが究極的な自我省察が欠けてゐるといふ意味でもある。日本...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42886_23088.html
・蒲原有明 緑蔭叢書創刊期 (青空文庫)
主義運動の風潮が急であつたといふことは認めておかねばならぬ形勢であつたとしても、その潮流を見事に乘り切つた藤村君の意志と努力とは、自我に徹した意義に於て眞にめざましいものであつた。それゆゑに「破戒」一篇は、その藝術的完成の程度より決められる價値の上下は別問題として、ひろ...
www.aozora.gr.jp/cards/001055/files/45685_27944.html
他の用例のページ
Wikisource ブルジョワ民主主義 プロレタリア文学 アリストテレス シュティルナー センチメンタル ざるを得ない 小ブルジョア 新日本文学会 ほんの少し ブルジョア ブルジョワ ヨーロッパ リアリズム 一つとして 与謝野晶子 宮本百合子 無政府主義 石川三四郎 萩原朔太郎 という事 に於ける インテリ オーバー ソヴェト ツワイク フィヒテ フィルム フランス プラトン マックス 一朝一夕 上村松園 中井正一 中原中也 人格形成 何等かの 個人主義 出来ない 四方八方 国民文学 坂口安吾 季節外れ 平和運動 思索する 意識する 文学理論 文明開化 日本文学 森田草平 死の勝利 社会小説 総理大臣 自然主義 蒲原有明 覚え書き 近代文学 限らない この道 も一つ カント テーマ デュガ モメン ルッソ レンズ 世界観 主観的 些細な 人生観 伴って 個人的 偉大な 出来事 切つた 別問題 十二月 原民喜 合理性 呼び声 基本的 基礎的 大杉栄 大部分 姉さん 客観的 専門的 小市民 幻想的 形而上 徹底的 心から 想い出 戸坂潤 文学者 日本的 最後に 未知数 森鴎外 歪んだ 歴史的 民主的 水滸伝 決定的 無意識 物自体 着古し 知識学 破壊者 社会人 社会性 社会的 神経質 私小説 究極的 第一次 純文学 組織的 経済的 自意識 芸術的 要する 見込み 言えば 講演会 足かせ 近代的 連綿と 運動の 過渡的 青鞜社 一九 一切 一方 一種 一篇 一線 三人 不具 世界 両手 中心 主催 主張 主義 主観 主題 九段 事実 事情 二十 五日 人格 人物 人間 今後 今日 修得 俺達 個人 個別 個性 典型 内的 円満 分明 分業 分裂 判然 制約 刺戟 前進 創作 創刊 力学 努力 動作 勢力 北斎 十数 原理 参考 友人 叢書 同然 哲学 問題 土台 坑道 執筆 基礎 変化 変貌 夕暮 大戦 大衆 天日 夭折 女性 婦人 孤独 学識 完成 実質 客観 密度 富永 対立 対象 導火 小説 小論 属性 工場 巨匠 平坦 広義 底本 強烈 当時 形勢 形成 影響 彼等 後記 従来 思弁 思想 思索 性格 恋愛 恰度 意志 意義 意識 感傷 態度 憂愁 懐疑 所謂 批判 抑圧 拍手 拡充 拡大 探求 支持 支配 改造 政治 敗北 敗戦 教祖 教養 文学 文芸 新編 方法 日本 明治 時期 本質 条件 枠内 核心 根柢 格闘 業績 権威 歓喜 此処 歴史 残留 民主 永遠 法則 注文 浪漫 温柔 潮流 激怒 無残 煤煙 爆煙 爆薬 物質 狭義 現代 理性 理由 理論 生存 生起 男性 痛感 発展 発生 省察 真裸 知識 破壊 破戒 破産 破目 確立 社会 神髄 程度 積量 究極 突込 第一 筆力 精神 純情 終結 経験 結局 結果 結集 統一 絶対 絶無 総量 緑蔭 編集 考察 肉親 能力 腐臭 自分 自己 自我 自覚 自身 芸術 著者 藤村 行程 要素 覚醒 観念 解放 解題 言葉 認識 読者 講演 辞典 辟易 辻潤 通路 過去 過程 醜婦 錯覚 限定 青蝿 革命 領域 頻発 風潮 馬琴