「聞き」を含む用例
・泉鏡花 聞きたるまゝ (青空文庫)
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・吉備大臣入唐絵巻 (Wikisource)
子孫は官位ははべりやと云ふ。大臣、詳しく有様を語るを聞きて、鬼、大きに喜びて曰く、この恩には、この国のことを皆、語りまうさむと思ふなり、と云ふ。大臣、喜びて、最も大切なりと云ふに、夜明けなむとすれば、鬼、帰りぬ。 [ 編集...
ja.wikisource.org/wiki/吉備大臣入唐絵巻
・竹取物語 (Wikisource)
とりになると、顏《かほ》を隱《かく》しましたが、初《はじ》めにちらと御覽《ごらん》になつて、聞《き》いたよりも美人《びじん》と思《おぼ》し召《め》されて、 「逃《に》げても許《ゆる》さぬ。宮中《きゆうちゆう》に連...
ja.wikisource.org/wiki/竹取物語
・天にはさかえ (Wikisource)
はさかえみ神にあれや 地にはやすき人にあれやと み使いたちのたたうる歌を 聞きて諸人共に喜び 今ぞ生まれし君をたたえよ 2. さだめたまいし救いのときに 神のみ座をはなれて降り み霊によりて(いやしき賎の) 処女...
ja.wikisource.org/wiki/天にはさかえ
・打盤 (Wikisource)
《 をはら 》 の 里 《 さと 》 に聞き馴れし、 梟 《 ふくろ 》 の鳥の宵だくみ、早や 摺 《 す 》 り置けと世話やきし、糊附け物の 忙 《 せわ 》 しさも、 今日 《 けふ 》 の 日和...
ja.wikisource.org/wiki/打盤
・樋口一葉 すゞろごと (青空文庫)
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・田村松魚 幕末維新懐古談 田村松魚の言葉 (青空文庫)
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・我は海の子 (Wikisource)
れて潮にゆあみして、 波を子守の歌と聞き、 千里寄せくる海の氣を 吸ひてわらべとなりにけり。 高く鼻つくいその香に、 不斷の花のかをりあり。 なぎさの松に吹く風を、 いみじき樂と我は聞く。 丈餘のろかい操りて、 行手...
ja.wikisource.org/wiki/我は海の子
・土佐日記 (Wikisource)
にこはむ。そらごとをして、おぎのりわざをして、ぜにももてこずおのれだにこず」。 これならず多かれども書かず。これらを人の笑ふを聞きて、海は荒るれども心は少しなぎぬ。かくゆきくらして泊にいたりて、おき...
ja.wikisource.org/wiki/土佐日記
・正岡子規 旅 (青空文庫)
にもあらぬ質朴の田舎かたぎ、おとなしきが気に入つて、財布の底を払ひたるもをかしく、帰りがけに名を聞きしがそれも忘れける。鯖名といふ温泉にて雨にふられ、旅のうさ今更覚えけるを、廓ありと聞きて、宿屋の庭下駄に知らぬ 闇路 ( やみ...
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・枕草子/第六段 (Wikisource)
れがりなどする夕つ方、いみじげに腫れ、あさましげなる犬の、侘しげなるが、わななきありければ、「翁丸か。このごろ、かかる犬やは歩く」といふに、「翁丸」といへど、聞きも入れず。「それ」ともいひ、「あえず」とも口々申せば、「右近...
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・薄田泣菫 茶立虫 (青空文庫)
前脚の脛に聴覚をもつてゐるので、夜分草葉や土くれの蔭に、体はぢつとしてゐて、唯前脚を動かすばかりで、おかめ蟋蟀の「りいりい。」閻魔蟋蟀の「ひり、ひり。」、草ひばりの「すえりひ、りひ、りひ。」馬追虫の「すゐつちよ。」を聞きわけて、それ...
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・恐怖に変色せし魂 (Wikisource)
して 頭上に叱声を聞き 怯へつゝも 憤りのがれ去る わが感情! わが生活! さて今! うろたへ 悌泣し 苦しげにも息づく悪戯を 見よ! かの高き屋上より インキの如く青く たちまち黒く 石だゝみの上には 硬直...
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にバタその他必要な程度のものの入った小さなバスケット一つに、折畳みの簡単なベッドに毛布これだけで自分が望む土地への避暑ができるのですから頗る手軽で愉快な方法です。海辺はどうも日本も同じで余り風儀がよくないため、やはり山へ行く人の方が多いようです。都会の夏を避けて溪流の音を聞き...
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・大町桂月 牛經 (青空文庫)
たは振つたるよな、人もあらうに、蜀山人を振るとは、さて/\殘念なることをしたるものかなといふ。振つたりと聞きて驚き、蜀山人と聞きて、猶更驚き、膝を進め、腰を搖がして、その故を問へば、牛は何と鳴くぞ、もう/\、狐は...
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・枕草子/第二十二段 (Wikisource)
じうすさまじけれ。 除目 (じもく)に司得ぬ人の家。今年は必ずと聞きて、はやうありし者どもの、ほかほかなりつる、田舎だちたる所に住む者どもなど、皆集まり来て、出で入る車の轅もひまなく見え、もの詣でする供に、我も...
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・中里介山 大菩薩峠 鈴慕の巻 (青空文庫)
竹 ( じざいだけ ) の太いのにからみついて落ちようとしている。 そこで、弁信は、熊の皮の毛皮でもあるような敷物をしき込んで、寂然として、何物にかしきりに耳を傾けているのであります。 特に念を入れて何物をか聞き...
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・南部修太郎 霧の夜に (青空文庫)
肥つた體を搖す振つて豪傑笑ひをしながら、連れの男を振り返つた。「何しろ、チタの監獄で聞き覺えたきりなんだ。それももう十五六年前と來ちやあ、忘れるのも無理はないよ……」彼は割れるやうなだみ聲で得意らしくかう云つて、ウ井...
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・宮城道雄 春雨 (青空文庫)
宮城道雄 春雨 春雨 宮城道雄 家の者が、「座右寶」に梅原氏の絵が出ていると言うので、私はさわらせて貰った。さわってみても私に絵がわかる筈はないが、それでもやはりさわってみたい。いろいろと説明を聞き...
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・太宰治 市井喧争 (青空文庫)
の言いかたをしちゃ、いけないよ。」 「へん。こごとを聞きに来たようなものだ。お互い、一対一じゃねえか。五厘でも、一銭でも、もうけさせてもらったら、私は商人だ。どんなにでも、へえへえしてあげるが、そうでもなけれあ、何も...
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・原民喜 比喩 (青空文庫)
君を軽蔑してゐるのだが、ただ便宜上交際ってるのだよ。」と一人は腹の底でさう囁いたが、口に出しては云はなかった。仮りにこんなことが平気で云へて、相手も平気で聞き流して呉れたら、さぞ面白いだらうに、と彼は腹の底で妄想した。相手...
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・北大路魯山人 筆にも口にもつくす (青空文庫)
があればできるはずだ。いや、やらねばいられなくなるはずだ。それは方法だ、工夫だ」 「分りました。たとえば、どんなことでしょうか」 「いよいよ、君の聞きたいところへ追い込んできたね、ハハハ」 「早く聞きたいものですわ」 「では...
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・死者の書 (Wikisource)
た日の樣々な姿を、短い聯想の紐に貫いて行く。さうして明るい意思が、彼の人の死枯(シニガ)れたからだに、再立ち直つて來た。 耳面刀自。おれが見たのは、唯一目――唯一度だ。だが、おまへのことを聞きわたつた年月は、久し...
ja.wikisource.org/wiki/死者の書
・北村透谷 鬼心非鬼心 (実聞) (青空文庫)
に二銭を省くことを得べきに」なりし。之を聞きたる 小娘 ( むすめ ) は左までに怪しみもせざりし。その容貌にも殊更に思はるゝところはあらざりしとなむ。 このあたりの名寺なる東禅寺は境広く、樹古く、陰欝として 深山 ( しん...
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・紀貫之 土佐日記 (青空文庫)
薄にて手をきるきる、つんだる菜を、親やまほるらむ、姑やくふらむ。かへらや。よんべのうなゐもがな。ぜにこはむ。そらごとをして、おぎのりわざをして、ぜにももてこずおのれだにこず」。 これならず多かれども(もイ無)書かず。これらを人の笑ふを聞き...
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・James (電網聖書)
www.cozoh.org/denmo/James.htm
・芥川龍之介 尾形了斎覚え書 (青空文庫)
てう ) 、 伊留満 ( いるまん ) 共相従へ、隣村より篠宅へ参り、同人 懺悔 ( こひさん ) 聞き届け候上、一同宗門仏に加持致し、或は異香を 焚 ( た ) き 薫 ( くゆ ) らし、或は神水を振り 濺...
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・豊島与志雄 コーカサスの禿鷹 (青空文庫)
霊達にはすぐわしが言いきかしてやるから」 禿鷹 ( はげたか ) は初め、山の神から一番高い山を聞き出すつもりでしたが、話がそんなふうになって、とうとう聞きそびれてしまいました。けれども、山の霊達がいばりさえしなければ、山の霊達から聞き...
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いかに罪なき子なるかを繰り返して語り給ひぬ。われはこれを聞きしが、この物語はいたくわが心に 協 ( かな ) ひたり。わが罪なきことは 固 ( もと ) よりこれがために前には及ばずなりぬ。人の意を迎へて自ら喜ぶ 性 ( さが ) の種は、この...
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・上田敏 『新訳源氏物語』初版の序 (青空文庫)
( きたどの ) こそ聞き給へや」とあるには、 半蔀几帳 ( はじとみきちょう ) の屋内より出でて、忽ち 築地 ( ついじ ) 、 透垣 ( すいがい ) の外を 瞥見 ( べっけん ) する...
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