「老若男女」を含む用例
・岸田國士 飯田の町に寄す (青空文庫)
たにたゝず 粛然として古城の如く丘にたつ町 飯田 ゆたかなる町 財に貧富あれども 身に貴賤ありとおぼへず 一什一器かりそめになく 老若男女、みなそれぞれの詩と哲学とをもつ町 飯田 ゆかしき町 家々...
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・岸田國士 苦労人クウルトリイヌについて (青空文庫)
奔放自在なフアンテジイは、人生の悲痛な半面を描くに際しても、常に、朗らかな心境と豊かな生活力を反映させてゐる。老若男女を問はず、苟くも、「人生を批判する興味」を興味とするほどのものは、挙げて彼の作品に傾倒する所以である。 底本...
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・岸田國士 巴里の新年 (青空文庫)
し当つた当人はてれくさいので、わざとみんなの期待通りには選ばなかつたりする。かうして、老若男女、無邪気に一日を楽しむこの日だけが、ちよつと日本の正月のカルタ会の空気などを思はせられる唯一のものだつた。 底本:「岸田國士全集22」岩波...
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・寺田寅彦 鴉と唱歌 (青空文庫)
寺田寅彦 鴉と唱歌 鴉と唱歌 寺田寅彦 帝劇でドイツ映画「ブロンドの夢」というのを見た。途中から見ただけではあるし、別に大して面白い映画とも思われなかったが、その中の一場面としてこの映画の主役となる老若男女...
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・伊丹万作 映画の普及力とは (青空文庫)
し本願寺さんほどのクラスは日本の中に何パーセントもありはしないからトーキーというものは家庭を単位とする場合その普及率はゼロにちかい。 しかし映画は元来館を単位として成長を遂げてきたものであるから、何もわざわざ家庭の中にまで侵入して行かなくても、毎日館を掃除して待つてさえいれば老若男女...
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・長谷川時雨 きもの (青空文庫)
を竪に二ツにすれば出来る、老若男女、いづれもおなじ、こんなにはつきりしたものはない。」 と、昔の人の頭のよさを、また思ひ直した。 反物は、近頃こそ袖が長くなつたので、三丈とか、三丈三寸とか五寸もあるのがあるが、明治...
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・宮本百合子 二人の弟たちへのたより (青空文庫)
人ほどの人々が上京したそうでした。電車の中にも省線のなかにも胸に しるし をつけた老若男女の姿があって、古風な紋付羽織を着たお父さんにつれられて、赤ちゃんを抱いた黒紋付の若い女のひとの姿などは、特に人々の眼をひきました。夜は、星空...
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・碑文 (青空文庫)
日に市民の死者が急激に増加した。それら死者の顔は老若男女に拘らず、皆一様に老耄の相に変つてゐて、歯は揺るぎ、窪んだ肉の影には岩のやうに疥癬の巣を張らせ、さうして、彼らの頭髪は引けば茄だつた 芋毛のやうにぼく/\と※れて来た。 或る...
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・芥川龍之介 動物園 (青空文庫)
らい ) の 老若男女 ( らうにやくなんによ ) を、揚々と見 下 ( おろ ) して 御出 ( おい ) でになる。さうしてその宮殿下の、軍服を召した 御胸 ( おむね ) には、恐れながら白い 鴉...
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・寺田寅彦 KからQまで (青空文庫)
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・芥川龍之介 おぎん (青空文庫)
教を捨てるとなった時には、天主の何たるかをわきまえない見物の 老若男女 ( ろうにゃくなんにょ ) さえも、ことごとく彼等を憎んだと云う。これは 折角 ( せっかく ) の 火炙 ( ひあぶ ) りも何も、見そこなった 遺恨...
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・岸田國士 国防と文化 (青空文庫)
の歴史のみが保証することはできません。今日たゞいまの日本人は、職域の如何を問はず、老若男女を問はず、唯の一人と雖も、日本人の日本人たる所以、即ち、高い、豊かな、力強い文化の創造者たる責任を忘れてはならないのであります。 それ...
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・九鬼周造 外来語所感 (青空文庫)
うちん ) や幕で美しく飾られていた。踊はまだ始まっていなかったが老若男女がかなり集まっていた。私には少年時代に父に伴われて有馬温泉の近在で見た盆踊のことが懐しく思い出された。するとすぐわきに「 蠅取 ( はえ...
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・宮本百合子 列のこころ (青空文庫)
も云えない光景だったとそれをみた人が印象をつたえた。予定した汽車に乗れないどころか、いつの汽車にのれるか当もないのに、しかし列をはなれたら金輪際切符は買えないのだから暑中の歩道に荷物を足元におき、或はそれに腰かけて苦しそうに待っている老若男女の姿は、確に...
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・坂口安吾 群集の人 (青空文庫)
時は流されるままに漂うて同じ道を戻つてみたり其他様々な態度を用ひた。又或時は逍遥の群衆から二三の人を選び出して、乗物で見えなくなるまで追跡したりすることもあつた。老若男女を問はず若干の好奇心や好感の動いた場合にすることであるが、それとても無論軽い其場限りの悪戯で、その...
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・西田幾多郎 我が子の死 (青空文庫)
前にて凡て同一の霊魂である。オルカニヤの作といい伝えている画に、死の神が老若男女、あらゆる種々の人を捕え来りて、帝王も乞食もみな 一堆 ( いったい ) の中に積み重ねているのがある、 栄辱 ( えいじょく ) 得失...
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・沖野岩三郎 バークレーより (青空文庫)
で考えついたのが、此のカムパニールと、大きな校門とであった。高塔は文学の象徴であり、校門は歴史の標号である。毎日毎日三百七 呎 ( フィート ) の高塔から美しい鐘の音が音楽となって鳴り響く。夜も昼も無数の老若男女...
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・芥川龍之介 誘惑 ——或シナリオ—— (青空文庫)
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・岸田國士 劇壇暗黒の弁 (青空文庫)
テリ階級の娯楽としてのみ取扱はれるかもしれないが、要するに、西洋では、老若男女、みな一様に興味をもつところの芝居、例へば、仏蘭西でなら、小はクウルトリィヌの一幕物、大はポルト・リシュの心理劇を初めとし、やや、質は落ちるが、バタイユの人情劇とか、ベル...
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・宮本百合子 ことの真実 (青空文庫)
の子をつれて徒歩でステーションに向う著者にトラックの砂塵をあびせ、列車に優先してのりこみ、ときには飛行機をとばして行方のわからない高官の家族の所在をさがさせまでした。が、八月十五日から数日たってやっと降伏した知らせが届いた満蒙奥地の開拓移民団の正直な老若男女が、こと...
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・岸田國士 日本人のたしなみ (青空文庫)
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・正岡容 初代桂春団治研究 (青空文庫)
ときは鳶いろ朽いろの芸風であつたゝめ容易に名人の花冠を与へられた幸福人とおもふ。流石に伊藤痴遊は「痴遊随筆それからそれ」の「講談と落語」の中では、先代小さんをば「落語としては慥に巧い方ではある」が、老若男女の描写はできず「三十前後の、少し調子の脱れた職人体」のものゝほか「使ひ...
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・北村透谷 三日幻境 (青空文庫)
は山間の一温泉塲なり、むかし蒼海と手を携へて 爰 ( こゝ ) に遊びし事あり、巌に 滴 ( したゝ ) る 涓水 ( けんすゐ ) に鉱気ありければ、これを浴室にうつし、 薪火 ( しんくわ ) をもて暖めつゝ、近郷近里の老若男女...
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・豊島与志雄 広場のベンチ (青空文庫)
平和な民衆の気持ちに通じるものがあった。 伯母が暮してる田舎では、盆踊りの囃に、三味線ではなく太鼓が使われるのだった。太鼓の音につれて、老若男女が夜更けまで踊り楽しみ、その円舞の中央に明るく焚火が燃え続けるのである。 十内...
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・木村荘八 両国今昔 (青空文庫)
チヨン髷を載せてゐられる特殊稼業なのだから、出来るならば袴なんかもつけない方がいゝんぢやないかと思ふ。 所詮ぼくなんかの門前の小僧の記憶も、常陸山・梅ヶ谷の時代に中心があるやうである。——その時分、われわれ両国界隈の人間にとつては、老若男女...
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・北大路魯山人 日本料理の基礎観念 (青空文庫)
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・岡本綺堂 中国怪奇小説集 白猿伝・其他 (青空文庫)
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・加藤道夫 なよたけ (青空文庫)
( おきな ) ) なよたけ 雨彦 こがねまる 蝗麻呂 ( いなごまろ ) けらお 胡蝶 ( こちょう ) みのり 衛門の妻(声のみ) 陰陽師 ( おんようじ ) 侍臣 ( じしん ) その他平安人の老若男女...
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・芥川龍之介 竜 (青空文庫)
世間の評判を聞きますと、その日そこに居合せた 老若男女 ( ろうにゃくなんにょ ) は、大抵皆雲の中に黒竜の天へ昇る姿を見たと申す事でございました。 「その後恵印は何かの 拍子 ( ひょうし ) に、実はあの建札は自分の 悪戯...
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