「米倉」を含む用例
・浅草文庫 (Wikisource)
議場に充つべき適当の建物なく、幸ひ文部省所管、湯島の書籍館の閲覧室は、議場に代用し得べければ、七年七月三十一日に、書籍館の所蔵図書を、浅草蔵前なる須賀橋に近きもと米倉地内に移し(明治九年二月免許、明細東京全図、浅草...
ja.wikisource.org/wiki/浅草文庫
・浜尾四郎 黄昏の告白 (青空文庫)
二の年をこうやって彼は暮した。一つの作をも発表しないで、 否 ( いな ) 発表し得ないで。 なぜ彼がかくもあせったか。 大川には有力な競争者が現われたのである。 米倉 ( よねくら ) 三造の出現がそれであった。 米倉...
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・片山廣子 三本の棗 (青空文庫)
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・林芙美子 秋果 (青空文庫)
を上海ですごして、もんは店で知りあつた女友達と二人で蘇州の日本人のデパートに勤めに行つてみたけれど、こゝでももんは落ちつかなかつた。時々工藤のことを思ひ出した。蘇州にゐる間に、土地開發會社の社員だと云ふ米倉...
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・木村荘八 柳橋考 (青空文庫)
でも兎に角この堀に橋が、元柳橋がかゝつてゐたのである。 矢の倉は八の倉の転訛だといふことであるが、米沢町といふ町名といひ、昔その辺へ深く鍵の手に浸入した薬研堀の用途は、そこに御米倉が立並んだので、大川...
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・長谷川時雨 花火と大川端 (青空文庫)
堀川に天文臺のあつたといふ古跡も私たちは知らなかつた。 幕府の米倉は、 藏前 ( くらまへ ) 須賀橋から厩橋まで建つづき、大川に添つて、南北三百二十間、東北百三十間面積三萬六千六百餘歩と記されてゐる。八つの渠があつて、船の出入りを便にした。この...
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・三遊亭円朝 七福神詣 (青空文庫)
( さう ) があります、それに 深川 ( ふかがは ) の 福住町 ( ふくずみちやう ) の 本宅 ( ほんたく ) は 悉皆 ( みな ) 米倉 ( こめぐら ) で 取囲 ( とりまい ) てあ...
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・野口雨情 青い眼の人形 (青空文庫)
上の 三日月さんは 細いこと つむいだ糸より 細いこと 薄に切られた 薄に切られた 雀の酒盛り 雀が 米倉 建てたとサ なーんのこツた なーんのこツた みそさざい 畑さ 干物 ほしたとサ 見たのか 見た...
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・岡本かの子 老主の一時期 (青空文庫)
内のありとあらゆる倉々の 俤 ( おもかげ ) が彼の眼の前で 躍 ( おど ) り始めた。黒塗りに光る 醤油 ( しょうゆ ) 倉、 腰板鎧 ( こしいたよろい ) の 味噌 ( みそ ) 倉、そのほか 厳丈 ( がん...
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・菊池寛 島原の乱 (青空文庫)
に慣れて居る藩士達も徒らに奔命に疲れるばかりでなく、諸処に討死をする。一揆の方では三会村の藩の米倉を奪取しようとさえした。 隣国の熊本藩、佐賀藩では急を聞いて援軍各々数千を国境にまで出したが、国境以外は幕命がなければ兵を進めることは法度である。豊後...
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・国木田独歩 武蔵野 (青空文庫)
どり ) が時をつくる、それが米倉の壁や杉の森や林や藪に 籠 ( こも ) って、ほがらかに聞こえる。堤の上にも 家鶏 ( にわとり ) の群が幾組となく桜の陰などに遊んでいる。水上を遠く眺めると、一直...
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・国木田独歩 女難 (青空文庫)
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・森鴎外 護持院原の敵討 (青空文庫)
漢とも云えば云われる、住所不定の男のありかを、日本国中で捜そうとするのは、米倉の中の米粒一つを捜すようなものである。どの俵に手を着けて好いか分からない。然しそれ程の 覚束 ( おぼつか ) ない事が、一方から見れば、是非...
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・南方熊楠 十二支考 田原藤太竜宮入りの話 (青空文庫)
は蛇が鼠を 啖 ( くろ ) うて、庫を守るより出た事か、今も日本に米倉中の蛇を、宇賀神など唱え、殺すを忌む者多し。 『外国事』にいう、 毘呵羅 ( ひから ) 寺に神竜ありて、倉中に往来す、奴米を取る時、竜...
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・夢野久作 いなか、の、じけん (青空文庫)
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・豊島与志雄 霧の中 ——「正夫の世界」—— (青空文庫)
いろな虫がいた。美しい蜘蛛が網を張っていた。蛞蝓や蚯蚓のようなぬるぬるしたものは、ぞっとするほど嫌だったが、蜥蜴の綺麗な色には長く見とれたし、蛇には妙にひきつけられた。大きな蛇がいるという話だった。米倉の主で、鼠を...
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・林不忘 魔像 新版大岡政談 (青空文庫)
泣き加納と何かささやきながら、よろけるようにして往くのが 米倉丹後守 ( よねくらたんごのかみ ) である。足が悪いのである。すぐ後から安藤 対馬守 ( つしまのかみ ) が、頭脳のなかで 謡曲 ( うたい ) でも 復習 ( さら...
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