「童」を含む用例
・芥川龍之介 往生絵巻 (青空文庫)
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・泉鏡花 山の手小景 (青空文庫)
童 ( わつぱ ) がある。 嬉 ( うれ ) しくツて/\、 雀躍 ( こをどり ) をするやうな 足 ( あし ) どりで、「やつちあ 場 ( ば ) ア 負 ( まか ) つたい。おう、 負...
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・国木田独歩 詩想 (青空文庫)
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・国木田独歩 たき火 (青空文庫)
帰る父の 舟 ( ふね ) 遅 ( おそ ) しとまつ 逗子 ( ずし ) あたりの 童 ( わらべ ) の心、その 淋 ( さび ) しさ、うら悲しさは如何あるべき。 御最後川の岸辺に茂る 葦 ( あし...
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・芥川龍之介 好色 (青空文庫)
な気がするのに違ひない。同じ狐でも奈良坂の狐は、 三抱 ( みかか ) へもあらうと云ふ杉の木に化ける。嵯峨の狐は 牛車 ( ぎつしや ) に化ける。 高陽川 ( かやがは ) の狐は 女 ( め ) の 童 ( わら...
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・芥川龍之介 俊寛 (青空文庫)
様のその時の御姿は、——そうです。世間に伝わっているのは、「 童 ( わらわ ) かとすれば年老いてその 貌 ( かお ) にあらず、法師かと思えばまた髪は 空 ( そら ) ざまに 生 ( お ) い 上 ( あが ) りて...
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・蒲松齢 田中貢太郎訳 汪士秀 (青空文庫)
て給仕をしている者は、どれも黒褐色の衣服を着ていたが、そのうちの一人は 童 ( こども ) で、他の一人は 叟 ( としより ) のようであった。と、黄な衣服を着た者の話す声が聞えて来た。 「今晩は月がひどく 佳 ( よ...
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・国枝史郎 レモンの花の咲く丘へ (青空文庫)
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・田中貢太郎 雪女 (青空文庫)
( かお ) に気が 注 ( つ ) いたようにした。巳之吉は田舎に珍しい 童 ( びなん ) であった。 「この事を 何人 ( たれ ) にも話しちゃいけないよ、もし話したら、お前さんの命はないよ、判っ...
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・宮沢賢治 狼森と笊森、盗森 (青空文庫)
なはまるで、気違ひのやうになつて、その辺をあちこちさがしましたが、こどもらの影も見えませんでした。 そこでみんなは、てんでにすきな方へ向いて、一緒に叫びました。 「たれか 童 ( わらし ) やど...
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・芥川龍之介 地獄変 (青空文庫)
ばしら ) に御寵愛の 童 ( わらべ ) を立てた事もございますし、それから又 華陀 ( くわだ ) の術を伝へた 震旦 ( しんたん ) の僧に、 御腿 ( おんもゝ ) の 瘡 ( もがさ ) を御...
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・芥川龍之介 地獄變 (青空文庫)
までも語り草になりますやうな事が、隨分澤山にございました。 大饗 ( おほみうけ ) の引出物に 白馬 ( あをうま ) ばかりを三十頭、賜つたこともございますし、 長良 ( ながら ) の橋の 橋柱 ( はしばしら ) に御寵愛の 童...
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・宮沢賢治 種山ヶ原 (青空文庫)
り、 胃袋ぅ はいて ぎったりぎたり。 ほう。まるで、……。) 「達二。居るが。達二。」達二のお母さんが家の中で呼びました。 「あん、居る。」達二は走って行きました。 「善い 童 ( わらす ) だは...
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・国木田独歩 春の鳥 (青空文庫)
を起こしました。 イギリスの有名な詩人の詩に「 童 ( わらべ ) なりけり」というがあります。それは一人の子供が夕べごとにさびしい湖水のほとりに立って、両手の指を組み合わして、 梟 ( ふくろ ) の鳴...
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・泉鏡花 若菜のうち (青空文庫)
( さき ) の 真紫 ( まむらさき ) なのを五、六本。何、牛に乗らないだけの 仙家 ( せんか ) の 女 ( め ) の 童 ( わらわ ) の 指示 ( しめし ) である……もっと山高く、草深...
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・正岡子規 わが幼時の美感 (青空文庫)
ゲンの花太きたばにこしらえて自ら手に持ちたらんも、何となくめめしく恥かしくてちひさき女の 童 ( わらわ ) にやりたるも嬉し。 菫 ( すみれ ) は相撲取花といひて、花と花とうち違ひ、それを引ききりて首のもげたるよと笑ふなり。 蒲公英 ( たん...
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・野口雨情 枯草 (青空文庫)
野口雨情 枯草 枯草 野口雨情 [#ページの左右中央] 花も実もなき枯草の一篇わが親愛なる諸兄に捧ぐ [#改ページ] 毒も罪も 草に咲くさへ 毒の花 罪の花みな 紅からむ 羽うるはしき 例の 童...
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・国木田独歩 源おじ (青空文庫)
は庭先の掃除など命じ人らしく扱うものありしかど、永くは続かず。初めは 童 ( わらべ ) 母を慕いて泣きぬ、人人物与えて慰めたり。童は母を思わずなりぬ、人人の 慈悲 ( じひ ) は童をして母を忘れしめたるのみ。物忘れする子なりともいい、白痴...
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・紫式部 與謝野晶子訳 源氏物語 夕顔 (青空文庫)
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・森鴎外 文づかひ (青空文庫)
ものの心やさしういふなればとて 医師 ( くすし ) して 縫 ( ぬ ) はせ玉ひぬ。」 「その時よりかの 童 ( わらべ ) は城にとどまりて、 羊飼 ( ひつじかい ) となりしが、 賜 ( たま ) はり...
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・森鴎外 山椒大夫 (青空文庫)
も買う 奴 ( やっこ ) と違うて、何に使うてよいかわからぬ、珍らしい子供じゃというから、わざわざ連れて来させてみれば、色の 蒼 ( あお ) ざめた、か細い 童 ( わらわ ) どもじゃ。何に...
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・貧しき信徒 八木重吉 (青空文庫)
むしれば あたりが かるくなってくる わたしが 草をむしっているだけになってくる 童(こども) ちいさい童が むこうをむいてとんでゆく たもとを両手でひろげて かけてゆく みていたらば わくわくと たま...
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て、蒼くなつてゐる顔を 劇 ( はげ ) しくこちらへ振り向ける。そしていつもの 軽 ( かろ ) らかな足取と違つた地響のする歩き振をして返つて来る。年の寄つた奴隷と物を言はぬ 童 ( わらべ ) とが...
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・若松賤子 忘れ形見 (青空文庫)
の罪と苦痛を除き、この 期 ( ご ) におよび、慈悲の 御使 ( おんつかい ) として、 童 ( わらべ ) を 遣 ( つか ) わし玉いし事と深く信じて疑わず、いといとかしこみ謝し奉る」と。祈り終って声は一層 幽...
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・楠山正雄 夢殿 (青空文庫)
に 日羅 ( にちら ) という 貴 ( とうと ) い 坊 ( ぼう ) さんがおりましたが、きたない 童 ( わらべ ) たちの中に 太子 ( たいし ) のおいでになるのを目ざとく 見付 ( みつ...
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・岡本かの子 豆腐買い (青空文庫)
唄の調子を取りながら暫く立止まっている。 つい先頃まで流行して居たはやり唄が和訳されてもう町の 童 ( わらべ ) の唇に上っている。なんて早い日本だろう。それよりかもさきほどから弾丸のように飛出して来て敏捷の間にいくつもの 早業 ( はや...
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・岡本綺堂 蟹満寺縁起 (青空文庫)
ほとりには柳の立木あり。 (男女の 童 ( わらべ ) 三は唄い連れていず。) 唄 蛙 ( かえる ) 釣ろうか、蟹釣ろか、蓮をかぶった蛙を釣ろか、はさみを持った蟹釣ろか。 (三人は池にむかって手をたたきながら、一と...
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・芥川龍之介 藪の中 (青空文庫)
徊する盗人の中でも、女好きのやつでございます。昨年の秋 鳥部寺 ( とりべでら ) の 賓頭盧 ( びんずる ) の 後 ( うしろ ) の山に、 物詣 ( ものもう ) でに来たらしい女房が一人、 女 ( め ) の 童...
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・芥川龍之介 偸盗 (青空文庫)
町すじの荒涼としているだけに、ひときわ目に立ってなまめかしい。それにつき添った牛飼いの 童 ( わらべ ) と 雑色 ( ぞうしき ) とは、うさんらしく太郎のほうへ目をやったが、牛だけは、 角...
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