「竜」を含む用例
・芥川龍之介 竜 (青空文庫)
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・宮沢賢治 手紙 一 (青空文庫)
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・宮澤賢治 マグノリアの木 (青空文庫)
つや光る 竜 ( りゅう ) の 髯 ( ひげ ) のいちめん生えた少しのなだらに来たとき諒安はからだを 投 ( な ) げるようにしてとろとろ 睡 ( ねむ ) ってしまいました。 (これがお前の 世界...
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・泉鏡花 春昼 (青空文庫)
かにござらっせえまし。」 こうして人間同士がお静かに分れた頃には、一件はソレ 竜 ( りゅう ) の如きもの 歟 ( か ) 、 凡慮 ( ぼんりょ ) の及ぶ 処 ( ところ ) でない。 散策子は 踵 ( くびす ) を...
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・泉鏡花 伯爵の釵 (青空文庫)
つか ) なさに念を押すと、浅くて 棹 ( さお ) が届くのだから仔細ない。 但 ( ただ ) 、一ヶ所 底 ( そこ ) の知れない 深水 ( ふかみず ) の穴がある。 竜 ( たつ ) の 口 ( くち...
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・宮沢賢治 鳥をとるやなぎ (青空文庫)
ばやし ) を通って、煙山の野原に出ましたら、向うには毒ヶ森や 南晶山 ( なんしょうざん ) が、たいへん暗くそびえ、その上を雲がぎらぎら光って、 処々 ( ところどころ ) には 竜 ( りゅう ) の形...
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・泉鏡花 雛がたり (青空文庫)
( はぎ ) の馬、 飛騨 ( ひだ ) の 工匠 ( たくみ ) の 竜 ( りゅう ) までもなく、電燈を消して、 雪洞 ( ぼんぼり ) の影に見参らす雛の顔は、実際、 唯 ( と ) 瞻 ( み...
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・鈴木三重吉 湖水の鐘 (青空文庫)
何千となくならんでゐる部屋/″\が一と目に見えます。その部屋は、どれもみんな、大きなダイヤモンドやエメラルドでかざつてあつて、柱にはルービーがいくつもはまつてゐます、部屋の戸口戸口には、羽根の生えた 竜 ( りゆう ) が、二ひ...
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・林不忘 早耳三次捕物聞書 海へ帰る女 (青空文庫)
背にした女の肩に、夜の空あかりが落ちている。さらさらと砂の崩れる音がしたのは、女が一足近づいたからだ。 「人間ではない。わしは竜神の 使女 ( つかいめ ) なのじゃ。」 「あの、竜、竜神さまの——。」 「さよ...
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・林芙美子 貸家探し (青空文庫)
部屋へ寝床を敷いて寝る夜のことを考えるとあじきなかった。庭はとてもせまい。さるすべりと 八 ( や ) ツ 手 ( で ) と、 つげ の木が四、五本 植 ( うわ ) って、離れの塀ぎわには 竜 ( りゅう ) のひげが植えてあった。「一度...
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・ペロー Perrault 楠山正雄訳 眠る森のお姫さま (青空文庫)
またぎに七里ずつあるく長ぐつをはいて、かけて行ったのです。それで、 妖女 ( ようじょ ) はさっそくそこを出て、 竜 ( りゅう ) にひかせた火の車に乗ると、ちょうど一時間で、王様のお城につきました。 王様は、お手ずから、妖女...
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し、 ひつぱたきひつぱたく、河は瀕死の 態 ( てい ) となり砂原の上にのめされた。 扨エルキュルは立直り、 此の腕前を知らんかい、たはけ 奴 ( め ) が! 我猶揺籃にありし頃、二頭の 竜...
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・芥川龍之介 三つの宝 (青空文庫)
あの黒ん坊の王様にはかなわないから、みんな指を 啣 ( くわ ) えているのだとさ。 第二の農夫 おまけに欲の深い王様は、王女を人に盗まれないように、 竜 ( りゅう ) の番人を置いてあるそうだ。 主人 何、竜じゃない、兵隊...
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・伊藤左千夫 隣の嫁 (青空文庫)
から東へ二間ほどの外は 竹藪 ( たけやぶ ) で、形ばかりの四つ目垣がめぐらしてある。藪には今 藪鶯 ( やぶうぐいす ) がささやかな声に鳴いてる。垣根のもとには 竜 ( りゅう ) の 髭 ( ひげ ) が透...
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・岡倉覚三 村岡博訳 茶の本 茶の本 (青空文庫)
力によって全く粉砕せられている。世は利己、俗悪の 闇 ( やみ ) に迷っている。知識は心にやましいことをして得られ、仁は実利のために行なわれている。東西両洋は、立ち騒ぐ海に投げ入れられた二 竜 ( りゅう ) のごとく、人生...
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の防寨のうちには 竜 ( ドラゴン ) が感ぜられ、第二の防寨の背後にはスフィンクスが感ぜられた。 この二つの 砦 ( とりで ) は、クールネとバルテルミーというふたりの男によって築かれたものである。クー...
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・海野十三 怪星ガン (青空文庫)
う ) などの猛獣がすんでいて、人や弱い動物を食い殺すことはごぞんじじゃろう。それとおなじように、宇宙にはおそろしい猛獣がすんでいるのじゃ。頭が八つある大きな蛇、首が何万マイル先へとどく 竜 ( りゅ...
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・宮沢賢治 ビジテリアン大祭 (青空文庫)
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・久生十蘭 顎十郎捕物帳 捨公方 (青空文庫)
てくれる気はなくって」 「事柄によっちゃ力を貸してもいいだが、それは、いったいどんなこと」 お八重は、顎十郎の膝に手をかけて、 「ほんのちょっとしたことなの。……江戸、 竜 ( たつ ) ノ口の 評定所 ( ひょ...
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・幸田露伴 鵞鳥 (青空文庫)
はニヤリと笑った。 「誠はもとより 尊 ( たっと ) い。しかし準備もまた尊いよ。」 若崎には解釈出来なかった。 「 竜 ( りゅう ) なら竜、 虎 ( とら ) なら虎の木彫をする。 殿様 ( とのさま ) 御前...
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・佐々木味津三 右門捕物帖 血の降るへや (青空文庫)
くまなく 手燭 ( てしょく ) をさしつけて見しらべました。しかし、軸の外には血らしいものの 飛沫 ( ひまつ ) 一滴見えないのです。 「さあ、いけねえ。左 甚五郎 ( じんごろう ) の彫った 竜 ( りゅ...
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・小島烏水 不尽の高根 (青空文庫)
夜店で手に入れた天保七年の御江戸分間地図を見ると、道三橋から 竜 ( たつ ) の 口 ( くち ) 、八代洲河岸にかけて、諸大名や、林 大学頭 ( だいがくのかみ ) の御上屋敷、 定火消 ( じょうびけし ) 屋敷などが立並んでいる。その...
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・寺田寅彦 自由画稿 (青空文庫)
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・泉鏡花 二、三羽——十二、三羽 (青空文庫)
雀はどうしたろう。」ありたけの飛石——と言っても五つばかり——を 漫 ( そぞろ ) に渡ると、 湿 ( し ) けた 窪地 ( くぼち ) で、すぐ上が 荵 ( しのぶ ) や 苔 ( こけ ) 、 竜 ( りゅ...
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・泉鏡花 多神教 (青空文庫)
面も被ったまま、脱いでは飲み被っては飲み、 質 ( しち ) の 出入 ( だしい ) れの 忙 ( せわ ) しい酒じゃな。あはははは。おおおお、 竜 ( たつ ) の 口 ( くち ) の 清水 ( しみ...
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・泉鏡花 妖魔の辻占 (青空文庫)
が ) であつたな。」 「いや以ての 外 ( ほか ) の騒動だ。 外濠 ( そとぼり ) から 竜 ( りょう ) が 湧 ( わ ) いても、天守へ 雷 ( らい ) が転がつても、 太鼓櫓 ( たい...
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・南方熊楠 十二支考 田原藤太竜宮入りの話 (青空文庫)
は蛇が鼠を 啖 ( くろ ) うて、庫を守るより出た事か、今も日本に米倉中の蛇を、宇賀神など唱え、殺すを忌む者多し。 『外国事』にいう、 毘呵羅 ( ひから ) 寺に神竜ありて、倉中に往来す、奴米を取る時、竜...
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・南方熊楠 十二支考 蛇に関する民俗と伝説 (青空文庫)
ごとく古エジプトで神視され今も見世物に使わる物である。帽蛇は今も梵名ナーガで専ら通りおり、 那伽 ( ナーガ ) は漢訳仏典の竜なる由は既述竜の話で繰り返し述べた。また仏教に 摩 羅伽 ( まほらか ) てふ一部の下等神ありて天、竜、夜叉、 乾闥...
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