「王羲之」を含む用例
・内藤湖南 北派の書論 (青空文庫)
が漢の蔡 、魏の鍾 以來、晉の衞夫人、王羲之を經て、其の流を受けた筆法は、明の初めまで絶えず相續して居るのであると云ふ議論があり、明初の解縉と云ふ人が此の傳授系統を論じて居る。此の筆法の傳授と云ふものは、日本...
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・中里介山 大菩薩峠 白雲の巻 (青空文庫)
無二の宝が数知れず宝蔵の中に 唸 ( うな ) っているには相違ないが——貴殿御執心の永徳よりも、それこそ真に天下一品として、 王羲之 ( おうぎし ) の孝経がござるはずじゃ」 「王羲之の孝経——」 これを聞いて白雲が 一時...
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・桑原隲蔵 晉室の南渡と南方の開發 (青空文庫)
の書風はすべて婉麗清雅で、北朝は概して痩硬古樸、各 その特徴を備へて居るけれど、北朝には遂に王羲之・王獻之父子に當り得る程の大立者がない。 顏之推 ( ガンシスヰ ) [#ルビの「ガンシスヰ」は底本では「ガシシスヰ」] が北...
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・桑原隲藏 歴史上より觀たる南支那の開發 (青空文庫)
數が、塞外諸族の支配を見限つて、南支那に移轉し永住したことが、漢族特有の文化を傳播して、南方開發に多大の貢獻をなすに至つたこと勿論である、かくてこの期間に於ける人物は、却つて多く南方に輩出した樣に思ふ。書道の神と呼ばるる王羲之...
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・芥川龍之介 神神の微笑 (青空文庫)
の文字はいつのまにか、 王羲之 ( おうぎし ) でもなければ 遂良 ( ちょすいりょう ) でもない、日本人の文字になり出したのです。しかし我々が勝ったのは、文字ばかりではありません。我々の 息吹 ( いぶ ) きは 潮風...
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・榊亮三郎 大師の時代 (青空文庫)
玄奘三藏が居つた三寺の隨一たる興福寺の名稱を、其の儘に用ひたものと私は確信致します、長安の興福寺には、唐の大宗の御製で、東晋の王羲之が書いたと云ふ、一寸聞くと妙に思ふ、かの大唐三藏聖教の序があつた所で、大宗が太穆皇后の追福の爲に、建立した寺で、其の...
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