「物部氏」を含む用例
・折口信夫 古代人の思考の基礎 (青空文庫)
の国の君主であるから、大和の国の魂の著いた方が、天皇となつた(三種の神器には、別に、意味がある)。大和の魂は、物部氏のもので、魂を扱ふ方法を、物部の石上の鎮魂術といふ。此一部分が、神道の教派の中に伝つてゐる。此以外に、天皇...
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・折口信夫 日本文学の発生 ——その基礎論—— (青空文庫)
名詞化する程認められて、所謂 物部連 ( モノヽベムラジ ) を形づくつた訣だ。従つて、其他にも、 骨 ( カバネ ) を異にする物部が非常に多かつた。其為に自然の差別が行はれて、物部氏に対して、 ものゝふ と云...
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・内藤湖南 女眞種族の同源傳説 (青空文庫)
は其間に矛盾が種々あるといふことが明かである。是等も一種の同源説であつて、阿蘇の國造が大和朝廷に歸服する時に出來上つた、便宜上考へられた傳説が、又種々に變つて傳つたのである。 最も肝腎なのは、物部氏...
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・坂口安吾 飛騨の顔 (青空文庫)
から鈴鹿を越えたものと、熊野から吉野へ降りて大和へ攻めたものとあったらしい。神武天皇の東征の順はそれ以前の大和平定者たる物部氏の東征の順路と、ヒダ王家の大和進出の順路とを一ツにしているようである。天智...
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・折口信夫 大嘗祭の本義 (青空文庫)
の鎮魂式には、三通りある。 一、猿女の鎮魂 鈿女の鎮魂法の事をいふ。高天原伝来のもの。 二、物部の鎮魂 物部氏に伝来されて居る処の石 ノ 上鎮魂法。 三、安曇の鎮魂 奈良朝の少し前、宮廷へ這入つた、と見...
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・折口信夫 国文学の発生(第四稿) 唱導的方面を中心として (青空文庫)
詩として専ら物語られる事になつたらしい。さうして其代りに物部氏伝来の方式の用ゐられて来たことは明らかである——を、最尊く最完全な詞章の始まりとしたものらしい。 時に、日神聞きて曰はく「頃者、人雖 二 多請 ( シバ/\マヲス ) 一 未 レ...
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・折口信夫 日本文学の発生 (青空文庫)
——小氏——の家が分立して、近所遠方に処を占めるやうになつた事の前型として、部落から岐れて、更に小邑を作る事が行はれて居るのだ。譬へば、物部氏の中に、岐れ居た土地によつて、幾流の複姓を生じ、其が...
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