「火掻き」を含む用例
・海野十三 蠅男 (青空文庫)
ず ) を踏んだ巡査部長だけあって、口では 愕 ( おどろ ) いても、態度はしっかりしたものだ。腰をかがめると、 火掻 ( ひか ) き 棒 ( ぼう ) で、その肋骨らしいものを火のなかから手前へ掻き...
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・小熊秀雄全集-12 詩集(11)文壇諷刺詩篇 (青空文庫)
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も普段の通りであった。古い煖炉の蓋と、古靴と、二個の魚籠と、三脚の洗面台と、火掻き棒があるばかりであった。 すっかり安心して、彼は戸を閉めて、錠を下ろした。二重に錠を下ろした、それは彼の習慣ではなかった。こう...
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・久生十蘭 ノンシャラン道中記 八人の小悪魔 (青空文庫)
焚きをなさるならば、火をお焚きになる前に、この火掻きで、煙突を二三度ひっぱたいていただきたい、と申すわけは、一昨年からこの煙突の中に雀が二家族巣を作っているからであって、もしかして、雀に 火傷 ( やけど ) でも...
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・宮本百合子 猫車 (青空文庫)
は、気をかえようとするように急な元気を出して、風呂へ水を汲みこんだ。大きく長い火掻きで松枝をたいて大分水がぬくまった頃、おさやが庄平の濡らしたものを抱えて出て来た。 大盥へザアザア湯をくみ出して、その...
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