「漢学」を含む用例
・上村松園 想い出 絵の道五十年の足跡を顧みて (青空文庫)
申しました絵の手ほどきの野村先生が儒者であった為か、漢学が何となく好きで、私が二十位の頃、松年先生の御了解を得まして、幸野楳嶺先生の塾で勉強致して居りましたが、楳嶺先生の御紹介で、衣の棚の市村水香先生の漢学塾に通いまして、『左伝』とか、『十八史略』とか...
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・学生時代 (青空文庫)
ぞの学校の寄宿舎にでも居ったとか何とかいう経歴がありましたら、下らない談話でも何でも、何か御話し致しましょうけれども。 強(たっ)て何か話が無いかとお尋ねならば、仕方がありません、わたくしが少時の間——左様です、十六七の頃に通学した事のある漢学...
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・上村松園 作画について (青空文庫)
は私がそれぞれの時代の勉強からいろいろなかたちで影響されつつ描いた、言わば試作であり習作であったのですが、幼い頃から漢学、歴史は好き嫌いの別なく自分の修養の世界でありましたし、ことに絵画的場面をひと一倍興味深く読み覚えていたせいもありましょう。 私が...
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・夏目漱石 落第 (青空文庫)
てそれに書いてある番号で 定 ( き ) めたものであるが、其番号は単に一二三とは書いてなくて、一東、二冬、三江、四支、五微、六魚、七虞、八斉、九佳、十灰と云った様に 何処迄 ( どこまで ) も漢学的であった。中には、一、二...
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・森鴎外 俳句と云ふもの (青空文庫)
一枚には立秋の句があつたのを記憶してゐる。さう云ふ本を好奇心から読み出した。丁度進文学社と云ふ学校で独逸語を学んでゐた片手間であつた。其頃向嶋で交際してゐた友達は、伊藤孫一といふ漢学好きの少年一人であつたので、詩が一番好きであつた。尤も...
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・上村松園 孟母断機 (青空文庫)
あのときの母親のきびしい訓戒がなかったなら、果たして孟子は、あれだけの学者になれていたであろうか。 まことに、賢母こそ国の宝と申さねばなりますまい。 「孟母断機」の図を描いたのは、明治三十二年であった。 そのころ、わたくしは市村水香先生に就いて漢学...
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・正岡子規 病牀瑣事 (青空文庫)
すくなくなりしに、始めて日の長きを知る程なりしかば、書読みたしの念起りて、徳川時代の漢学者の随筆を見初めぬ。読めば面白く、面白ければ読み、疲るゝ眼をいたはりながら少しづゝ読む日数積りて、いつの間にか数十巻を了へたり。更に...
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・文士としての兆民先生 (青空文庫)
の用法を知らないで文字の書ける筈はない。飜訳などをするものが、勝手に粗末な熟語を拵えるのは読むに堪えぬ。是等は実に適当な訳語が無いではない。漢文の素養がないので知らないのだ云々。先生は実に仏蘭西学の大家たるのみでなく、亦漢学...
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・福沢諭吉 学校の説 (一名、慶応義塾学校の説) (青空文庫)
エビシを学ぶときより、我が、いろはを習い、次第に 仮名本 ( かなぼん ) を読み、ようやく漢文の書にも慣れ、字の数を多く知ること肝要なり。 一、幼年の者へは漢学を先にして、後に洋学に入らしむるの説もあれども、漢字...
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・福沢諭吉 中津留別の書 (青空文庫)
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・国木田独歩 初恋 (青空文庫)
こ ) さ加減は立派な漢学者でありながらたれ 一人 ( ひとり ) 相手にする者がないのでわかる。 地下 ( じげ ) の百姓を見てもすぐと理屈でやり込めるところから敬して遠ざけられ、狭い田の 畔 ( くろ...
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・国木田独歩 富岡先生 (青空文庫)
田の中の一軒屋の、 五間 ( いつま ) ばかりあるを、何々 塾 ( じゅく ) と 名 ( なづ ) け、 近郷 ( きんじょ ) の青年七八名を集めて、漢学の教授をしていた、一人の 末子 ( ばっし ) を 対手...
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・上村松園 今日になるまで (青空文庫)
師匠は鈴木松年先生が最初で、人物を習い、次に幸野楳嶺先生に花鳥を習い、次に竹内栖鳳先生に師事しました。また十九の頃漢学も習い始めました。その時分の京都では狩野派や四条派の花鳥山水が全盛で、人物画の参考が全然ありませんでした。そこ...
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・西田幾多郎 明治二十四、五年頃の東京文科大学選科 (青空文庫)
いう外人の教師と共に、まだ島田重礼先生というような漢学の 大儒 ( たいじゅ ) がおられた。先生は教壇に上り、腰から煙草入を取り出し、 徐 ( おもむろ ) に一服ふかして、それから講義を始められることなどもあった。私共...
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・正岡子規 画 (青空文庫)
は始めて 合点 ( がてん ) した顔附で「それで分ったが、さっきから馬の肛門のようだと思うて見て居たのだ」というた。 ○僕の国に坊主町という淋しい町があってそこに浅井先生という漢学の先生があった。その...
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・芥川龍之介 歯車 (青空文庫)
ばした老人だつた。のみならず僕も名を知つてゐた或名高い漢学者だつた。従つて又僕等の話はいつか古典の上へ落ちて行つた。 「 麒麟 ( きりん ) はつまり 一角獣 ( いつかくじう ) ですね。それから 鳳凰 ( ほう...
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・芥川竜之介 歯車 (青空文庫)
為に隣にいた客に話しかけた。彼は丁度 獅子 ( しし ) のように白い 頬髯 ( ほおひげ ) を伸ばした老人だった。のみならず僕も名を知っていた或名高い漢学者だった。従って又僕等の話はいつか古典の上へ落ちて行った。 「 麒麟...
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・森鴎外 安井夫人 (青空文庫)
に三棟の家を建てて住んでいる。財産としては、宅地を少し離れた所に田畑を持っていて、年来家で漢学を人の子弟に教えるかたわら、耕作をやめずにいたのである。しかし仲平の父は、三十八のとき江戸へ修行に出て、 中 ( なか ) 一年...
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・田山花袋 重右衛門の最後 (青空文庫)
ずつと初めから話さう。自分が十六の時始めて東京に遊学に来た頃の事だから、もう余程古い話だが、其頃 麹町 ( かうぢまち ) の中六番町に速成学館といふ小さな私立学校があつた。英学、 独逸 ( ドイツ ) 学、数学、漢学、国学...
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・幸田露伴 少年時代 (青空文庫)
知らずに踏みつけて吃驚した一人でした。犬に吠えられるのは怖かったが、これはまた非常に可笑しく思ったから今以て思い出して独り興ずる折もある位で、本宅を捜したらまだ其大巾着がどこかにあるだろうと思います。 手習いの傍、徒士町の會田という漢学...
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・岡本綺堂 お住の霊 (青空文庫)
にその本人から聞取った一種の怪談で今はむかし文久の頃の事。その 思召 ( おぼしめし ) [#ルビの「おぼしめし」は底本では「そのおぼしめし」] で御覧を願う。その頃、麹町霞ヶ関に江原桂助という旗下(これは漢学に達して、後には御目附に出身した人)が住...
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・永井荷風 矢立のちび筆 (青空文庫)
谷 ( ひびや ) の公園を取りてルュキザンブルに 擬 ( ぎ ) するが如き誇張と仮設を喜ぶ事 能 ( あた ) はずなりぬ。そは江戸時代の漢学者が 文字 ( もんじ ) の快感よりしてお茶の水を 茗渓...
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・永井荷風 一月一日 (青空文庫)
は休職して了ひましたが、元は大審院の判事でした。維新以前の教育を受けた漢学者、漢詩人、其れに京都風の風流を学んだ茶人です。書画骨董を初め、刀剣、盆栽、盆石の鑑賞家で、家中はまるで植木屋と、古道具屋を一緒にしたやうでした。毎日...
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・宮本百合子 わが母をおもう (青空文庫)
の佐倉宗五郎の伝説で知られている堀田藩の士で、祖父の代は次男だったので、武術の代りに好きな学問でもやれと言って国学、漢学、蘭学などを専門にやっていたらしい様子です。 経済的には貧乏であったらしい話で、明治政府に勤めるようになってから、祖父...
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・長谷川時雨 大門通り界隈一束 続旧聞日本橋・その一 (青空文庫)
の居間の画を描いたりしたほど出来たし、漢学も出来る、手をとって教えてもらった。撃剣もおしえた。色は黒かったが人品の好い人で、 御家内 ( ごかない ) も武家の出だから品のある 女 ( ひと ) だった。 三馬 ( さんば ) に 逢...
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・第151回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説 (Wikisource)
の人づくりのための学校設立資金に使いました。その結果、設立された国漢学校は、後に多くの人材を育て上げることとなったのです。今の痛みに耐えて明日を良くしようという「米百俵の精神」こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないでしょうか。 新世...
ja.wikisource.org/wiki/第151回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説
・寺田寅彦 変った話 (青空文庫)
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・山路愛山 明治文学史 (青空文庫)
新聞の雑録及び花月新誌の 一瀉 ( いつしや ) 千里の潮頭が 忽 ( たちま ) ち月の引力に因りて旧の岸に立廻らんとせしに非ずや。英語階梯や「リードル」を携へて洋学先生の門に至りしものが更に之を 抛 ( なげう ) ちて再び漢学...
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・中島敦 斗南先生 (青空文庫)
が青年の三造にとって滑稽であり、 いやみ であると同じ程度に、彼よりも半世紀前に生れた伯父自身にとっては、極めて自然であり、純粋なものであるということが、彼には全身的に理解できなかったのである。伯父は、いってみれば、昔風の漢学...
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・夏目漱石 私の経過した学生時代 (青空文庫)
なか素養のない者には、非常に骨が折れたものである。私は正則の方を 廃 ( よ ) してから、 暫 ( しばら ) く、約一年 許 ( ばか ) りも 麹町 ( こうじまち ) の二松学舎に通って、漢学...
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他の用例のページ
Wikisource 重右衛門の最後 所信表明演説 東京文科大学 佐倉宗五郎 国木田独歩 孔子の教え 宮本百合子 相手にする 芥川竜之介 西田幾多郎 長谷川時雨 お茶の水 と言って に因りて に就いて 一月一日 上村松園 事だから 二松学舎 仏蘭西学 十八史略 古道具屋 夏目漱石 好き嫌い 学生時代 寺田寅彦 小泉内閣 少年時代 山路愛山 岡本綺堂 幸田露伴 幸野楳嶺 徳川時代 慶応義塾 斗南先生 明治政府 正岡子規 永井荷風 江戸時代 無いでは 田山花袋 知らない 福沢諭吉 私立学校 竹内栖鳳 総理大臣 西洋諸国 鈴木松年 お尋ね その時 ドイツ リード 一、二 一二三 一緒に 一角獣 一軒屋 中には 中島敦 中津留 人の子 人物画 今以て 仮名本 何処迄 六番町 出来た 勝手に 半世紀 四、五 四条派 坊主町 大審院 大門通 好い人 好奇心 始めて 寄宿舎 島田重 徒士町 御紹介 思い出 想い出 手習い 教えて 文学史 文学社 日本橋 書読み 森鴎外 植木屋 漢学者 漢詩人 片手間 狩野派 知って 知らず 米百俵 経済的 肛門の 興ずる 読み出 通って 適当な 霞ヶ関 風変り 一人 一倍 一名 一年 一服 一束 一枚 一種 三十 三江 三馬 世界 世間 了解 二十 五十 交際 京都 人品 人材 人物 今日 仕方 以前 仮設 伊藤 休職 伝聞 伝説 伯父 作画 修行 修養 俳句 僕等 儒者 兆民 先生 全盛 全身 八名 公園 出身 刀剣 初恋 判事 勉強 十九 十六 千里 参考 友人 友達 古典 可笑 吃驚 合点 向嶋 回国 国学 国漢 地下 堀田 外人 大儒 大家 夫人 奇行 奇説 孟子 孟母 学問 学校 学者 学館 宅地 安井 家中 富岡 対手 専門 少年 少時 居間 山水 左伝 左様 巾着 市村 師事 師匠 年来 年頃 幼年 底本 引力 影響 御家 御目 御覧 御話 快感 怪談 撃剣 改革 教壇 教師 教授 教育 数学 文久 文士 文字 断機 新聞 旗下 日数 旧聞 明日 明治 昔風 是等 時代 書画 最初 末子 本人 本宅 東京 楳嶺 様子 次男 次第 正則 武家 武術 歯車 歴史 母親 毎日 水香 江原 江戸 洋学 浅井 滑稽 漢字 漢学 漢文 潮頭 煙草 熟語 独逸 獅子 理屈 理解 瑣事 用法 田畑 界隈 番号 病牀 百姓 的場 皇学 盆栽 盆石 相違 矢立 祖父 私共 程度 立廻 立秋 粗末 精神 素養 経歴 経過 結果 絵画 維新 習作 老人 老子 耕作 肝要 自分 自家 自身 興味 芥川 花月 花鳥 英学 茗渓 茶人 落第 蘭学 訓戒 記憶 設立 訳語 試作 誇張 誹謗 談話 講義 財産 資金 賢母 足跡 近郷 通学 速成 遊学 選科 野村 鑑賞 階梯 随筆 雑録 青年 面白 頬髯 風流 骨董 鳳凰 麒麟 麹町