「氷点」を含む用例
・寺田寅彦 凍雨と雨氷 (青空文庫)
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・海野十三 成層圏飛行と私のメモ (青空文庫)
圏の高さは、まず海面から測って、十キロメートル以上五十五キロ以下の空中をいうのである。この成層圏の性質は、もちろん、空気は 稀薄 ( きはく ) であり、水蒸気は殆どなく、温度も 摂氏 ( せっし ) の氷点...
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・小島烏水 亡びゆく森 (青空文庫)
( かへ ) つて来るとともに、私の生活を、原始の自然に 繋 ( つな ) ぐ 紐帯 ( ちうたい ) も、ズタズタに引きちぎられたのだ、人情の結氷点が近づいたのだ、曲もない白壁のやうな空を見るために、森林...
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・海野十三 人間灰 (青空文庫)
しベッドはキチンとしていまして別に入った様子もありません」 「灯りは 点 ( つ ) いていたかネ」 「いいえ、点いていませんでした」 「お手伝いさんかなんかは居ないのかネ」 「一人いたのですが、前々日に親類に不幸があるというので、暇を取って 宿下 ( やど...
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・黒島傳治 氷河 (青空文庫)
りに効果が薄いことを克明に知るばかりだった。 三 寒暖計の水銀が収縮してきた。氷点以下七度、十一度、十五度、そして、ついに二十度以下にさがってしまった。 ソビエットを守るパルチザンの襲撃は鋭利になりだした。日本の兵士は、寒気...
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・寺田寅彦 芝刈り (青空文庫)
れうる限りの日光を吸収して、芝は気持ちよく生長する。無心な子供に踏みあらされても、きびしい氷点下の寒さにさらされても、この粘り強い生命の根はしっかりと互いにからみ合って、母なる土の胸にしがみついている。そう...
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・泉鏡花 夜行巡査 (青空文庫)
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・夢野久作 白菊 (青空文庫)
者特有の低能な、ヒネクレた理智が、一時に彼の中に蘇ったのであった。白熱化した彼の慾情をみるみる氷点下に冷却し初めたのであった。云い知れぬ恐怖の旋風となって、彼の足の下から襲いかかったのであった。 ……俺は……俺は...
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・夢野久作 戦場 (青空文庫)
とげ ) しい下弦の月の光りと、照明弾と、砲火の閃光のために赤から青へ、青から紫へ、紫から黄色へ、やがて純白へと、寒い、冷めたい氷点下二十度前後の五色の反射を急速度に繰返しながら半 哩 ( マイル ) ばか...
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・野中到 寒中滞岳記 (十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間) (青空文庫)
の中を下山せり、 胸突 ( むねつき ) を過ぎし頃 日 ( ひ ) は既に 西山 ( せいざん ) に傾きしかば寒気一層甚しく、性来 壮健 ( そうけん ) なりとはいえ、従来身心を労し、特に病体を氷点...
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