「水滸伝」を含む用例
・芥川龍之介 愛読書の印象 (青空文庫)
いバンヤンの「天路歴程」なども到底この「西遊記」の敵ではない。それから「水滸伝」も愛読書の一つである。これも今以て愛読してゐる。一時は「水滸伝」の中の一百八人の豪傑の名前を悉く 諳記 ( あんき ) して...
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・侠客の種類 (青空文庫)
に日本のは義勇任侠などの血脈が終始一貫して居る。武士に武士道の存するが如く、侠客には侠客道が儼然として居る。之は確かに日本人の間に生じた一特質として、他国に類の無い者と云つて宜しからう。唯だ日本の侠客、少くとも勇み肌の人間に対し、「水滸伝」が陰...
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・上村松園 幼き頃の想い出 (青空文庫)
馬琴の小説類が殊に多うございました。たとえば水滸伝だとか、八犬伝だとか、弓張月だとか、美少年録だとか、馬琴のものならほとんど総べて揃って居たように記憶します。そうしてその 絵には殊に葛飾北斎のものが多く、その他当時の浮世絵師の 絵が...
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・淡島寒月 凧の話 (青空文庫)
『 水滸伝 ( すいこでん ) 』の人物などのものがある。また字を書いたのでは、 鷲 ( わし ) 、 獅子 ( しし ) 、 虎 ( とら ) 、 龍 ( りゅう ) 、嵐、魚、鶴、などと 大体...
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・芥川龍之介 東西問答 (青空文庫)
を主としたものが東洋的と云へるでせうか。 答 水滸伝 ( すゐこでん ) でも、 槍 ( やり ) の 権三 ( ごんざ ) でも、皆事件を主にして居る。しかし 矢張 ( やは ) り東洋的である。ゲエテの「さ迷へる人の歌」のや...
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・正岡子規 句合の月 (青空文庫)
支那の詩のようになって俳句にならぬ。忽ち一艘の小舟(また小舟が出た)が前岸の蘆花の間より現れて来た。すると 宋江 ( そうこう ) が 潯陽江 ( じんようこう ) を渡る一段を思い出した。これは去年病中に『 水滸伝 ( すい...
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・内田魯庵 八犬伝談余 (青空文庫)
八年間絶えず稿を続けて全く休息した事がない『八犬伝』の如きはない。僅かに『神稲水滸伝』がこれより以上の年月を費やしてこれより以上の巻を重ねているが、最初の構案者たる定岡の筆に成るは僅かに二篇十冊だけであって 爾余 ( じよ ) は我...
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・芥川龍之介 大導寺信輔の半生 ——或精神的風景画—— (青空文庫)
情熱を彼に教えたものは父の本箱の底にあった帝国文庫本の 水滸伝 ( すいこでん ) だった。頭ばかり大きい小学生は薄暗いランプの光のもとに何度も「水滸伝」を読み返した。のみならず本を開かぬ時にも替 レ 天行 レ 道の旗や景陽岡の大虎や菜園子張青の 梁...
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・芥川龍之介 大導寺信輔の半生 —或精神的風景画— (青空文庫)
苦しめた中学の校舎は寧ろ美しい薔薇色をした薄明りの中に横はつてゐる。尤もグラウンドのポプラアだけは不相変鬱々と茂つた梢に寂しい風の音を宿しながら。……… 五 本 本に対する信輔の情熱は小学時代から始まつてゐた。この情熱を彼に教へたものは父の本箱の底にあつた帝国文庫本の水滸伝...
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・永井荷風 十六、七のころ (青空文庫)
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・田山録弥 草道 (青空文庫)
した。 皆は一層不安になつた。たれの頭にも、その山寺の一室のさまが気味わるくうつつた。肥つた大きな男、わるこすさうな眼つきをした坊主、床の上にあぐらをかいて坐つてゐる統領らしいおやぢ、どう考へて見ても水滸伝...
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・幸田露伴 運命 (青空文庫)
年に意を起して、四十三年秋に至りて業を 卒 ( おわ ) る。 其 ( そ ) の書の 体 ( たい ) たるや、 水滸伝 ( すいこでん ) 平妖伝 ( へいようでん ) 等に同じと 雖 ( いえど ) も、 立言...
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・国木田独歩 女難 (青空文庫)
軍談 ( かんそぐんだん ) 、 忠義水滸伝 ( ちゅうぎすいこでん ) のようなものばかり読んだのでございます。それですから小学校の教師さえも全くは覚束ないのですけれど、叔母の家が村の旧家で、その...
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・直木三十五 大衆文芸作法 (青空文庫)
時代の、謂わば大衆文芸は、次の十種類に分ち得ると思う。 一、軍談物(難波戦記、天草軍記) 二、政談、白浪物(鼠小僧、白木屋、大岡裁きの類) 三、侠客物(天保水滸伝、関東侠客伝) 四、仇討物(一名...
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・岡本綺堂 思い出草 (青空文庫)
口には 花鳥風月 ( かちょうふうげつ ) もしくは武者絵などが画いてあって、私のゆく四丁目の湯では、男湯の石榴口に『 水滸伝 ( すいこでん ) 』の 花和尚 ( かおしょう ) と 九紋龍 ( きゅ...
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・上村松園 あのころ ——幼ものがたり—— (青空文庫)
町四条上ルの貸本屋からむかしの小説の本をかりては読んでいられたが、私はその本の中の絵をみるのが好きで、よく一冊の本を親子で見あったものでした。 馬琴の著書など多くて——里見八犬伝とか水滸伝だとか弓張月とかの本が来ていましたが、その中でも北斎の 絵がすきで、同じ...
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・泉鏡花 いろ扱ひ (青空文庫)
( わが ) 楚国 以 ( もつ ) て宝とするなし、唯善を以て宝とすとタンカを切つて、大気焔を吐く所がある。それから呉越軍談が贔屓になる。従つて堅いものが好きになつて来た。それで 水滸伝 ( すゐ...
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・永井荷風 霊廟 (青空文庫)
何かの聯想を思い出させれば、やはり名所の雪を描いた古い錦絵か、然らずば、芝居の舞台で見る「 吉野山 ( よしのやま ) 」か「 水滸伝 ( すいこでん ) 」の如き場面であろう。けれども、それらの錦絵も芝居の 書割 ( かき...
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・折口信夫 小栗判官論の計画 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 (青空文庫)
参詣。功徳唱導。 5 王子の本縁。 6 藤沢寺縁起。 7 支那小説の飜案(水滸伝)。 底本:「折口信夫全集 3」中央公論社 1995(平成7)年4月10日初版発行 底本の親本:「『古代研究』第一部 民俗...
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・岡本綺堂 綺堂むかし語り (青空文庫)
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・岡本綺堂 中国怪奇小説集 続夷堅志・其他 (青空文庫)
介された関係上、ここでは元遺山の『続夷堅志』を紹介することに致しました。 元は小説戯曲勃興の時代と称せられ、例の 水滸伝 ( すいこでん ) のごとき大作も現われて居りますが、今晩のお催しの御趣意から 観 ( み...
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・芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な (青空文庫)
言すれば、僕はこの「構成する力」の上では我々日本人は支那人よりも劣つてゐるとは思つてゐない。が、「 水滸伝 ( すゐこでん ) 」「 西遊記 ( さいいうき ) 」「 金瓶梅 ( きんぺいばい ) 」「 紅楼...
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・芥川龍之介 骨董羹 —寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文— (青空文庫)
ん ) にその毒に 中 ( あた ) る。思ふに是 泥黎 ( でいり ) の 口業 ( こうげふ ) 。 羅貫中 ( らくわんちう ) 水滸伝 ( すゐこでん ) を作つて、 三生唖子 ( さん...
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・芥川龍之介 戯作三昧 (青空文庫)
堂主人のと、大きな事を云つたつて、馬琴なんぞの書くものは、みんなありや焼直しでげす。早い話が八犬伝は、手もなく 水滸伝 ( すゐこでん ) の引写しぢやげえせんか。が、そりやまあ大目に見ても、いい筋がありやす。何し...
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・久生十蘭 顎十郎捕物帳 初春狸合戦 (青空文庫)
にゅうどう ) の 大眼玉 ( おおめだま ) 。容貌いたって 魁偉 ( かいい ) で、ちょうど 水滸伝 ( すいこでん ) の 絵 ( さしえ ) にある 花和尚魯智深 ( かおしょうろちしん ) のよ...
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・江見水蔭 死剣と生縄 (青空文庫)
に鰻掻きの長柄を杖に突いていた。破戒無残なる堕落坊主。併し其眉毛は濃く太く、眼光は鋭く、額には三ヶ月形の 刀痕 ( とうこん ) さえ有った。 水滸伝 ( すいこでん ) の 花和尚 ( かおしょう ) 魯智深 ( ろち...
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・高村光太郎 智恵子の半生 (青空文庫)
が高い塗下駄をはいて着物の裾を長く引きずるようにして歩いていたのをよく見かけたというような事があったのを記憶する。そんな様子や口数の少いところから何となく人が彼女に好奇的な謎でも感じていたのではないかと思われる。女 水滸伝 ( すいこでん ) のように思われたり、又風...
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・二葉亭四迷 浮雲 (青空文庫)
にすることとなりぬ合作の名はあれどもその実四迷大人の筆に成りぬ文章の巧なる所趣向の面白き所は 総 ( すべ ) て四迷大人の骨折なり主人の負うところはひとり僭越の 咎 ( とが ) のみ読人 乞 ( こ ) うその心してみそなわせ 序 ( ついで ) ながら彼の八犬伝 水滸伝 ( すい...
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・南方熊楠 十二支考 虎に関する史話と伝説民俗 (青空文庫)
で王この盛事のために大饗宴を張る」とある。小説ながら『水滸伝』の武行者や黒旋風が虎を殺して村民に大持てなところは宋元時代の風俗を実写したに相違ない。 盗人にも三分の理ありとか、虎はかく人畜を残害するもののそれは「柿食...
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文芸的な、余りに文芸的な 大導寺信輔の半生 盗人にも三分の理 グラウンド 中央公論社 二葉亭四迷 国木田独歩 天保水滸伝 忠義水滸伝 演義三国志 直木三十五 神稲水滸伝 里見八犬伝 高村光太郎 その中で バンヤン 上村松園 久生十蘭 内田魯庵 十二支考 南方熊楠 古代研究 大岡裁き 天草軍記 天路歴程 小栗判官 居ります 岡本綺堂 幸田露伴 思われる 怪奇小説 戯作三昧 折口信夫 早い話が 正岡子規 永井荷風 江見水蔭 浮世絵師 淡島寒月 然らずば 相違ない 花鳥風月 葛飾北斎 覚束ない 難波戦記 餓鬼阿弥 その実 タンカ ポプラ ランプ 仇討物 今以て 何度も 侠客伝 侠客道 僅かに 元遺山 八犬伝 勇み肌 吉野山 四丁目 塗下駄 大きな 大持て 大饗宴 夷堅志 小学校 小学生 平妖伝 弓張月 引写し 思い出 想い出 愛読書 捕物帳 支那人 文庫本 日本人 景陽岡 武士道 武者絵 水滸伝 泉鏡花 焼直し 白木屋 白浪物 石榴口 確かに 第一部 精神的 羅貫中 美少年 至りて 薄明り 薔薇色 西遊記 貸本屋 重ねて 金瓶梅 風の音 風景画 魯智深 鰻掻き 黒旋風 一名 一室 一時 一段 一百 三年 三生 中国 中学 主人 事件 人物 人畜 人間 今晩 他国 仮名 任侠 休息 伝説 余子 作法 侠客 俳句 僭越 儼然 全集 八人 冊子 刀痕 初春 初版 功徳 勃興 北斎 十六 十種 半生 印象 去年 参詣 叔母 口数 口業 句合 史話 合作 合戦 名所 呉越 唯善 唱導 問答 四十 四条 四迷 坊主 堕落 場面 大人 大作 大気 大目 大眼 大衆 天行 女湯 女難 好奇 子張 宋江 実写 容貌 寿陵 小僧 小学 小舟 小説 山寺 帝国 平成 年月 年間 底本 当時 情熱 愛読 戯文 戯曲 支那 政談 教師 文章 文芸 日本 旧家 時代 智恵 書割 最初 本箱 本縁 村民 東洋 東西 校舎 構成 様子 武士 残害 民俗 浩澣 浮雲 潯陽 無残 爾余 特質 獅子 王子 田山 男湯 病中 発行 盛事 眉毛 眼光 着物 破戒 種類 立言 紅楼 紹介 統領 綺堂 縁起 義勇 聯想 舞台 芝居 芥川 花和 草道 菜園 著書 藤沢 蘇生 血脈 行者 親子 親本 計画 記憶 談余 諳記 豪傑 贔屓 趣向 趣意 軍談 通読 運命 錦絵 長柄 関東 霊廟 面白 風俗 馬琴 骨折 骨董 魁偉