「比叡山」を含む用例
・若山牧水 比叡山 (青空文庫)
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・木村荘八 東京の風俗 序 (青空文庫)
山に馴れさせたとは思ふが抑々「山」らしい山を見たのは、二十歳に近づいて京都へ行つた時が初めで、東山に絹糸のやうな霧雨が降りこめてゐました。そして間もなく東三本木の宿へ着いてから雨が霽れると、それまで何も無かつた空からみるみる紺青色の比叡山...
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・若山牧水 樹木とその葉 若葉の山に啼く鳥 (青空文庫)
は佛法僧ですと教へて呉れた。 驚きと昂奮とが先に立つて私はその時の鳥の聲がどんな風であつたかを明瞭に覺えてゐない。それから數年後のある初夏に山城の比叡山に登り、山上にある古い寺に滯在してゐた時、これによく似た鳥を聞いた。寺の...
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・斎藤茂吉 仏法僧鳥 (青空文庫)
から乗合自動車に乗つたころは、これまでの疲れが幾らか休まるやうな気持でもあつた。これまでの疲れといふのは、 比叡山上 ( ひえいさんじやう ) で連日『 歌 ( うた ) 』の修行をし、心身へとへとになつたのをいふのである。 乗合...
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・若山牧水 樹木とその葉 青年僧と叡山の老爺 (青空文庫)
思はず若い坊さんを呼びかけた。 『これは面白い、昨日君に話した比叡山の茶店の老爺から何か來ましたよ、また短册かな。』 さう言ひながらなほよく見ると、表は四年も昔に引越して來た東京の舊住所宛になつてゐる。スルト、こち...
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・楠山正雄 牛若と弁慶 (青空文庫)
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・善くならうとする祈り (青空文庫)
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・比叡 (青空文庫)
って高縁の段を降りた。 後はもう定雄は家内一同をつれて、勝手にどこへでも行けば良かった。 次ぎの日から彼は子供を姉に預け、千枝子と二人で大阪と奈良へ行った。それをすますと見残した京都の名所を廻って、最後に比叡山...
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・近松秋江 湖光島影 琵琶湖めぐり (青空文庫)
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・坂口安吾 落語・教祖列伝 花天狗流開祖 (青空文庫)
神社は久しく誰も顧る者がない廃社になっていたのを、元亀天正のころ一人の風来坊が住みついて、全然自分勝手に再興したからであった。 この中興の風来坊を調多羅坊というのである。彼は比叡山の山法師のボスで、ナギナタの名人であった。刃渡り六尺七寸五分、柄を...
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・旗本退屈男 第九話 江戸に帰った退屈男 (青空文庫)
に批難すべきところはなかったが、極度の天台宗信者で、京都叡山(えいざん)の延暦寺(えんりゃくじ)を以て海内第一の霊場と独り決めに決めている程、狂的に近い信仰を捧げていたために、大阪城代に就任するや間もなく比叡山から、内密...
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・若山牧水 樹木とその葉 若葉の頃と旅 (青空文庫)
のたぐひには私は終日耳を傾けてなほ飽きない。 それらの鳥を最も多く聞いたのは山城の比叡山々中の古寺に泊つてゐた時であつた。彼處は全山が寺領で、それこそ空を掩ふ大きな杉がぎつちりと生ひ茂り、銃獵を許さぬのであゝまで鳥が多いのだらうと思はれた。然し...
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・若山牧水 山寺 (青空文庫)
の間にか醉つて來たと見え、固くしてゐた膝をも崩し、段々 圍爐裡 ( ゐろり ) の側へもにぢり出して來た。爺さん、名を伊藤孝太郎といひ、この比叡山の麓の坂本の生れで、家は土地でもかなりの百姓をしてゐたが、彼自...
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・梶井基次郎 ある心の風景 (青空文庫)
の高い欅の梢にも感じられるのだった。 「街では自分は苦しい」 北には加茂の森が赤い鳥居を点じていた。その上に遠い山々は 累 ( かさな ) って見える。比叡山——それを背景にして、紡績工場の煙突が煙を立登らせていた。赤 煉瓦 ( れん...
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・倉田百三 学生と読書 ——いかに書を読むべきか—— (青空文庫)
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・岡本かの子 取返し物語 (青空文庫)
らの男が立たん』 信徒三『わてらの男なぞどうでもええ。御門徒衆、一統の男さえ立てばええわい』 信徒二『そりゃまあそうや。御門徒衆一統の男さえ立てばええ。わしもその中の一人やからな。だが、なんしい十年まえ大谷の御廟所を比叡山...
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・岸田國士 北支物情 (青空文庫)
ゝへて談話室の一隅に腰をおろした。 女宣教師 夕食の時間を知らせるディンナア・チャイムが鳴つた。席の配置をみると、私のテーブルには軍人を除いた乗客がひと纏めに集められてゐる。隣には、比叡山の従軍僧、向ひにはT書記生と支那人Fとい...
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・国枝史郎 南蛮秘話森右近丸 (青空文庫)
( むらしげ ) は謀反した。法燈暗く石山城、本願寺も勢力を失うだろう。一向一揆も潰されるだろう、天台の 座主 ( ざす ) 比叡山も、粉砕されるに相違ない。世は乱れる。世は乱れる! だが 先 ( ま...
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・高村光太郎 美の日本的源泉 (青空文庫)
に縮小しては鮮明を欠くのでその一部分を掲げて描法の一端を示す事としたのである。幸い此の全画の写真はよく画集などに出ているので就て見る便宜も多い。もと比叡山に蔵せられたものであるという事であるが、叡山横川の僧都源信の「往生要集」に基...
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・若山牧水 鳳來寺紀行 (青空文庫)
人の珍しがるのも無理ならぬことだと眼を瞑ぢて耳を傾けながら微笑した。 『自分の考へてゐたのとは違つてゐる。』 とも、また、思つた。 私は初めこの佛法僧といふ鳥を、山城の比叡山あたりで言つてゐる筒鳥といふのと同じものだと豫想してゐた。その啼き聲が、佛、法、僧と...
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・中里介山 法然行伝 (青空文庫)
ところのこと忘れるということがない。 叔父の観覚は勢至丸の器量を見て 如何 ( いか ) にもただ人ではないと思ったから 徒 ( いたず ) らに 辺鄙 ( へんぴ ) の塵に埋めて置くには忍びない、早く当時学問の権威 比叡山 ( ひえ...
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・田中正造 土地兼併の罪惡 (青空文庫)
丁度江戸城の亡びます時に私が江戸に居りましたが、旗本なる者が江戸城を逃出して一は比叡山に立籠り、一方は流山邊に逃げて今市日光に戰つて會津へ落ちて往つて死んだ、其時の徳川の爲に忠臣と云ふ人々が此の江戸城を逃出す時の有樣は、旗本...
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・齋藤茂吉 ドナウ源流行 (青空文庫)
ずい ) ・ 順暁 ( じゅんぎょう ) ・ 行満 ( ぎょうまん ) などに於ける関係、経典疏注すべて二百三十部四百六十巻其他を将来したこと。比叡山天台宗開祖となったこと。空海の 恵和 ( けいくわ ) ・ 牟尼...
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・佐久間軍記/貝涸塚合戰 (Wikisource)
ヲサハカス。信長公爲討之。岐阜發攻野田福島兩城。于時大坂ノ本願寺門跡。紀州雜賀ノ鈴木孫市。土橋平次ヲ爲軍將救之。發兵天王寺貝涸塚ニヲヒテ合戰。保田久六安政。一番鑓ヲ合ト云々。朝倉義景。淺井長政比叡山衆徒ニ通。宇佐...
ja.wikisource.org/wiki/佐久間軍記/貝涸塚合戰
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