「杜」を含む用例
・国木田独歩 河霧 (青空文庫)
せき ) 兄弟 ( けいてい ) 、みなその安着の 報 ( しらせ ) を得て祝し、さらにかれが成功を語り合った。 しかるに、ただ 一人 ( ひとり ) 、『杉の 杜 ( もり ) のひげ』とあ...
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・薄田泣菫 無学なお月様 (青空文庫)
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・宮沢賢治 烏の北斗七星 (青空文庫)
次に大監督の大艦長が厳かに舞ひあがりました。 そのときはもうまつ先の烏の大尉は、四へんほど空で 螺旋 ( うづ ) を巻いてしまつて雲の鼻つ端まで行つて、そこからこんどはまつ 直 ( す ) ぐに向ふの 杜 ( もり ) に進...
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・海野十三 棺桶の花嫁 (青空文庫)
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・徳冨蘆花 草とり (青空文庫)
的 脆弱 ( ぜいじやく ) な五穀蔬菜は、 野草 ( やさう ) に 杜 ( ふさ ) がれてしまふ。二宮尊徳の所謂「天道すべての物を生ず、 裁制補導 ( さいせいほだう ) は人間の道」で、こゝ...
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・北村透谷 秋窓雑記 (青空文庫)
つること 杜 ( もり ) ひとつ、名宗匠 其角 ( きかく ) 堂永機住めり、一日人に誘はれて訪ひ行きつ、閑談 稍 ( やゝ ) 久しき後、彼の導くまゝに家の 中 ( うち ) あちこちと見物しけるが、華美...
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・国木田独歩 たき火 (青空文庫)
年の後にひく 六代御前 ( ろくだいごぜん ) の 杜 ( もり ) なり。 木 ( こ ) がらしその 梢 ( こずえ ) に鳴りつ。 落葉を浮かべて、ゆるやかに流るるこの 沼川 ( ぬまかわ ) を、 漕...
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・泉鏡太郎 蛇くひ (青空文庫)
( おもむ ) き、 四十物町 ( あへものちやう ) を 通 ( とほ ) り 拔 ( ぬ ) けて、 町盡 ( まちはづれ ) の 杜 ( もり ) を 潛 ( くゞ ) らば、 洋々 ( やう...
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・北村透谷 鬼心非鬼心 (実聞) (青空文庫)
無邪気の友と共に山いちごの実を拾ひて楽みしところなり。 家を出でゝ程久しきに、母も弟も還ること遅し、鴉は 杜 ( もり ) に急げども、帰らぬ人の影は破れし 簷 ( のき ) の 夕陽 ( ゆふひ ) の 照光 ( ひかり ) にうつらず。 幾度 ( いく...
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・旗本退屈男 第六話 身延に現れた退屈男 (青空文庫)
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・国木田独歩 武蔵野 (青空文庫)
( あまぐも ) の南風につれて武蔵野の空低くしきりに雨を送るその晴間には日の光 水気 ( すいき ) を帯びてかなたの林に落ちこなたの 杜 ( もり ) にかがやく。自分はしばしば思った、こん...
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・折口信夫 琉球の宗教 (青空文庫)
( モリ ) といふ。「もり」は丘陵の事である。高地に神の降るのが原則である為の名に違ひない。其が、内地の 杜 ( モリ ) と同じ内容を持つ事になつたのである。 神は 御嶽 ( オタケ ) に常...
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・宮沢賢治 虔十公園林 (青空文庫)
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・佐左木俊郎 首を失った蜻蛉 (青空文庫)
木立や、 楢 ( なら ) 、 櫟 ( くぬぎ ) 、 楓 ( かえで ) 、栗等の雑木の 杜 ( もり ) が、静かな池の面にその姿を落として、池一杯に緑を溶かしている。 彼は池のほとりに 据 ( す...
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・佐藤垢石 『七面鳥』と『忘れ褌』 (青空文庫)
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・北村透谷 北村透谷詩集 (青空文庫)
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・岡本綺堂 中国怪奇小説集 捜神後記(六朝) (青空文庫)
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・海野十三 爬虫館事件 (青空文庫)
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・海野十三 獏鸚 (青空文庫)
話しかけるともなしに密書事件を次のように語りだした。 「昭和十年四月二十四日の朝刊に、上野公園の動物園前の 杜 ( もり ) の中で、一人の若い男が刺し殺されていたことが出ていた。被害者の 身許 ( みもと ) を調べてみると、もと『暁団』とい...
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・原民喜 夏の花 (青空文庫)
れないから早く来てくれというのであった。 泉邸の 杜 ( もり ) も少しずつ燃えていた。夜になってこの辺まで燃え移って来るといけないし、明るいうちに向岸の方へ渡りたかった。が、そこいらには渡舟も見あたらなかった。長兄...
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・坂口安吾 日月様 (青空文庫)
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・佐藤垢石 増上寺物語 (青空文庫)
のところ何とも見当がつかないようである。しかしながら、博覧会が開設されるとしたら、芝公園が最適の敷地と思う。由来博覧会の出品物は、潤いに乏しい無味乾燥な科学品の多いのを例とする。ところが、芝公園の 杜 ( もり ) の中...
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・小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ (青空文庫)
すいと吹き落して来そうである。 二 翌くる日、 渚 ( なぎさ ) というところから、馬車に乗った、馬車は埃で煙ッぽくなってる一本道を走る、この辺の農家によくある、平ったい屋根と、白い壁が、青々とした 杜 ( もり ) の中...
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・石川啄木 鳥影 (青空文庫)
を据ゑた清子の顔が目に浮んだ。——それは去年の七月の末、加藤との縁談が 切迫塞 ( せつぱつま ) つて、清子がトある 社 ( やしろ ) の 杜 ( もり ) に信吾を呼び出した折のこと。——その眼には、「今迄この私は貴君の 所有...
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・折口信夫 信太妻の話 (青空文庫)
成人して陰陽師となつた。都に呼びよせられた時、母の恋しさに、和泉国信太 ノ 杜 ( モリ ) へ尋ねて行つて拝んで居ると、年経る狐が姿を顕した。其が、晴明の母の正体だつたといふのである。 合理的な議論を立てれば、人ま...
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・折口信夫 「ほ」・「うら」から「ほがひ」へ (青空文庫)
の浦の神が知りませう。……」と誓うたのや、「思はぬを思ふと言はゞ、真鳥栖む 雲梯 ( ウナテ ) の 杜 ( モリ ) の神し 断 ( シ ) るらむ」(万葉集巻十二、三一〇〇)とあるのなども一つで、神罰...
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・島崎藤村 ふるさと (青空文庫)
( たけやぶ ) まで 見 ( み ) えます。 馬籠 ( うまかご ) の 村 ( むら ) が一 目 ( め ) に 見 ( み ) えます。 荒町 ( あらまち ) の 鎭守 ( ちんじゆ ) の 杜...
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