「本音」を含む用例

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「本音」を含む用例

では愚かしいソラゴトしか書けず、匿名でしか本音の吐けぬ文学者などというものはない。 僕には匿名の必要はない。いつでも本音を吐き、ギリギリのことを言ってるからだ。だから、また、ぼくの本音文学本質的なものであり、単な...
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執拗にすぎはせぬかといふおそれもなくはなく、ある種人々には、重ねて不快を与へるかもしれぬと思へば、もう、いゝ加減に黙つたらよからう、といふ内心の声を、私は、今、やすやす聞き流せないのが本音である。 決し...
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富沢が何かしっかりしたさういふことの研究でもしてゐてじぶんの考へに引き込むためにさう云ってゐるのか全く本音で云ってゐるのか、或は早くもあの恐ろしい海外思想染みてゐたのかどれかもわからなかった。卒業証書も生活の保証も命さへも要らないと云ってゐるこの若者の何と美しくしかも扱ひにくいことよ 扉が...
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やもよく、容姿優れていて確かに一等級のものであったらしい。が、この時の偽らざる感じをいえば、うまいうまいとひとはいうが、なんだってこんなものが本当にそんなに美味なのかしら、というのが本音で、当時...
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蔵相のくだのなかで「新給与問題よりも山下春江民主女史の方がすきだということの方が問題だ」といったということ新聞にでていますが、これはなまよい本性たがわず本音でしょう。もちろんあとから本人にきけば「何も...
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編纂の事に与つて居る事を主張する説もあるが、皆単純な伝説信じられない。 四 雅楽寮大歌所大歌所関係の書類が、本集にとり込まれて居ると言ふ証拠は、大伴家持身の上に絡んで、今一つある。雅楽寮は、外国音楽部と日本音...
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人」の真似をしなくてもすむやうな気がするのである早い話が和服といふものを廃止するとする。さうしてはじめ洋服日本人向き改造されるのである。日本音楽を絶対にやらせぬことにする(大体...
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至って冴えない。 「なんのための立候補だろう?」 どうにも理解に苦しむのだ。直接本人に当ってみようと彼は思った。新聞記者の悪い癖だ。直接本人に当ったところで、本音はきける筈がない。まして裏に曰くがあれば、本音...
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なものを開放したって病気治る筈はない。それを知りつつ病気になっているのだもの。 潜在意識というものは、いわば本音というものでしょう。それをめぐって複雑怪奇にモヤモヤと現実がもつれている。しかしそれが人生何より根本問題だから、自制心を失えば本音...
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正宗氏の作物から見て、この考へ方は作中人物のものではなく、氏の本音に最も近いものであらう。 貪婪情慾貧弱体質で表はさうとする肉慾の図に嘔吐催しさうになるといふ感じ方は、一見潔癖精神を思はせるやうであるが、事実...
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小説でも取つてゐる新聞小説は必ずみんな読むと豪語してゐる。かういふ人々がどんな要求からどんな読み方をしてゐるか、本音を聞いてみたいものだと思ひながら、まだそれを果さずにゐるが、おほかた、察しはつくのである。 その他、投書...
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たんびに怒らせてしまふだらう。 の如きは、本音とはいひながら、よくもこんなことがいへたものだと思ふ。また、 ——誰も私を愛してゐないといふことは、私の友人たちを悦ばせることなのだ。 に至つては、彼の...
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小出楢重 油絵新技法 (青空文庫)
十九世紀終りから二十世紀初めにおいて非常な勢となって近代の自由な明るい気ままな人間の心を主とした処の画の方則現れ出しのである。 それは飽き飽きした結果誰れいうとなく現れ出し人間本音である。 即ち近代の絵の技法人間本音から出発なくては面白くないのである本心本音...
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ればその場所を仮興行場として直ち当局認可求めておくこと。 ロ、空襲直後多少人心興奮し、応急自衛処置忙殺されてゐるから、主として音楽殊に吹奏楽如きものを街頭繰り出す必要があらう。 これが為には、日本音...
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激動の中を行く (青空文庫)
タクロスの代り大黒様の名を挙げ、家庭においてパパとかママとか呼ばせていることを攻撃し、正月遊びにも西洋趣味の物でなくて東海道々中双六すごろく)を用いて欲しいと望んでおられる事です。日本音...
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金をまもって負傷するのはバカバカしいという考えは、新しいものではない。バカケガをしたくないのはお互様で、人間本音は昔からそういうものだ。 けれども、敗戦前までは、責任というような気分があって、本音押えつけるような働きしたものだ。あの...
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夏目漱石 文士の生活 (青空文庫)
今までそう云う西洋音楽を聞いた事の無い 為 ( せい ) か、 未 ( ま ) だ一度良い書画を見る位の心持さえ起した事は無い。日本音楽などは 尚更なおさら ) 詰らぬものだと思う。 只 ( ただ ) 謡曲 丈 ( だ ) けは...
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暴力宣言する樂しい時がいつ來るかと尋ねて來る。英國人は、公然であれ祕密であれ、暴力以外のいかなるものにも屈しはしないと彼等は私に云ふ。又聞くところによると、私は決して本音を吐かないから、印度中で最も腹の黒い人間であつて、私が...
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といふものを殆んど持たない、美術は全く解らず、芝居も厭ひだし、寄席は尚イヤだし、活動写真といふものも、本当に面白いと思つてゐない。ただ僕の好きなものは、唯一の音楽あるばかりだ。それも義太夫端歌如き、日本音...
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木下尚江 鉄窓の歌 (青空文庫)
れて松本裁判所裏門を出て、始めて監獄へ送らる。陽国神社の木下闇を行く。夕立はれて空には月美しくかゞやく。 はれて、月は見えながら、名残下道。 ○ 一夜、遙に洋笛の声、に響く。我家に程近き本音...
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鈴木三重吉 蛇つかひ (青空文庫)
は、たちまち しつぽ の方でからだをさゝへて立ち上り、によろ/\と上体をゆすぶりながら、タンブーリンの 音 ( ね ) に合はせて、にじり歩いてをどります。見物人は、それを見ると、はつはとよろこんでお金...
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低迷瀬戸際に立たざるをえないのである洋楽の優秀なることは、何人異議のない点であるが、さりとて、日本音も亦捨て難き情緒ありなぞと、自己満足をする時代ではないことも心得ている心得ておりながらモットよい音楽がほしい、出来...
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林不忘 稲生播磨守 (青空文庫)
老人へ、前からの話をつづけて)それが、いかに鎌を掛けても、けっして本音を吐かんのですよ。 気の弱い男だ。いや、あの、何のうらみも抱いておらぬという、あれがきゃつの本音なのさ。 池田 たと...
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近くのこの温泉なら先生弟子といってちょっと楽器を 掴 ( つま ) んでみせれば、座敷家庭教師の口はいくらでもある。まあこのくらい横着先生にも大目見て頂くさ」 麒麟児きりんじ ) といわれて十四の歳から新日本音...
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阿部次郎 帰来 (青空文庫)
松尾太夫吉田屋如きは私の最も聴かむと欲する音楽であつた。生憎このレコードも亦求めて得られぬ恋に過ぎなかつたが、併し私は端唄や、清元や、新内の「明烏」のやうなものを買ひ求めて暫くの間これに聴き耽つてゐた。さうして、悲しいかな、私は此処も亦本音楽の「限界...
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たちだけでは何もできない」といふ本音を、われわれは、冷淡聴き流しておくべきでありませうか。 ここで、私は、事実即して、私一個の考へを申し上げておかなければなりません。 実は...
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宮沢賢治 疾中 (青空文庫)
尊々々 尊々殺々殺 殺々尊々尊) ゲニイめたうとう本音出した やってみろ 丁丁丁 きさまなんかにまけるかよ 何か巨きな鳥の影 ふう 丁丁丁 海は青じろく明け 丁 もう...
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坂口安吾 訣れも愉し (青空文庫)
て突嗟に泛かびあがつたあの途方もない決意は一体誰の決意なのかとても私には理解できない思ふに私は別れうらぶれた挨拶や奇妙に切迫した感傷や目当を失つた当惑なぞの惨めさを思ひ出して、どうしても敢てする勇気を失つたのであらう。全くさう考へてみれば私の悲鳴は正直な本音であつて、別れ...
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寺田寅彦 海水浴 (青空文庫)
ん ) な顔をして飲んでいた。そうして、そのあとでやっぱり日本酒の方がいいと云って 本音 ( ほんね ) をはいたので大笑いになったことを覚えている。 自分もその海水浴のときに「玉ラムネ」とい...
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戦話 (青空文庫)
軍曹までを敵に思たんであろ、『大石が来た、大石が来た』云うてたびたびうなされとったそうや。して、その軍曹は而も僕を独立家屋のそばまでかかえて来て呉れた命の親だ。よくよく僕は卑恐(ひきょう)の本音出したもんやらしい。」 「それ...
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