「未完成」を含む用例
・岸田國士 未完成な現代劇 (青空文庫)
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・芥川龍之介 佐藤春夫氏 (青空文庫)
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今一度とりあげて考え直さねばならない芸術上の諸課題にも触れているのを痛感するであろう。例えば題材とテーマとの問題などにふれて。自然というものの感じかた、裸体の歴史性、モデルと思想との相互の関係などを語っている部分は深い示唆をもっている。 中年から以後、ミケルアンジェロの作品がつねに未完成...
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・岸田國士 内村直也君の『秋水嶺』 (青空文庫)
の文学的素質から来たものであることを保証し得るのである。 この作品は、要するに、未完成品であると同時に、いろいろなものを約束してゐる点で注意すべき作品であるが、今度、これを築地座で上演するに当つて、作者と協議の上、若干筆を入れてもらつた。稽古中、様々...
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ーは一八五一年まで生き、そのあいだに、イタリア中世期に取材した『ヴァルペルガ』(一八二三年)、未完成に終った『最後の人』(一八二六年)、なかば自伝的な『ロドーア』(一八三五年)等の作品を書いたり、夫シ...
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・芥川龍之介 文芸的な、余りに文芸的な (青空文庫)
し更に近代ではかう云ふ小説の作家としては何びともジユウル・ルナアルに 若 ( し ) かない。(僕の見聞する限りでは)たとへばルナアルの「フイリツプ一家の家風」は(岸田国士氏の日本訳「 葡萄 ( ぶだう ) 畑の葡萄作り」の中にある)一見未完成...
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・宮本百合子 女性の歴史 ——文学にそって—— (青空文庫)
ちは女としての自分の心から、モナ・リザとレオナルド・ダ・ヴィンチの心情の中に迫って見ようと思う。 レオナルド・ダ・ヴィンチは、この美しいモナ・リザの肖像にとりかかって数年間を費したが、到頭未完成で終ってしまった。レオ...
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・伊丹万作 顔の美について (青空文庫)
はこれなりにもう少ししつくりと落ちつき、今よりはずつと安定感を得てくるに相違ない。 だから私は鏡を見て自分の顔の未完成さを悟るごとに、自分の死期はまだまだ遠いと思つて安心するのである。 底本:「日本の名随筆40 顔」作品社 1986...
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・芥川龍之介 羅生門の後に (青空文庫)
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・岸田國士 偉大なる近代劇場人 (青空文庫)
新劇の組織ある基礎を最も困難な地盤の上に築き得た第一の功労者であつたといふことです。 それだけではありません。氏はその基礎の上に、何かを残して行きました。これは、いろいろ見方もあるでせうが、私は、一面、それが未完成なものであると同時に、非常に豊富な、或ひは、非常...
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・宮本百合子 同志小林多喜二の業績 ——作品を中心として—— (青空文庫)
ロの犠牲とした作家同盟は考えるべきであるというようなことを書いている。 「地区の人々」は、たしかに終りに行けば行くほど説明的になり、小説としての丸彫にした描写は欠けている。同志小林の、完成された傑作ではない。そのことは明らかであるが、我々はこの「地区の人々」がその作品としての未完成...
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・太宰治 多頭蛇哲学 (青空文庫)
( ろうばい ) して右往左往している一群の知識人のためにも、この全体主義哲学は、その世界観、その認識論を、ためらわず活溌に展開させなければなるまい。未完成であると思う。それだけ努力のし 甲斐 ( がい...
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・芥川龍之介 文芸鑑賞講座 (青空文庫)
も只の彫刻ではない、在来未完成と称へられてゐる晩年の彫刻を見たのであります。尤も未完成の作品と称へられてゐるのは何もミケルアンヂェロ自身の証明のある次第ではありません。只大理石の塊の中に模糊たる人間の姿が浮かんでゐる、まあ...
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・宮本百合子 前進のために ——決議によせて—— (青空文庫)
激励したところにこそあるのである。 貴司は『改造』四月号の「人及び作家としての小林多喜二」という感想文の中で、同志小林は作家としても理論家としても未完成であったが、その英雄的死によって未完成を完成したという意味のことを書いている。その文中では完成...
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・岸田國士 演劇より文学を排除すべきか (青空文庫)
アンの図書館に保管されてあるボオドレエルの遺稿の中から、韻文劇「イデオルス或はマノエル」の草案が発見された。これは、プラロンといふ無名の協力者と合作をする筈だつたらしい。 三年前に、エドガア・ポオの未完成のドラマが、出版された。モル...
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・小酒井不木 新案探偵法 (青空文庫)
は犯罪探偵法の革命を企てようかと考えたこともありました。 ところが、鯉坂君が、跡から跡から思いついて着手した研究は、未完成に終るものが少くありませんでした。これが即ち、彼の頭の複雑な点なので、彼にとっては頗る気の毒な点でもあります。 然 ( しか ) し彼...
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・岸田劉生 美術上の婦人 (青空文庫)
ナルドは、この画を三年とかで描いたさうだ。そして、猶、自分では未完成のつもりでゐたさうだ。その途中でモデルの、モナリザ・ヂヨコンド夫人は長逝したのだ。 しかし、前々からの画をみる時、其処に少しの未完成...
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・日本銀行国債事務取扱規程 (e-Gov)
銀行ハ独立行政法人国立印刷局ヨリ証券類(白紙、未完成国債証券、国債証券、添附利札、記名紙及各其ノ見本ノ類ヲ謂フ以下同シ)ヲ受領シタルトキハ其ノ品目、数量及受入年月日ヲ財務省ニ報告スヘシ 第二十一条 日本...
law.e-gov.go.jp/htmldata/T11/T11F03401000032.html
・宮沢賢治 農民芸術概論綱要 (青空文庫)
のその度ごとに四次芸術は巨大と深さとを加へる 詩人は苦痛をも享楽する 永久の未完成これ完成である 理解を了へばわれらは斯る論をも棄つる 畢竟ここには宮沢賢治一九二六年のその考があるのみである 底本:「【新】校本宮澤賢治全集 第十三巻(上)覚書・手帳...
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・牧野信一 塚越の話 (青空文庫)
非常に謹厳な人格者であるといふので評判が高いといふ噂であつた。 「これは世間には発表しなかつた未完の作品なんだが、君にだけは是非見て貰ひたいと思つてゐるんだ、完成してから誘ふつもりだつたが、今日は、とても好い心地に感傷的になつてしまつて……僕の...
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・梶井基次郎 『新潮』十月新人號小説評 (青空文庫)
を見たからである。實感を伴はない文字の遊戲と思はれてゐたものが、強い實感を現すための新しい手段と見直せるやうになつた。それでもなほ得心のゆかぬ個所もある。それは作者と私との趣味の相違や、私の讀み方の不足や、作者の技巧の未完成...
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・岸田國士 「女らしさ」について (青空文庫)
僻みのために、非常に「女らしさ」の表現があやふやだ。 それは固より個人の罪ばかりではない。さういふ現象を生む文化的な欠陥——或は未完成さが現在の日本にはあるのである。旧い伝統が次第に破壊されて、それ...
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・宮本百合子 偶感一語 (青空文庫)
方の病名や年齢が一種の知識を与えます。ただ、寂寥々とした哀愁が、人生というもの、生涯というものを、未だ年に於て若く、仕事に於て未完成である自分の前途にぼんやりと照し出したのです。 けれども、その某博士が逝去されたという文字を見た瞬間、自分...
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・宮本百合子 聟 (青空文庫)
かしてこの母娘にも自分達の活動の性質を間接にわからせてやる法はないものかと思った。それが順だし、よしんばきよ子と結婚しないにしろ、そのことにはそれとしてのねうちがある。 詮吉は新しい未完成な計画の一つとしてそれを楽しみなくはなく心の一隅に収め、坐り...
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・宮本百合子 漱石の「行人」について (青空文庫)
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・宮本百合子 弟子の心 (青空文庫)
の弟子として感じた先生の性格等と云うものを、遠慮なく書くことによって、一層先生と云うものに近づき、密接になるように感じる。若し私が筆を控えることがあれば、其れは、未完成な自分が、先生の全部を知るに足りないものであると云う自覚によるばかりだ。私は...
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・宮本百合子 樹蔭雑記 (青空文庫)
如何に其を押えようとしても押えられない嬉しさが来る。 有頂天にならないまでも、又、如何に謙虚に自分の未完成である事にハムブルではあろうとも、その「心のときめき」を、否定し尽す人はないだろう。 下らない賞讚にあって、少し...
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・高村光太郎 自作肖像漫談 (青空文庫)
河口慧海先生の首や坐像を記録的に作ったのもその頃である。今年はお許を得て木暮理太郎先生の肖像にかかりはじめているが未完成の事だから多くを語り得ない。 彫刻家生活をつづけて居て、今最も残念に思うのは、西園寺公の肖像を作る機会を逸してしまった事である。父の...
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・折口信夫 水中の友 (青空文庫)
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・石川欣一 可愛い山 (青空文庫)
カリ浮ぶ優しい山に心を引かれた。何といういい山だろう。何という可愛らしい山だろう! 雨飾山 ( あまかざりやま ) という名は、その時慎太郎さんに教わった。慎太郎さんもあの山は大好きだといった。 この、未完成...
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用例の品詞分類
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