「折しも」を含む用例

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|動画|文献|商品|全文検索|用例
「折しも」を含む用例

大町桂月 月譜 (青空文庫)
白露空に横はりて明月高くかゝれるに、心もおのづからすみて、笑いあひつゝ行く路すがら、かたみにうつれる影の頭ふまむと争ひて、あとになり先きになりしが、はてはわれ常にさきになりて、娘の頭ふみければ、はらたてて、共に家へは帰らじとすねたる折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000237/files/1275_18924.html
上村松園 砧 (青空文庫)
いざ砧を打たんとて馴れし襖の床の上、涙かたしき 狭筵さむしろ ) に思いをのぶる便りぞと夕ぎり立寄り主従とともに恨み砧打つとかや、衣に落つの声/\、夜寒を風やしらすらん」 秋酣 ( しゅうかん ) の、折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000355/files/49736_35112.html
大町桂月 菅の堤の櫻 (青空文庫)
とを注文して、腰の瓢箪取り出す折しも酒樽到著す。到る處、『正宗』の瓶詰閉口して、わざ/\瓢箪をもちゆけど、樽酒新たに來れる見ては、に對してもと、下らぬ處に義理張つて、試に飮んで見たるに、田舍...
www.aozora.gr.jp/cards/000237/files/48355_32576.html
樋口一葉 すゞろごと (青空文庫)
( おどろ ) かすべき、さこそは人の 羨 ( うら ) やましがるべきをと、嬉しきにも 猶 ( なほ ) はゞかられつゝ、あらぬ事ども言ひかはすほどに、折しもの 子規 ( ほとゝぎす ) 軒端...
www.aozora.gr.jp/cards/000064/files/4096_9536.html
片山廣子 蝙蝠の歴史 (青空文庫)
ストはお眼をふり向けて蝙蝠をごらんなされた。すると潮が引いてゆく時のやうに、青と白の色が蝙蝠の体から消えて行つた。蝙蝠はめくらになり黒い体になつてぱたぱた飛んで折しも迫る夜の中にとび入り暗黒くらやみ ) の中...
www.aozora.gr.jp/cards/001346/files/49506_35998.html
おのおのの夫には秘密にこの計画実行したいと思ふので、くるしい工夫をする、どうしても足りない折しもこの室へわかい美し会員がはいつて来る。考へこんで困つてゐた二人奥さんこの人相談をかける。令嬢はびつくりするが、少し...
www.aozora.gr.jp/cards/001346/files/49513_36008.html
内藤湖南 寧樂 (青空文庫)
遊觀かいなでの名處より外に目も及ばず汽車の便よしとい長谷、談峯さては人皇の祖と仰がれさせ給ふ神武のみかど、畝傍山の陵さへも、天氣都合あしくて拜謁を得遂げざりしこそかへす/\も殘念なりしか。初度の遊は、友なる神澤子と偕にしたり。折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000284/files/3339_21519.html
りなくも、旧き記憶をよびおこして、回想忘れ路をたどりぬ。 恋 ( こひ ) の 淵 ( ふち ) ・峯の薬師百済千塚 ( ちづか ) など、通ひなれては、そなたへ足むくるもうとましきに、折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/5010_14229.html
富田木歩 小さな旅 (青空文庫)
ども行けども思うようなが見られないので引き返そうかと思ったが断行もしかねていた。 中に犬鳴入り遠蛙 併し、展けた。遂に大蘆原が眼前に展けて来た。私の心は躍った。折しも輝き出した星の色は私の心の喜びの色か。 行く春蘆間水の油色 思い残すともなく帰途についた。三圍...
www.aozora.gr.jp/cards/000677/files/42298_23806.html
鼠頭魚釣り (青空文庫)
にて立ちては仆れ立ちては仆るゝまゝ要無き響きの手に伝はりて悪(あし)し、球形のは水底に触るゝ時たゞ一たび其響き手に至るのみなれば、いと明らかにして好し聞きぬ、如何にも道理ことわり)あることにはあらずや、鉛錐は我が買ひ来しものこそ好けれと云ふ。よつて弟が購(か...
www.aozora.gr.jp/cards/000051/files/1450.html
福田英子 母となる (青空文庫)
( たちさわ ) げる折しも、 恰 ( あたか ) も陣痛起りて、それと同時に 大雨 ( たいう ) 篠 ( しの ) を 乱 ( みだ ) しかけ、 鳴神なるかみ ) おどろ/\しく、はた...
www.aozora.gr.jp/cards/000057/files/369_18841.html
凍って割れるような寒い日のことだった。痛風がおきて僕自身身動き出来なかったので、ぼんやり肱掛椅子に 凭 ( よ ) りかかっていた。折しも僕は重々しい律動的跫音あしおと ) をきいた。普魯西軍隊が来たのだ。そし...
www.aozora.gr.jp/cards/000903/files/43651_17887.html
樋口一葉 あきあはせ (青空文庫)
を払ひて、そゞろ寒けく身にしみ渡る 折 ( をり ) しも、 落 ( おち ) くるやうに雁がね聞えたる、 孤 ( ひと ) つなるは 猶 ( なほ ) さら、連ねし姿もあはれなり思ふ人を遠き 県 ( あが...
www.aozora.gr.jp/cards/000064/files/4095_9535.html
濱田耕作 温泉雜記 (青空文庫)
の姿も見ない廣々とした浴場に、下婢も居ず、主婦背中流してもらへば、客足少な此の地に遙々と來て、業を營む人の身の上同情涙を催すのみである。一浴してツト家を出づれば、折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/001054/files/42150_15663.html
巌谷小波 こがね丸 (青空文庫)
( かな ) 」ト、途方に 打 ( うち ) くれゐたる折しも何処 ( いずく ) よりか来りけん、 忽 ( たちま ) ち一団燐火 ( おにび ) 眼前めのまえ ) に現れて、高く 揚...
www.aozora.gr.jp/cards/000981/files/3646_12287.html
饗庭篁村 良夜 (青空文庫)
看れば中央の欄干に倚りて川面覗き居る者あり。我と同感の人と頼もしく近寄れば、かの人は渡り過ぎぬ。しばしありて見ればまたその人欄干に倚り仰いで明月は看ずして水の見入れるは、もしくは我が疑われたる投身の人か、我未ださる者を救いたる事なし、面白き事こそ起りたれと折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000374/files/45754_23935.html
泉鏡花 遺稿 (青空文庫)
近く晩の卓子臺を圍んで居たが、 ——番傘お茶を引いた—— おもしろい。 悟つて尼に成らない事は、凡そ女人上の糸七であるから折しも欄干越の桂川の流をたゝいて、ざつと降出しに氣競つて、 「おもしろい、其の...
www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/33204_12204.html
川上眉山 書記官 (青空文庫)
木葉舟の、島隠れ行く影もほの見ゆ折しもの風を払って、 妙 ( たえ ) なる琴の音二階一間起りぬ。新たに来たる座敷 ( はなれ ) の客は耳を 傾 ( かたぶ ) けつ。 糸につれて唄い 出...
www.aozora.gr.jp/cards/000507/files/46648_26530.html
福田英子 妾の半生涯 (青空文庫)
の感に打たれしことの今もなおこの記憶に残れるよ。折しも向かいの船に声こそあれ、白由党員一人いちにん ) 、 甲板かんぱんの上に立ち上り演説をなせるなり。殺気 凜烈 ( りんれつ ) 人をして 慄然りつぜん ) たら...
www.aozora.gr.jp/cards/000057/files/43276_18829.html
阿部次郎 帰来 (青空文庫)
sch n が kolossal klagend の同義語であることを疑ふことが出来ない欧羅巴にゐて未だ大地震の報に接せずにゐるあひだ、日本に帰つて折しも顔見世芝居を見、なに...
www.aozora.gr.jp/cards/001421/files/50279_37654.html
高島異誌 (青空文庫)
妖怪!」 と純八は、腰の太刀手を掛けると、キラリとばかり抜き放した。途端に飛びかかる蟒(うわばみ)の胴を颯と斜め切り付ける刹那太刀三段バラバラ折れた。 「南無三宝!」 と飛び退いた折しも、 「お逃...
www.aozora.gr.jp/cards/000255/files/1404.html
つけ候。某が刀は 違棚ちがいだな ) の下なる刀掛に掛けあり、手近なる所には何物も無之故、折しも五月の事なれば、 燕子花かきつばた ) を活けありたる 唐金からかね ) の花瓶を 掴 ( つか...
www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/48209_30639.html
でも彼は常住女色踏み迷い絶えざる波瀾を捲き起してはおりました。 折しも五郎兵衛踊り師匠の娘と恋に落ち漁色余裕喪失して真の闇路踏み迷う身となった。そのとき五郎兵衛五十三、娘はとって十九です。娘は琴、長唄踊りなど諸芸通じ国文...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45708_23675.html
坂口安吾 露の答 (青空文庫)
でも彼は常住女色踏み迷ひ絶えざる波瀾を捲き起してはをりました。 折しも五郎兵衛踊り師匠の娘と恋に落ち漁色余裕喪失して真の闇路踏み迷ふ身となつた。そのとき五郎兵衛五十三、娘はとつて十九です。娘は琴、長唄踊りなど諸芸通じ国文...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45889_33225.html
隠居見やると、折しも隠居は泪をハラハラと膝にこぼしていられるところ。 「ああ月日のたつのは、ほんとに夢のようだこと。明日はもう一周忌になるが、ほんとに惜しいことをしました」 妙庵...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45936_39308.html
せず消えずいとかすかに思ひも掛け尺八音の流るるを聞きて、われは我が心を失はんとしたり。 「途すがら」は五六年前九州在る姉の許に赴きし時、人に誘はれて炭坑を見に行きし日の日記をもととして作り純然たる小説なり。折しも...
www.aozora.gr.jp/cards/000800/files/42140_17583.html
神西清 ハビアン説法 (青空文庫)
悪い癖で早速あだ名をつけた。 折しもドミンゴ日曜)のこととて会堂戸障子としょうじ ) はあけ放たれ、屋内立ち居する信徒の姿が見える。黒いアビト姿のバテレン神父ちらちらする。オラショ祈祷)は既に果てたと見え、ちら...
www.aozora.gr.jp/cards/001157/files/47230_29325.html
清水紫琴 したゆく水 (青空文庫)
み ) を庭の面に、移せば折しも散る紅葉、吹くとしもなき夕風に、ものの憐れを告げ顔なり。 表門 ( おもて ) の方には、奥方鹿子忍びやかなる 御帰宅 ( おんかへり ) 。三十二相年齢の数、栄耀...
www.aozora.gr.jp/cards/001146/files/43516_16589.html
中原中也 山羊の歌 (青空文庫)
ひ 山に々、 老いてつましき心ばせ。 かゝる折しも我ありぬ 小児に踏まれし 貝の肉。 かゝるをりしも剛直の、 さあれゆかしきあきらめよ 腕 拱 ( く ) みながら歩み去る。 [#改ページ港市...
www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/894_28272.html
清水紫琴 誰が罪 (青空文庫)
よく考へて御覧、まさかとは思ふだけれど、いよいよとなれば調べなければならないから。何しろあれの親も、盗人じやあないが、お金を遣ひ込んで這入つたんだといふからね』 折しも 次間 ( つぎ ) に人の気配奥様...
www.aozora.gr.jp/cards/001146/files/43517_16588.html


用例の品詞分類




他の用例のページ

興津弥五右衛門の遺書  sch n  妾の半生涯  手を掛ける  目も及ばず  あらぬ事  こがね丸  オラショ  ドミンゴ  ハビアン  バテレン  バラバラ  三十二相  上村松園  中原中也  五郎兵衛  今もなお  内藤湖南  出来ない  南無三宝  坂口安吾  大町桂月  富田木歩  小さな旅  山羊の歌  峯の薬師  巌谷小波  川上眉山  忍びやか  折口信夫  改ページ  文づかい  明らかに  樋口一葉  涙を催す  清水紫琴  福田英子  純然たる  絶えざる  足りない  踏み迷う  阿部次郎  饗庭篁村  あだ名  この人  せ給ふ  その人  キラリ  ハラハ  一周忌  下らぬ  中央の  同義語  向かい  向けて  夕ぎり  大地震  奥さん  屋根裏  島隠れ  律動的  戸障子  新たに  普魯西  書記官  来たる  森鴎外  欧羅巴  泉鏡花  燕子花  琴の音  畝傍山  砧打つ  神西清  立ち居  聞えた  行く春  見入れ  身の上  身動き  途端に  雁がね  頼もし  顔見世  飛んで  魚釣り  一人  一団  一間  三段  下婢  主婦  主従  九州  二人  二階  五六  五十  五月  人皇  令嬢  会員  会堂  何処  何物  余裕  信徒  党員  初度  初稿  刹那  剛直  十九  千塚  卓子  同情  同感  唐金  喪失  四月  回想  国文  夕風  夜寒  大雨  太刀  太郎  奥方  奥様  女人  女色  妖怪  子規  実行  客足  小児  小説  尺八  屋内  川面  工夫  師匠  帰宅  帰来  帰途  常住  年齢  幼時  座敷  御覧  慄然  手近  投身  断行  日曜  日本  日記  明日  明月  暗黒  月日  木葉  栄耀  桂川  椅子  樽酒  欄干  正宗  歴史  殺気  気配  水上  水底  汽車  油色  波瀾  注文  浴場  温泉  港市  漁色  演説  炭坑  燐火  片山  犬鳴  犯人  狂女  狭筵  球形  瓢箪  瓶詰  田耕  甲板  番傘  痛風  白露  百済  盗人  相談  眼前  祈祷  神武  神父  秋田  秘密  紅葉  義理  背中  自身  良夜  芝居  花瓶  蝙蝠  表門  計画  記憶  説法  諸芸  跫音  軍隊  軒端  追放  途方  道理  違棚  遠蛙  遺稿  都合  酒樽  長唄  長谷  閉口  闇路  陣痛  隠居  面白  高島  鳴神  鹿子
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
_ _   

©2012 Weblio RSS