「忌み」を含む用例

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「忌み」を含む用例

枕草子/第四段 (Wikisource)
端などのやうに思ひたるこそ、いといとほしけれ。精進もののいとあしきをうち食ひ、睡ぬるをも、若きはものもゆかしからむ、女などのあるところをもなどか忌みたるやうにさしのぞかずもあらむ、それをもやすからずいふ。まいて、験者...
ja.wikisource.org/wiki/枕草子/第四段
とあり、同じく被りものゝ意に用ゐてある。此等は、皆、被りものに近づいたもので、物忌みの しるし であり、神に仕へる清浄潔白な身であることを示すのである所謂 たぶう である。冠の 巾子コジ ) を止...
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枕草子 (Wikisource)
ja.wikisource.org/wiki/枕草子
枕草子/第二十二段 (Wikisource)
言いまはもて来ぬらむかし、あやしう遅き、と待つほどに、ありつる文、立て文をも結びたるをも、いと汚げにとりなし、ふくだめて、上に引きたりつる墨など消えて、「おはしまさざりけり」もしは、「御物忌みとて取り入れず」と言...
ja.wikisource.org/wiki/枕草子/第二十二段
てなす事が行はれたらしい。此が、陰陽道五月端午節供習合せられたのであつた。世間で男の節供と言ひながら、此夜に限つて、家々女の家と言ひ習して来た——女殺油地獄の中——のは、男の物忌みで家に居ぬ日だつたからである。殊に...
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成熟した後の、贄として神に奉る時の、物忌み精進の生活である事を意味するのであらう。新しく生つたものを、神に進める為の物忌み、と言ふ事になるのである神様召し上りものが、 にへ であることは、前に...
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して、一週間といふもの完全に、 小忌人 ( ヲミビト ) の様な物忌みをして、神事役の人と共に一つになつて、祭儀観察をさせて貰うてゐた。其揚句が、ちよつとの行き違ひから、の...
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風土記筑波山の条にある。 御祖 ( ミオヤ ) 神(母神の意)天から降つて、姉娘富士宿りを乞ふと、新嘗の夜故との口実で宿を拒んだ。妹筑波に頼むと新嘗するけれども、母ゆゑにはと言うて泊めたと言ふ。此は新嘗夜の物忌み...
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ぎのみ子 の中から一柱が 日のみ子 として、 みあれ せられたのであつた。其間の物忌みが厳重であつた。此が所謂 真床襲衾 ( マドコオフスマ ) を引き 被 ( カヾフ ) つて居られる時である。此物忌み...
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折口信夫 花の話 (青空文庫)
ふ名が、にまで附けられたのである卯の花の咲く時分に、長雨が降る。卯の花を腐らせるに、気を病んで居る人々が作つた詞である。 これからは、幾らでも象徴の花が出て来る。卯月に入ると、女達の物忌みが始まる。此事...
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言葉は降るなのです。 つゝみ と言ふ事は、に対して慎みの物忌みですね。の降る時分の、或は対する物忌み、と言ふ事を意味するらしいのです。十日間も降つたら、十日間も私のところに通うて来ない積りですか、と言...
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ではなさ相である。 すさのを の命が、天上犯した罪の償ひに、其時期になると、天上のことを地上にうつして、我々がせねばならぬ慎しみ、即日の神、日の神作物対する物忌みが、 あまつゝみ である。 くにつゝみ は、更に...
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折口信夫 盆踊りの話 (青空文庫)
初めに神が来ると考へたのは、日本神道の上でも新しいものであると言うても、わが国組織のまとまるか、まとまらない頃のものであらう。此時期に、吾々の民間に残つて居る、注意すべき事は、処女どもの、一所に集つて物忌みする事である。今日...
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接神にあたつて、厳重な物忌みをする人であつた。後には、此人達の身分は、次第に低くなつたが、元は、その高い人ほど、厳重な物忌みをしたのであつた。今でも、大嘗祭当つては、天皇が一番、お苦しみになるのである三度も、風呂...
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持つて居た俤らしい者を見せて居るのであらう。此は子型の父方異形身が、母の手で、此国の姿に替へられる事の説明には役に立つ竹取物語かぐや姫天の羽衣も、舶来種でなく、天子をはじめ巫女たちも著用した物忌みの衣である。此衣...
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ある。 ひも は、 ひも の緒の略らしい。正しくは、 ひものを である。 ひれ ・ ひらみ ・褶を通用するのを見ると、頸越しに、爪先よりも長く垂れたので、 ひらおび とするのは、後の民間語原説である。 み は裳...
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れば、あくる年の春には美術学校入学試験をうけんといい、その準備のために川端画学校通いいたるに、かりそめの感冒大いなる 禍 ( わざわい ) の根を作りて、夏の盛り三月あまりも 病 ( や ) み 臥...
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息子養子親となって仕合わせをしたなどいう話があって、これを「徴兵養子」と 称 ( とな ) えたものです。毎年この徴兵令のことは打ち続いて行われるのだそうで、国家のため、さらに忌み嫌うべきことではないが、師匠考えでは、幸吉...
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やくあたりを見まわしました。……一見思議態度に思われまするが、しかし、実は少しもこれが不思議でないので、なぜかならば、当時のごとき徳川もまだお三代ごろのご時勢においては、最もこの村正作刀忌みきらわれた絶頂だったのです。なぜ...
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は胃に悪いとか安眠害するとかいうだけではなくて、何かしら信仰ないし迷信色彩のある禁戒であったであろう。 このピタゴラスの話がまるで嘘であるとしても、昔のギリシャローマに何かそれに類する禁戒」「タブー」「 物忌 ( ものい ) み」とい...
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言葉悦ぶこと大いなる利益を獲し者の如し。 我詭りを疾みて之を忌み、惟爾の律法愛す。 我爾が義の定め爲に日に七次爾を讃榮す。 爾の律法愛する者には大いなる平安あり、彼等躓きなし。 主よ、我爾の救いを恃み、爾の誡めを行う。 我が...
ja.wikisource.org/wiki/第十七「カフィズマ」
諸敵に因りて隣にも辱しめられ、知人には忌み憚られ、我を衢に見る者は我を避く。 我は死者如く人の心に忘れられたり、我は壞られたる器の如し我は多人の誹り聞く彼等が相議して我を攻め我が霊を抜かんと計るとき、四方...
ja.wikisource.org/wiki/第四「カフィズマ」
新嘗享ける神と、家々新嘗に臨んで、家あるじと共におきつ・み・とし初穂の饗を享ける神とは、別殊のものと考へられて居たのではなからうか。越えてふた月、十一月中旬はじめて、当今主上近親陵墓に、 荷前 ( ノサ...
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折口信夫 若水の話 (青空文庫)
生活の状態と考へたのだ。死に対する物忌みは、実は此から出たので、古代信仰では死は穢れではなかつた。死は死でなく、生の為の静止期間であつた。出雲国造家伝承がさうである。ほかでの祓へを科する穢れの、神に面する資格を得る為の物忌み...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/18392_22336.html
折口信夫 翁の発生 (青空文庫)
別が、き(く)・み(む)の上につけられてゐる事が知れます。つまりは老若制度から出た社会組織上の古語であつたらしいのです。 舞踊アソビ ) を手段とする鎮魂式が、神事の主要部と考へられて来ると、舞人...
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( ニヘ ) 」と一つ語であつて、刈り上げ穀物を 供 ( クウ ) ずる所作をこめて表す方に分化してゐる。此行事に關した物忌みが、 にへのいみ 、即 にふなみ ・ にひなめ と稱せられて、新甞...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/42613_17557.html
同形式で、我々なら竪と言ふところはしだて と言ひ、丘傍を傍丘と言うのである。 をかべ 或は をかび には普通辺を宛てゝ居るが、 べ ・ び (又は、み)は ほとり と言ふ事ではないのである。従つて、傍丘...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/47191_32405.html
季題にまで保存せられてゐる。今も、荘内辺では、刈り上げ後に、 にはなひ 行といふことをする。家の内にゐないで、庭にゐて、所在なさに、縄を綯ふ物忌みだからといふので、勿論、新嘗関聯する所はあるのであるが、これらの事実見ても、一家...
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折口信夫 方言 (青空文庫)
に が、 脆くも に、一縷の関係を繋いでゐるのである。 ○女の家 節供セツク ) は和漢土俗習合して出来たものと考へる。そして季節の替り目を恐れる風、及び祭り・物忌みに、男は皆宮社籠り、女ば...
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小熊秀雄 憂鬱な家 (青空文庫)
急に私の赤ん坊時代清浄なければならない第一言葉が、最初に吐きだされた片言が、なにかしら泥棒』とか『淫売婦』とか『ごろつき』とか『掏摸』とかいつた風な、世の中でいちばん忌み嫌はれてゐる言葉からでも、始た...
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