「徳川 綱吉」を含む用例
・佐藤垢石 増上寺物語 (青空文庫)
でも行ってみれば、眼のあたり分かる通り、幕末から維新当時にかけて増上寺の境内や数ある徳川霊廟の境内は、匡賊に類した武士や贋武士のために、 惨々 ( さんざん ) な 掠奪 ( りゃくだつ ) を蒙っている。諸侯...
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・芥川龍之介 大久保湖州 (青空文庫)
シ金五十銭」と云ふ貼り札の帯をかけたまま、雑書の上に抛り出してあつた。僕はこの本の挨を払ひ、ちよつと中をひろげて見た。中は本の名の示す通り、徳川家康と井伊直弼とに関する史論を集めたものらしかつた。が偶...
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・旗本退屈男 第九話 江戸に帰った退屈男 (青空文庫)
客分としての待遇をうけている特別扱いの一家でした。それゆえにこそ、名君を以て任ずる将軍綱吉公は、この名門の後裔を世に出そうという配慮から、異数の抜擢(ばってき)をして問題の人長門守を大阪城代に任じたのが前々年の暮でした。然るに、この...
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・服部之総 尊攘戦略史 (青空文庫)
スローガンとして生れたものである。 近世史上の尊王論そのものが、やはりそうで、徳川時代の尊王論の先駆者たち 蕃山 ( ばんざん ) 、 闇斎 ( あんさい ) 、 素行 ( そこう ) 、そして水戸学の始祖 光圀 ( みつくに ) らが...
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・国枝史郎 二人町奴 (青空文庫)
がのつぼね ) に引き立てられ、四代将軍綱吉の 乳母 ( めのと ) 、それになった矢島局であり、そういう縁故があるところから、町奉行以下の役人達も二目も三目も置いていた。但しそのためにそれを利用し、藤兵...
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・島崎藤村 夜明け前 第二部上 (青空文庫)
兵庫の開港はアメリカ使節ペリイがこの国に渡来した当時からの懸案であり、徳川幕府が将軍の辞職を 賭 ( か ) けてまで朝廷と争って来た問題である。こんな黒船が海の外から乗せて来たのは、いったいどんな人たちか。ここ...
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・岡本綺堂 鐘ヶ淵 (青空文庫)
の当主は右之助と呼ばれていた。ところで、今から六代前の大原右之助という人は徳川八代将軍吉宗に仕えていたが、その時にこういう一つの出来事があったといって、家の記録に書き残されている。由来、諸家の系図とか記録とか伝説とかいうものは、かな...
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