「御苦労」を含む用例
・三遊亭円朝 日本の小僧 (青空文庫)
参 ( まゐ ) りました。主「 大 ( おほ ) きに 御苦労 ( ごくらう ) だつた、早く 牡丹餅 ( ぼたもち ) を食べな。小「へえ、 有難 ( ありがた ) う 存 ( ぞん ) じま...
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・高村光太郎 装幀について (青空文庫)
ぞれの環境中にそれぞれの美を十分に持つてゐないのではないが、ただその美が如何にも御苦労さまなだけである。 書籍の装幀について考へる度に私はいつも前述の様な聯想作用に襲はれる。装幀は最大限に実用の必然要求に応じ、その基礎の上に立つ「比例の美」にま...
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・新世帯 (青空文庫)
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・不如帰 小説 (青空文庫)
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・岡本かの子 或る男の恋文書式 (青空文庫)
同封のなかにこのラブレターの文範がいれてありました。いふまでもなく、それゆゑ以上のラブレター文範はその男性が御苦労様にも、そのある女に自分から書いて示したものであります。ユーモラスな哀感をかんじながら私がそれを読んでゐますと、傍か...
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・え゛りと・え゛りたす (青空文庫)
うよりもいつまでも幼稚な文学書生をもって自任しているのだ。私が今迄に全体どんなことをしたか、どの位な文学上の仕事をしたかと考えて見るとまったくお恥かしい次第なのである。だから私は御苦労にもヨーロッパくんだりまで出かけ、もう...
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・三遊亭円朝 西洋の丁稚 (青空文庫)
「アー 大 ( おほ ) きに 御苦労 ( ごくらう ) 、 折角 ( せつかく ) の 思召 ( おぼしめ ) しだから 受納 ( じゆなふ ) いたしまする。先「 中々 ( なかなか ) 旨 ( うま...
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・巖谷小波 三角と四角 (青空文庫)
とう四角とも切り落し、まずこれで 溜飲 ( りゅういん ) が下がった。どりゃ帰って寝よう、鋏さん大きに御苦労だったと、急いでわが 家 ( や ) え帰って、そのまま寝てしまいました。 さてその翌朝、何 喰 ( く...
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・怪僧 (青空文庫)
軽薄な笑いを顔に浮べていた。 「お勤め御苦労に存じます、見らるるとおりの荒寺で、茶もろくろくおあげすることもできませんが、それで宜(よろ)しければ、ゆっくり御逗留なさいますように」 「なに、粮米の用意もある、今晩...
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・永井荷風 町中の月 (青空文庫)
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・芥川龍之介 続澄江堂雑記 (青空文庫)
テは彼の机の上にこの旧友の頭蓋骨を置き、「シルレル」と題する詩を作つた。そればかりではない。エエベルラインなどは御苦労にも「シルレルの頭蓋骨を見守れるゲエテ」とか 何 ( なん ) とか言ふ半身像を作つた。けれどもこれはシルレルではない、誰か...
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・義人の姿 (青空文庫)
はこうして短い一生を終った。 その翌日のことであった。正午近くなって横山源兵衛の玄関前(さき)へ吉平の姿が現れた。 「私は昨日、御苦労を相かけた浜田吉平でございますが、申しのこしたことがございましたから、参上いたしました、お取...
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・宮本百合子 新入生 (青空文庫)
いろいろの回想に誘うこともある。今はまるで壮健で子供の親になっている弟も五つ六つの頃はギプスをはめて歩いていたりしたのであったから。 昨今ひとめで新入生とわかる子供たちを見ると、まあまあ、御苦労様だった、とそ...
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・清水紫琴 葛のうら葉 (青空文庫)
となく学校へ通ふ足も重く、まだ高等小学校の卒業にだも程ある身を、その上の女学校とやらむへは何として何として。よし母様のともかくもして、我をそこに送りたまはむとも、さてはいよいよ御苦労の重るべければ、我はここに思ひを 飜 ( ひる...
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・津村信夫 猟人 (青空文庫)
は別にそれ以上詳しくはきかなかつた。 「今夜は風が強いですね、御苦労様」 主人は表戸をしめると、また炉の傍に戻つてきた。 「どうやら、密猟者が山に入り込んだと見えますね」 主人はさう云つた。 明日から猟が解禁になる、その...
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・中里介山 大菩薩峠 鈴鹿山の巻 (青空文庫)
に 診 ( み ) ておもらいよ、長者町の 道庵 ( どうあん ) さんに診ておもらい。なあに、道庵先生なら心配はないよ、あの先生の口からお前の身の上がばれるなんということはないよ。与八さん、御苦労...
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・河村建夫君の故議員松岡利勝君に対する追悼演説 (Wikisource)
の世話や夏の炎天下での下草刈りといった手伝いを一生懸命にされました。そうした手伝いを通じて、子供ながらに、農業の厳しさ、大切さを胸に刻むとともに、御両親の御苦労、大変さを知り、御両親への感謝の思いを強くされました。また、一つ...
ja.wikisource.org/wiki/河村建夫君の故議員松岡利勝君に対する追悼演説
・三遊亭円朝 牛車 (青空文庫)
やう ) はマア 寄席 ( よせ ) へもお 出 ( で ) なさいません 閑人 ( ひまじん ) でいらつしやる事でげすから、 御苦労 ( ごくらう ) ながら三 遊 ( いう ) 社 ( しや ) の 総代...
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・小熊秀雄全集-7 詩集(6)長篇詩集 (青空文庫)
向つて言ふ ——うむ、うむ、御苦労じやつたのう、 何が御苦労だ、 凱旋兵か、帰還兵か、斥候かを 迎へるやうに気嫌がよい、 出て行つたものは帰つてくるのが、 当然だといふ態度だ、 あゝ、だが私の詩人のところから とび...
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・夢野久作 猿小僧 (青空文庫)
共が死んでしまうと、小僧は悠々と樹の上から降りて来て、 「ヤア、熊蜂共。御苦労御苦労。さあ、約束の通り御褒美を遣るぞ」 と云って、砂糖の 包 ( つつみ ) を投げてやった。熊蜂共はブンブンと喜んで、 「これ...
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・岡本綺堂 半七捕物帳 猫騒動 (青空文庫)
きの隣りに住んでいる 彼 ( か ) の大工のほかに二人の男が連れ立って、おまきの家へ猫を受け取りに行った。猫は先頃子を生んだので、大小あわせて二十匹になっていた。 「どうも御苦労さまでございます。では、なに...
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・岡本綺堂 半七捕物帳 三河万歳 (青空文庫)
児じゃあしようがねえと思ったもんですから」と、亀吉はきまりが悪そうに頭を掻いた。「すると、その鬼っ児と猫の児と何か係り合いがあるんでしょうか」 「そりゃあまだ判らねえ。が、それがどうも気になる。御苦労だがもう一度行って、その...
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・種田山頭火 其中日記 (二) (青空文庫)
炊き味噌汁をこしらへた、やれやれ、御苦労、々々々。 火鉢に火があり、米桶に米があり、そして酒徳利に酒があるとは、さてもほがらかな風景であるかな。 慾には銭入に銭があつてほしい! ・ここでわかれる月へいばりして ・霜の...
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・談洲楼燕枝(二代) 燕枝芸談 (青空文庫)
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・中里介山 大菩薩峠 弁信の巻 (青空文庫)
って異議を唱えるものもあろうはずはありません。 「御苦労さまだね、北原君、この雪だからねえ、誰か一緒に行ってもらわねばなるまい」 池田良斎が、ねぎらいながら言うと、誰よりも先に口を切ったのは、黒部平の品右衛門爺さんでありました。 「わしも、平湯...
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・邦枝完二 曲亭馬琴 (青空文庫)
け出したお菊の声は、 矢鱈 ( やたら ) に低かった。 「お人が来いしたよ」 「え」 京伝は、うんざりしたように硯の側へ墨を置いた。 「誰だい。この雪道に御苦労様な。——」 「伺うのは初めてだといいしたが、二十...
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・岡本綺堂 半七捕物帳 一つ目小僧 (青空文庫)
えが行って案内してやれと殿様が仰しゃった。支度がよければすぐに来てください」 「それは御苦労でござります」 案内者が来てくれたので、喜右衛門はよろこんだ。早々に飯をくってしまって、かのうずら籠をかかえて店を出ると、表はもう暗かった。草履...
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・太宰治 嘘 (青空文庫)
かしているのでは、ありません。まじめな話です。それで、今夜あなたは御苦労だが、あれの家へ行って、嫁によくよく説き聞かせ、決して悪いようにはせぬから、もし圭吾が家に帰って来たなら、こっそりあなたに知らせてくれるように、しっ...
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・泉鏡花 女客 (青空文庫)
んばいになるまでに、ずッと出して差置くのを、畳をずらして受取って、火鉢の上でちょっと見たが、 端書 ( はがき ) の用は直ぐに済んだ。 机の上に差置いて、 「ほんとに御苦労様でした。」 「はいはい、これはまあ、御丁...
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・宮本百合子 寒の梅 (青空文庫)
な天井や壁ばかり見ていたので、障子のこまかい棧、長押、襖の枠、茶だんす、新しい畳のへりなど、茶色や黒い線が、かすかに西日を受ける部屋の中で物珍しく輻輳した感じでいちどきに目に映った。火鉢のわきにいつもの場処にさて、と坐る。どうもいろいろ御苦労...
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用例の品詞分類
他の用例のページ
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