「御神酒」を含む用例
・久生十蘭 顎十郎捕物帳 猫眼の男 (青空文庫)
だすとするならお渡御がすんで 篝 ( かがり ) がついてからか、ひとの顔が見えるようになった白々明けにちがいない。……また、鏖殺しにするなどと口走る以上、毒でもつかうつもりかも知れないから、たとえ 御神酒 ( ごし...
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・芥川龍之介 鼠小僧次郎吉 (青空文庫)
はその間に草鞋をはいて、さて一服吸ひつけたが、見りやあの胡麻の蠅は、もう 御神酒 ( おみき ) がまはつたと見えて、 小鬢 ( こびん ) の禿まで赤くしながら、さすがにちつとは恥しいのか、なる...
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・泉鏡花 星女郎 (青空文庫)
( てづか ) みだ、と大手を振って出懸けたのが、山路へかかって、八ツさがりに、 私 ( わし ) ども 御堂 ( みどう ) へ寄ったでござります。 そこで、 御神酒 ( おみき ) を進ぜました。あび...
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・豊島与志雄 神棚 (青空文庫)
も命より神棚の方を大事にしてるかのようだった。毎朝必ず御飯や水を供え、晩には必ず灯明をつけ、月の一日と十五日には御神酒を上げ、いつも青々とした榊を絶やしたことがなく、そして朝晩に長い間礼拝した。そのくせ俺やお久が冷淡にしてるのを別に咎めもせず、却っ...
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