「後人」を含む用例
・高山樗牛 人生終に奈何 (青空文庫)
人生終に奈何。 將 ( は ) た人は只 死するが爲に生れたるか。 嘗て一古寺に遊ぶ、 檐 ( のき ) 朽ち柱傾き、破壁摧欄、僅に雨露を凌ぐ。環堵廓然として空宇 人 ( ひと ) を絶ち、茫々...
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・斎藤緑雨 青眼白頭 (青空文庫)
けて呼ぶ人あるを見たる時、こは自己をいかにせばやの意なるべしと、われは思へり。 ○ 人 ( ひと ) 無茶苦茶に後世を呼ぶは、 猶 ( なほ ) 救け舟を呼ぶが如し。身の 半 ( なかば ) は 既 ( はや ) 葬ら...
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・坂口安吾 諦めている子供たち (青空文庫)
あたたまるからと称するけれども実はそれが雪国の貧しさの象徴とでも申したいようなものだ。何の風味もない。これを越後人は自嘲して「沼垂までくると信濃川の向うから湯づけの音がきこえてくる」という。沼垂は今では新潟市だが昔は新潟市ではなかった。両者信濃川をはさんでいる。察す...
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・坂口安吾 恋愛論 (青空文庫)
には二つあって、先人がそのために失敗したから後人はそれをしてはならぬ、という意味のものと、先人はそのために失敗し後人も失敗するにきまっているが、さればといって、だからするなとはいえない性質のものと、二つである。 恋愛...
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・狩野直喜 孔子と管仲 (青空文庫)
は流石に其王覇の分、義利の別を嚴にする學説よりして、孔子が仁を許せしことに囘護の辭をなし、 葢管仲雖 レ 未 レ 得 レ 爲 二 仁人 一 。而其利澤及 レ 人。則有 二 仁之功 一 矣。 といつてゐる。頗る...
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・河上肇 放翁鑑賞 その七 ——放翁詩話三十章—— (青空文庫)
秀吉氏の唐詩選全釈には、「後、張継、再び此に来り、重泊楓橋と題して、白髪重来一夢中、青山不改旧時容、烏啼月落江村寺、欹枕猶聴夜半鐘と詠じたが、詩品も劣り、且つ全唐詩にも載せざるを見れば、或は後人の偽作か」としてある(簡野...
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・桑原隲藏 老子化胡經 (青空文庫)
叫せるが如き、その一例である。佛教徒も之には尠からざる打撃を受け、その防禦に全力を盡した。 當時佛教徒が『化胡經』の毒焔に對する最良の防禦法は、『化胡經』が後人の僞作たることを證明するにある。それ...
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・北村透谷 厭世詩家と女性 (青空文庫)
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は是れ打鐘の時にあらざるを如何せんと。後人又た謂ふ、ただ蘇州にのみ半夜の鐘ありしなりと。皆な非なり。按ずるに于 褒中即事の詩に云ふ、遠鐘半夜に来り、明月千家に入ると。皇甫冉、秋夜会稽の厳維の宅に宿する詩に云ふ、秋深うして水に臨むの月、夜 半...
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・内藤湖南 敬首和尚の典籍概見 (青空文庫)
學を專門の學とし、醫は暦術と同じ後世ほど委くなるべしといへるも、學術に對する理解の非凡なるを見るに足る。又 凡そ書籍に僞書多し關尹子。墨子。鬻子。晏子春秋等の書は恐は後人の僞作也眞書には非ず といひ、 近代...
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( ことな ) る。質異るは 教 ( をしへ ) の由つて 設 ( まう ) けらるゝ所なり。性同じきは教の由つて立つ所なり。 八 喪 レ 己斯喪 レ 人。喪 レ 人斯喪 レ 物。 〔譯〕 己 ( おの...
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・内藤湖南 爾雅の新研究 (青空文庫)
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・内藤湖南 支那目録學 (青空文庫)
子の編成の仕方を見ると、その中、道理の正しいもので、晏子の書全體を通じて筋道の立つたものを集めて、これを内篇とし、その外、晏子の言ではなく、後人の傅會と思はれるが、ともかく晏子の中にあつたものを別の部類として一括してある。かく...
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・灰燼十万巻(丸善炎上の記) (青空文庫)
アレキサンドリアの文庫の滅亡は惨絶凄絶を極めて、永く後世をして転た浩嘆せしめる。近頃之を後人の仮作とする史家の説もあるが、聖経、詩賦、文章、歴史等古代の文献が尽く猛火の餌食となって焔々天を焦がし、尊い...
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・正岡子規 萬葉集を讀む (青空文庫)
はる内の大野に馬なめて朝ふますらん其草深野 其草深野の一句縁語の如くにて縁語にあらず。言葉を短くするには必要なる語法なり。「朝ふます」の如き語法も萬葉に多くありて後人却て知らず。 〔日本附録週報 明治 33 ・5・ 21 二〕 (三...
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・人事院規則九—八(初任給、昇格、昇給等の基準) (e-Gov)
law.e-gov.go.jp/htmldata/S44/S44F04509008.html
・岡本綺堂 夢のお七 (青空文庫)
郎の人気を煽ったのである。お七のために幸いでないとは言えない。 お七の墓のほとりにある阿弥陀像の碑について、円乗寺の寺記には、 「又かたはらに弥陀尊像の塔あり。これまたお七の菩提のために後人の建立しつる由なれど、施主...
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・岸田國士 フランスに於けるシェイクスピア (青空文庫)
を歩いてをりますと、「ロミオとジュリエットの墓」といふ標札が目に附きました。多分、後人の拵へ物だらうと疑ひながら、その墓の中へ入つて行きますと、墓の中には、大理石の大きな棺桶がたつた一つ。「ロミオとジュリエットの墓」なら...
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・吉行エイスケ 恋の一杯売 Love on Drought (青空文庫)
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・菊池寛 大阪夏之陣 (青空文庫)
答うる者がなかったので、自分で「一旦扱いをして、 濠 ( ほり ) を 潰 ( つぶ ) せば落ちる」と云ったと云う。多分後人の作為説であろうが、家康の大阪城に対する対策も同じであって、大阪冬の陣に、和議...
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・森鴎外 鴎外漁史とは誰ぞ (青空文庫)
作者の一人であるということも、また後人が認めるであろう。予はこれを明言すると同時に、予が 恰 ( あたか ) もこの時に逢うて、 此 ( かく ) の如き人に交ることを得た幸福を喜ぶことを明言することを辞せない。また...
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国境は撤せらるべきものであった。すでに一つの国境が撤せらるれば、他のあらゆる国境も撤せられなければならない。そして後人類は初めて平和のうちに相愛するであろう。しかしながら、救済は戦の後にしか来ない。なぜなら、新らしい時代の神は、肉と...
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・林不忘 寛永相合傘 (青空文庫)
中が退屈でしようがあるまい。 で、じつは喧嘩の 因 ( もと ) のつまるつまらないは、傍観者や後人の言うことで、当人同士は、喧嘩するくらいだからもちろんつまらなくてはできない。 むっ として かあっ となった時には、あら...
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・エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 結婚と恋愛 (青空文庫)
寄生的制度は永久に没却すべきである。 それは資本制度と称する根本組織と相似たものである。かくの如きは人間天賦の権を剥奪し、その生長を防止し、肉体を毒し、人間を無智、貧窮、従属的ならしめ、而して後人...
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・永井荷風 葛飾土産 (青空文庫)
立てられた文化九年には南畝は既に六十四歳になっていた。江戸から遠くここに 来 ( きた ) って親しく井の水を 掬 ( く ) んだか否か。文献の 徴 ( ちょう ) すべきものがあれば 好事家 ( こうずか ) の幸である。 わたくしは戦後人...
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・芥川龍之介 大久保湖州 (青空文庫)
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・菊池寛 真田幸村 (青空文庫)
会談の場所は、佐野天妙であるとも云い、 犬伏 ( いぬぶし ) と云う所だと云う説もある。此の兄弟の激論は、恐らく後人の想像であろうと思う。信幸も幸村も、既に三十を越して居り、深謀遠慮の良将であるから、そん...
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・幸田露伴 運命 (青空文庫)
ねなば、 其 ( その ) 人 ( ひと ) 偽らずして 真 ( しん ) 、其 器 ( き ) 小ならずして偉なりというべし。先哲 曰 ( いわ ) く、知る者は言わず、言う者は知らずと。数を...
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・幸田露伴 連環記 (青空文庫)
した保胤ももとより尋常一様のものでは無かったろう。 保胤の師の菅原文時は、これも亦一通りの人では無かった。当時の文人の源 英明 ( ひであき ) にせよ、源為憲にせよ、今 猶 ( なお ) 其文は本朝文粋にのこり、其才は後人に艶称さるる人々も、皆文...
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・桑原隲藏 秦始皇帝 (青空文庫)
の仇と信じて居る。如何にも焚書・坑儒は、多少亂暴であつたかも知れぬ。しかし之にも幾分の理由がある。一概に始皇帝のみを非難し去る譯にはいかぬ。 學者の羨稱おかざる夏・殷・周の三代も、專制時代である。決して後人...
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