「弁ずる」を含む用例
・北村透谷 思想の聖殿 (青空文庫)
当に擁護せらるべき聖殿の築かれてあらざるべからざるところなるに、悲しいかな、未だ其の礎石さへも見る能はず、哲学者の名誉は 能 ( よ ) く罵るに因つて揚り、政治家といふものゝ価値は能く弁ずるに因つて知らる、能く売れるもの名誉ある小説家たり、斯の...
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・芥川龍之介 久保田万太郎氏 (青空文庫)
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・子規の画 (青空文庫)
始末をつけられべき特長を、とっさに弁ずる手際(てぎわ)がないために、やむをえず省略の捷径(しょうけい)を棄(す)てて、几帳面(きちょうめん)な塗抹(とまつ)主義を根気に実行したとすれば、拙の一字はどうしても免(まぬか)れが...
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・福沢諭吉 物理学の要用 (青空文庫)
といえども、馬はなお、その物の毒性なるか良性なるかを弁ずるの能力を有す。然るに今の世の不学の徒は、汽車に乗りて汽の理をしらず、電信を用いて電気の性質を知らず、はなはだしきは自身の何物たるを知らずして、摂生...
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・北村透谷 富嶽の詩神を思ふ (青空文庫)
( あひ ) 及び 相襲 ( あひつ ) ぎて沈淪するもの、果して之れ人間の運命なるか。舌能く幾年の久しきに弁ぜん。手能く幾年の長きに支へん。弁ずるところ何物ぞ。支ふるところ何物ぞ。わが筆も亦た何物ぞ。言ふ...
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・河合栄治郎 二・二六事件に就て (青空文庫)
に至った。 二 先 ( ま ) ず 吾々 ( われわれ ) は、〈残酷〉なる銃剣の下に 仆 ( たお ) れたる斎藤内大臣、高橋大蔵大臣、渡辺教育総監に対して、深厚なる弔意を表示すべき義務を感ずる。浜口 雄幸...
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・芥川龍之介 るしへる (青空文庫)
よりこの世になしと云うべからず。ただ、DS 安助を造り、安助悪魔と成りし 理 ( ことわり ) 、聞えずと弁ずるのみ。 よしまた、「じゃぼ」の成り立は、さる事なりとするも、汝がこれを以て極悪兇猛の 鬼物 ( きぶつ ) とな...
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・福沢諭吉 京都学校の記 (青空文庫)
( きず ) つくる者なく、座を汚す者なく、妄語せず、乱足せず、取締の法、ゆきとどかざるところなし。かつ学校の 傍 ( かたわら ) にその区内町会所の席を設け、町役人出張の場所となして、町用を弁ずる...
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・牧野富太郎 寒桜の話 (青空文庫)
わちそれは上の寒桜と緋寒桜とを利用することだ。 その策は、カンザクラの苗木をまずおよそ千本くらい(なおたくさんあれば多々ますます弁ずる)用意して、これを熱海の適当なる地へ植えこむ。そしてまたかの緋カンザクラ(現に...
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・新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法施行令 (Wikisource)
の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることのできない程度の障害を有するもの 六 前各号に掲げるもののほか、身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの 七 精神...
ja.wikisource.org/wiki/新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法施行令
・泉鏡花 露肆 (青空文庫)
々々。」と 対手 ( あいて ) にならず、人の 環 ( わ ) の底に 掠 ( かす ) れた声、 地 ( つち ) の下にて踊るよう。 「お次は相場の当る法、弁ずるまでもありませんよ。…… 我人 ( われ...
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・佐野友三郎 学校教育における図書館の利用 (青空文庫)
二万五千以上の都市の大多数と二万五千以下の都市の多数とは、優良の公共図書館を有すれども、これら図書館の大多数は都市の区域内または附近郊外在住の民衆の用を弁ずるのみ、小町村及び郊外在住者の大多数は今なお図書館の便宜を有することなし。巡回...
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・芥川龍之介 伝吉の敵打ち (青空文庫)
( おうげき ) を行えりと云う。 妄誕 ( もうたん ) 弁ずるに足らざる也。伝吉は 父讐 ( ふしゅう ) を復せんとするの孝子、 豈 ( あに ) 、 這般 ( しゃはん ) の 無状 ( ぶじ...
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・小熊秀雄全集-6 詩集(5)飛ぶ橇 (青空文庫)
でござります、 へい、お有り難う御座ります。 あのウスノロ野郎、八公が 人前へ出て一席弁ずるとは思はれなかつたね、 おら驚ろいて、奴の顔を見たよ、 旦那も、上機嫌で移民団の徽章を 真先に八公の胸に着けたもんだ、 野郎...
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・木下尚江 鉱毒飛沫 (青空文庫)
前に掛れりと雖も、問題の警察に関するが為めに、 爰 ( こゝ ) に附記すべき一事あり。其は他に非ず、館林警察署が一旦野口春蔵と言へるを捉らへながら、之を解放したる一事に在り。同警察署の弁ずる所を聞くに曰く、始め...
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・与謝野晶子 婦人も参政権を要求す (青空文庫)
百四十二万二千百十八人(大正六年)を数えるに過ぎず、これを今度憲政会から提出した改正案のように納税額を弐円に引下げたとしても、この倍数である三百万人内外の選挙有権者を得るに止まっています。かような少数の人数に由って選挙された衆議院議員が国民全体の政治的代表者といわれないことは弁ずる...
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・福沢諭吉 小学教育の事 (青空文庫)
食物に大切なり。これを欠くべからずといえども、一味をもって生を保つべからず。 けだしこの 一味 ( ひとあじ ) 、つまりは聖人の本意にも非ず、また後世の儒者にても、その本意に 背 ( そむ ) くを知りてこれを弁ずる...
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・岸田國士 私の従軍報告 (青空文庫)
は必ずしも時局の風に顔をそむけてゐるのではなく、寧ろわが指導階級の「教養」に対する軽侮に酬ゆるためであることを私は彼等のために弁ずるものである。 日本は今、知識階級の奮起によつて、事変第二段の事業を達成すべき時期にはひつてゐる。彼等...
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・綱島梁川 国民性と文学 (青空文庫)
る限りは美醜長短皆以て詩中の内容となすを得べきにあらざるか。弁ずるものは 曰 ( い ) はく、詩材は必しも国民の美質に限れりとは言はず、唯 しかするにあらざれば以て国民的性情を満足せしむる、能はざるが故のみと、されど吾人は 尚 ( なほ ) 問ふ...
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・泉鏡花 雪霊記事 (青空文庫)
とう ) と弁じ出した。その弁ずるのが都会における私ども、なかま、なかまと申して私などは、ものの数でもないのですが、立派な、画の 画伯方 ( せんせいがた ) の名を呼んで、 片端 ( かたっぱし ) から、 奴...
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・北大路魯山人 美味放談 (青空文庫)
ら孔子あたりが昔から、飢餓は食を弁ぜず、食するひとはあれど食を弁ずるひとは少なしなどといっているが、ほんとうだ。 僕は徹底的にものを食ってきたが、小さい時から味をぐっとこう見詰めている癖があったね。それ...
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・新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法施行令 (e-Gov)
law.e-gov.go.jp/htmldata/H21/H21SE277.html
・福沢諭吉 学問の独立 (青空文庫)
はこの増額をもって学校保護の用にあてられたらば、さらに出納の実際に心配なくして事を弁ずること、はなはだ容易なるべし。ただに実際に心配なきのみならず、学校の官立なりしものを私立に変ずるときは、学校の当局者は必ず私有の 心地 ( ここち ) して、百事...
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・夏目漱石 文芸の哲学的基礎 (青空文庫)
かったからと云うて 踵 ( かかと ) で飯を食う訳には行かず、不幸にして 痳疾 ( りんしつ ) を 患 ( うれ ) いたからと申して 臍 ( へそ ) で用を弁ずる事ができなくなりました。はなはだ 不都合 ( ふつ...
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・芥川龍之介 芭蕉雑記 (青空文庫)
たり得るが故に用ひたのである。すると芭蕉は詩語たり得る限り、漢語たると雅語たるとを問はず、如何なる言葉をも用ひたことは弁ずるを待たぬのに違ひない。実際又芭蕉は俗語のみならず、漢語をも雅語をも正したのである。 佐夜 ( さよ...
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・岸田國士 日本文化の特質 ——力としての文化 第二話 (青空文庫)
にこれを凌駕したのであります。 それはいつたいどういふわけかと云へば、いはゆる「文化」の標準を、もつと別なところにおいて、即ち、複雑な組織を作る代りになるべく単純な道筋で用を足し、合理化に努めるよりも寧ろ道義化に意を用ひ、分析分化に浮身を窶さずして綜合と直観の力によつて事を弁ずる...
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・坂口安吾 戦争論 (青空文庫)
がって、私がこゝに戦争論を弁ずることは、一身の安危によって、戦争にインネンをつけるワケではない。 すべて、物事には、限度というものがある。時速三百キロをだしうる自動車も、東京都内に於ては、三〇キロ...
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・森鴎外 かのように (青空文庫)
事情や 輿地誌略 ( よちしりゃく ) の盛んに行われていた時代に人となって、翻訳書で当用を弁ずることが出来、華族仲間で口が利かれる程度に、自分を養成しただけの子爵は、精神上の事には、 朱子 ( しゅし ) の...
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・泉鏡花 夜行巡査 (青空文庫)
のものを 視 ( なが ) むるとき、さらにその顔を動かし、首を 掉 ( ふ ) ることをせざれども、 瞳 ( ひとみ ) は自在に回転して、随意にその用を弁ずるなり。 されば路すがらの事々物々、たと...
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・森鴎外 津下四郎左衛門 (青空文庫)
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用例の品詞分類
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