「山男」を含む用例
・宮沢賢治 山男の四月 (青空文庫)
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・牧野信一 山男と男装の美女 ミツキイのジヨンニイ (青空文庫)
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・宮沢賢治 紫紺染について (青空文庫)
黄いろに古びた 写本 ( しゃほん ) をしらべているうちに、 遂 ( つい ) にこういういいことを 見附 ( みつ ) けました。 「一、 山男 ( やまおとこ ) 紫紺 ( しこん ) を売りて 酒 ( さけ...
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・宮沢賢治 祭の晩 (青空文庫)
百把あとで返すぞ。 栗 ( くり ) を八斗あとで返すぞ」言うが早いか、いきなり若者やみんなをつき 退 ( の ) けて、風のように外へ 遁 ( に ) げ出してしまいました。 「山男だ、山男だ」みんなは叫んで、がや...
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・芥川龍之介 きりしとほろ上人伝 (青空文庫)
常識の有無を疑はれなければ幸甚である。 一 山ずまひのこと 遠い昔のことでおぢやる。「しりあ」の国の山奥に、「れぷろぼす」と申す山男がおぢやつた。その頃「れぷろぼす」ほどな大男は、 御主 ( おんあるじ ) の日輪の照らさせ給ふ 天...
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・泉鏡花 遠野の奇聞 (青空文庫)
かいへんげ ) 豈 ( あに ) 得てかくのごとく活躍せんや。 この書、はじめをその地勢に起し、神の 始 ( はじめ ) 、里の神、家の神等より、 天狗 ( てんぐ ) 、山男、山女、塚と森、魂の行方、まぼ...
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・押川春浪 月世界競争探検 (青空文庫)
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・宮沢賢治 種山ヶ原 (青空文庫)
息をします。 「 伊佐戸 ( いさど ) の町の、電気工夫の 童 ( わらす ) ぁ、山男に手足ぃ縛らへてたふうだ。」といつか 誰 ( たれ ) かの話した 語 ( ことば ) が、はっきり耳に聞えて来ます。 そし...
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・おきなぐさ (青空文庫)
かったときはあの糸をほんのすこうしもらって来てしずかにからだをさすってやります」 「そうかい。それで、結局(けっきょく)、お前たちはうずのしゅげは大すきなんだろう」 「そうです」 「よろしい。さよなら。気をつけておいで」 この通りです。 また向(む)こうの、黒いひのきの森の中のあき地に山男...
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・宮沢賢治 『注文の多い料理店』広告文 (青空文庫)
[#「6」は「□」囲み] 山男 ( やまをとこ ) の四 月 ( ぐわつ ) ——————————————————————————————————————————— 四月のかれ草の中にねころんだ山男...
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・宮沢賢治 狼森と笊森、盗森 (青空文庫)
は無くなつた農具が九つとも、ちやんとはひつてゐました。 それどころではなく、まんなかには、 黄金 ( きん ) 色の目をした、顔のまつかな山男が、あぐらをかいて座つてゐました。そしてみんなを見ると、大き...
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・村山俊太郎 平泉紀行 ──専攻科第一類歴史部── (青空文庫)
たく得意そのものだ。 つぎに原田御大将一男殿ときている。ヘルメットに包んだあの肥大な体、金剛杖……。 それに続くは自称山男伊淵太一郎、ひらきに美しく装うた山男は、その山男たるを忘れられては、と心...
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・宮沢賢治 『注文の多い料理店』新刊案内 (青空文庫)
オイノ ) 、 雪童子 ( ゆきわらす ) とのものがたり。 6 山男の四月 四月のかれ草の中にねころんだ山男の 夢 ( ゆめ ) です。 烏 ( からす ) の 北斗七星 ( ほくとしちせい ) とい...
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・松濤明 一つのエチケット (青空文庫)
を含めたルート全体を問題にしている場合とだが、はっきりしない場合には答える側としては当然前者をとるべきだ。訊かれないことを少しでも口を滑らせるのは山男の恥だから——。それにしても要件は何だろうか? 「 土合 ( どあい ) からです」 「東面...
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・松濤明 山想う心 (青空文庫)
う心が一次的には常に山そのものに対する愛着だということを意味する。この戦争で故人となったが、前穂北尾根又白側に輝かしい足跡をとどめたM高のY君が、かつていみじくも洩らした言葉——山男はロマンチストだ——は、この辺の事情を物語る一つの感懐であろうが、私は...
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・夢野久作 怪青年モセイ (青空文庫)
かと思うとカトウモセイとかカワヒガシシゲルなんて御丁寧な電報をよこす奴があったりしてね……」 とだんだん言葉つきが書生丸出しになる。こっちも山男の正体を現わしてゴロリと横になってしまう。 「チョット失敬して原稿を書きます」 と言ってモセイ君は「猟奇」の黄色い原稿紙を取り出した。書い...
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・宮沢賢治 さるのこしかけ (青空文庫)
のばさばさの 髪 ( かみ ) の 巨 ( おお ) きな赤い顔が、こっちを見あげて、手を延ばしているのです。 「ああ山男だ。助かった。」と楢夫は思いました。そして、楢夫は、 忽 ( たちま ) ち山男...
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・佐藤垢石 猿ヶ京 (青空文庫)
正直で純で、素直で力持ちで、浮世の塵とか垢とかはこの男に毛ほども 絡 ( から ) まりついていないのである。ほんとうの山男、人間そのもので煩悩邪悪の色は、一点も染まっていない。 兄も心配し、母も...
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・林芙美子 柿の実 (青空文庫)
で自分の家へあがるみたいにかんらかんらと笑らつて座敷へあがつて来て、私の母の隣りへ坐つたものだから、母は吃驚したやうな眼をしてゐた。手拭を腰にぶらさげて、息子さんのつんつるてんの飛白を着てゐるせゐか、容子をかまはないひとだけに山男のやうに見えた。 月に...
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・坂口安吾 花咲ける石 (青空文庫)
山と武尊山にはさまれた山中の里であるが、この山中ではこの里が中心のようになっている。 いつの頃からか追貝に風の如くに現われて住みついた山男があった。剣を使うと、余りにも強い。村民すべて腕に覚えがあるから、相手...
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・違星北斗 北斗帖 (青空文庫)
ーとやらは窮屈に覚ゆ ネクタイを結ぶと覗くその顔を 鏡はやはりアイヌと云えり 我ながら山男なる面を撫で 鏡を伏せて苦笑するなり 洋服の姿になるも悲しけれ あの世の母に見せられもせで 獰猛な面魂をよそにして 弱い...
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・小山内薫 梨の実 (青空文庫)
ぐ 癒 ( なお ) る 膏薬 ( こうやく ) を売っている店があります。 見世物 ( みせもの ) には 猿芝居 ( さるしばい ) 、 山雀 ( やまがら ) の曲芸、ろくろ首、山男、地獄...
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・板倉勝宣 春の槍から帰って (青空文庫)
の山のように谷のほか登れないところならば、どうも仕方がない。人夫を連れていれば夜営は、そんなに早く着かないでも間にあう。木をどんどんきってもらって、われらは寝床の用意と飯の用意をすればいい。だから山男ばかりでない時には、人夫...
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・岡本綺堂 人狼 ——Were-Wolf—— (青空文庫)
ら雌でも女のような顔はしていないだろう。こう云うときには色々の噂が立つものだ。はははははは。 (おいよは終始無言で聴いている。) お妙 いつかはあの山に天狗が出ると云って、大騒ぎをしたことがありましたな。 おつぎ それから山男が出て来て、子ど...
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・坂口安吾 桜の森の満開の下 (青空文庫)
は承知承知と女を軽々と背負って歩きましたが、 険 ( けわ ) しい登り坂へきて、ここは危いから降りて歩いて貰おうと言っても、女はしがみついて厭々、厭ヨ、と言って降りません。 「お前のような山男が苦しがるほどの坂道をどうして私が歩けるものか、考え...
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・坂口安吾 明治開化 安吾捕物 その十七 狼大明神 (青空文庫)
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・小島烏水 雪の白峰 (青空文庫)
末あたりよりは、山男の鹿の片股、兎、猪の肉など、時々遥々とひさぎに参るべき由、さあらば、熊の皮の胴服などに、久しく無沙汰の芝居気取など致して見ばやと笑い居候、天長節より時雨つづき、雨やや上りて、雲が...
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・寺田寅彦 小浅間 (青空文庫)
人類の知恵のために重い責任を負うて無我な真剣な努力に精進する人間にのみ恵まれた最大のラキジュリーではないかという気がするのであった。 そんなことを考えながら、T君の山男のような 蓬髪 ( ほうはつ ) としわくちゃによごれやつれた 開襟 ( かいきん ) シャツの勇ましいいで立ちを、スマ...
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