「寸」を含む用例
・楠山正雄 田村将軍 (青空文庫)
さが五 尺 ( しゃく ) 八 寸 ( すん ) に 胸 ( むね ) の 厚 ( あつ ) さが一 尺 ( しゃく ) 二 寸 ( すん ) 、 巨人 ( おおびと ) のような 大男 ( おお...
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・横光利一 笑われた子 (青空文庫)
( しば ) り 付 ( つ ) けられた 欅 ( けやき ) の 丸太 ( まるた ) を取りはずして、その代わり石を縛り付けた。 暫 ( しばら ) くして吉は、その丸太を三、四 寸 ( すん...
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・小酒井不木 遺伝 (青空文庫)
にいうと私のこの傷ですよ」 K博士は、頸部の正面左側にある二 寸 ( すん ) ばかりの 瘢痕 ( はんこん ) を指した。 「 瘰癧 ( るいれき ) でも手術なすった 痕 ( あと ) ですか」と私...
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・泉鏡花 三尺角拾遺 (木精) (青空文庫)
唯 ( と ) 見 ( み ) れば 池 ( いけ ) のふちなる 濡 ( ぬ ) れ 土 ( つち ) を、五六 寸 ( すん ) 離 ( はな ) れて 立 ( た ) つ 霧 ( きり ) の...
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・小酒井不木 死の接吻 (青空文庫)
ラで死んではあまりに平凡な気がしてならなかった。といって激烈な疝痛に悩むのも厭になった。疝痛に悩むのが厭になったばかりでなく、自殺することさえ厭になりかけて来た。 で、彼は図書館を出て、公園を歩いた。白い土埃が二 寸 ( すん ) も三 寸...
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・泉鏡花 伯爵の釵 (青空文庫)
れて居る。其の目からも、ぶよ/\とした唇からも、 汚 ( きたな ) い 液 ( しる ) が垂れさうな 塩梅 ( あんばい ) 。「お慈悲ぢや。」と更に拝んで、「手足に五 寸 ( すん ) 釘を...
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・楠山正雄 鎮西八郎 (青空文庫)
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・宮沢賢治 みじかい木ぺん (青空文庫)
しまった馬の目玉のような赤い円いかたがついていました。 キッコは一 寸 ( すん ) ばかりの 鉛筆 ( えんぴつ ) を 一生 ( いっしょう ) けん 命 ( めい ) にぎってひとりでにかにかわらいながら8の字を 横 ( よこ ) にた...
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・旧主人 (青空文庫)
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・水野仙子 悔 (青空文庫)
ちりと 雨傘 ( あまがさ ) をひらく。 寸 ( すん ) ほどにのびた 院内 ( ゐんない ) の 若草 ( わかぐさ ) が、 下駄 ( げた ) の 齒 ( は ) に 柔 ( やはら ) かく 觸...
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・南部修太郎 畫家とセリセリス (青空文庫)
挾 ( はさ ) んだ。 「でも、 蜂 ( はち ) の 子供 ( こども ) には 御馳走 ( ごちさう ) なんだよ」 穴 ( あな ) の二三 寸 ( ずん ) 手前 ( てまへ ) に 降...
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・楠山正雄 八幡太郎 (青空文庫)
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・岡本かの子 蔦の門 (青空文庫)
たさが残つてゐる初夏の或る日のことである。老婢は空の陽を 手庇 ( てびさし ) で防ぎながら、仰いで蔦の門扉に眼をやつてゐた。 「日によると二三 寸 ( すん ) も一度に伸びる 芽尖 ( めさ...
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・芥川龍之介 夢 (青空文庫)
た硝子戸の外はちょうど柳の新芽をふいた汽車の踏み切りになっていた。わたしたちは隅のテエブルに坐り、何か 椀 ( わん ) に入れた料理を食った。が、食ってしまって見ると、椀の底に残っているのは一 寸 ( すん ) ほどの 蛇 ( へび ) の 頭 ( あたま ) だっ...
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・小酒井不木 血の盃 (青空文庫)
が老松に触れるや否や立ちどまって懐の中から白い人形のようなものを取り出した。丹七は気づかれぬようにぬき足で彼女の傍へ来て、よく見るとそれは、六七 寸 ( すん ) の藁人形であった。 あさ子はその藁人形を、左の手で老松にぴったりあて 乍 ( なが ) ら、右手...
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・小酒井不木 犬神 (青空文庫)
彼女を引き離すと、彼女は にやり と笑ったが、その時彼女の口元が三 寸 ( ずん ) ほど前へのびて来て、犬そっくりの口元になった。 火鉢 ( ひばち ) に突き立ててあった裁縫用の 鏝 ( こて ) をつ...
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・泉鏡花 雪の翼 (青空文庫)
、一 分間 ( ぷんかん ) に一 寸 ( すん ) づゝ、 次第 ( しだい ) に 雪 ( ゆき ) が 嵩 ( かさ ) 増 ( ま ) すので、 呼吸 ( いき ) を 切 ( き ) つて...
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・森鴎外 寒山拾得 (青空文庫)
蹲 ( うづくま ) つて 火 ( ひ ) に 當 ( あた ) つてゐるのが 見 ( み ) えた。 一人 ( ひとり ) は 髮 ( かみ ) の二三 寸 ( ずん ) 伸 ( の ) びた...
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・夢野久作 無系統虎列剌 (青空文庫)
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・岡本かの子 豆腐買い (青空文庫)
うに考えられる。不安な気持ちが揺り動かす日本の都会の若さと 溌剌 ( はつらつ ) さ。 挨 ( ほこり ) だらけの円タクが加奈子を突倒しでもするように乗りつけて来てブレーキをかけても異様な音と共に一二 寸 ( すん...
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・岡本綺堂 中国怪奇小説集 捜神後記(六朝) (青空文庫)
部下の或る軍士が 武昌 ( ぶしょう ) の 市 ( いち ) へ行って、一頭の白い亀を売っているのを見た。亀は長さ四、五 寸 ( すん ) 、雪のように真っ白で 頗 ( すこぶ ) る可愛らしいので、彼は...
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・夏目漱石 点頭録 (青空文庫)
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・海野十三 軍用鼠 (青空文庫)
が絶えると、梅田十八の姿は一寸ぐらいの小さな 二十日鼠 ( はつかねずみ ) の姿となって——一寸はすこし短かすぎるかな、とにかく正確なところは後で索引付動物図鑑を引いてということにして「寸」の字...
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・宮沢賢治 或る農学生の日誌 (青空文庫)
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・久生十蘭 春雪 (青空文庫)
の立つ寒い春だったなどと考えているところへ、伊沢 陶園 ( とうえん ) の伊沢忠が 寸 ( すん ) のつまったモーニングを着こみ、下っ腹を突きだしながらやってきた。 池田や小室とおなじく、伊沢もかつては航空機の機体の下受けをやり、戦中...
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( ピジャマ ) を着ている始末だから、ちょっと上まで行って……」 ともかく、一 寸 ( すん ) 延しにしてその間にしかるべき応急手段を 廻 ( めぐ ) らそうという 魂胆 ( こんたん ) 。タヌ...
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・幸田露伴 観画談 (青空文庫)
って、縁の戸は光線を通ずるためばかりに三 寸 ( ずん ) か四寸位ずつすかしてあるに過ぎぬので、中はもう 大 ( おおい ) に暗かった。 此室 ( ここ ) が 宜 ( よ ) かろうという蔵海の 言...
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・三遊亭円朝 心眼 (青空文庫)
もんですな、人が 盲目 ( めくら ) だと思つて 欺 ( だま ) すんです、 浅草 ( あさくさ ) の 観音 ( くわんおん ) さまは一 寸 ( すん ) 八 分 ( ぶ ) だつて、 虚言 ( うそ...
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・寺田寅彦 小さな出来事 (青空文庫)
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・小酒井不木 呪われの家 (青空文庫)
とき給仕がはいって来て一枚の紙片を渡した。その上には一 寸 ( すん ) 四方位の大きさの字で、中央に「ツノダ」と墨ではっきり書かれてあった。それを受取った警部は、はや、もとの冷静な態度になって居た。 「君はこれで、どういうことを考える?」と...
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