「安永」を含む用例

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「安永」を含む用例

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田中貢太郎 狸と俳人 (青空文庫)
田中貢太郎 俳人 俳人 田中貢太郎 安永あんえい年間のことであった。 伊勢大廟 ( いせたいびょう ) の 内宮領 ( ないぐうりょう ) から 外宮領 ( げく...
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江戸護送せられて取調を受けた。判決は「心得違の 廉 ( かど ) を以て知行ちぎょう召放され、 有馬左兵衛佐允純 ( ありまさひょうえのすけまさずみ ) へ 永 ( なが ) の御預仰付らる」と云うことであった。伊織...
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まさひやうゑのすけまさずみ ) へ永の御預仰付らる」と云ふことであつた。伊織幸橋外の有馬邸から、越前國丸岡へ遣られたのは、安永改元せられた翌年八月である。 跡に殘つた美濃部家家族は、それ/親類が引き取つた。伊織...
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宮本百合子 ひととき (青空文庫)
居る薄い袷衣も、髪の毛も皆心に添うた様な晩であった。 の広い面に両手を這わせて、じいっとして居ると、いつの間にか、今紀州に居る歌人安永さんの事を思い出した。 それにつれて種々...
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爆発に因る地震も非常に多く、従って土地隆起陥没もまた多い。天武天皇の時大地震があって、一夜にして近江の地が陥没して琵琶湖出来と共に駿河富士山湧出したという伝説も、その間の消息を語るものである安永...
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宮本百合子 たより (青空文庫)
とう斯うやって、筆をとらせたのでございます。 お覚えいらっしゃいましょう。 冬の落日が木のに黄に輝く時、煉瓦校舎を背に枯草に座った私共が円くなって、てんでに詠草を繰って見た日を。 安永...
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たく見なければ分りません。 この前に三原山海岸まで押し流し熔岩天和四年から元禄三年七年間にわたる噴出によるのだそうで、二百六十年ほど昔のことだ。安永三年西暦七七四年)に今まで沙漠中に内輪...
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師匠存生中府下の各寄席(よせ)で演じ、または雑誌にて御存じ業平文治は、安永の頃下谷(したや)御成街道(おなりかいどう)の角に堀丹波守(ほりたんばのかみ)殿家来三百八十石浪島文吾(なみしまぶんご)という者の忰(せがれ)でご...
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新美南吉 ごんごろ鐘 (青空文庫)
( おと ) もまじっているように 聞 ( き ) こえるのだよ。」 ごんごろ 鐘 ( がね ) をおろすのは、 庭師 ( にわし ) の 安 ( やす ) さんが、 大 ( おお ) きい 庭石...
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森鴎外 伊沢蘭軒 (青空文庫)
迭は何年であつたか記載を闕いでゐるが、安永六年前であつたことは明である。何故と云ふに、此年には信階の長子軒が生れてゐる。そしてその生れた家は今の本郷真砂町であつたと云ふ。本郷真砂町は信階が宗家を信美に譲つた後に、分家...
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森鴎外 壽阿彌の手紙 (青空文庫)
名を知つてゐた。米庵の 西征日乘中 ( せいせいにちじようちゆう ) 癸亥 ( きがい ) 十月十七日の條に、「十七日、到島田、訪桑原 堂已宿」と記してある。癸亥享和三年で、安永八年生れの米庵が二十五歳、天明...
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佐藤垢石 にらみ鯛 (青空文庫)
高価品物買い入れ、または鞘取りをする。されば、宮中はますます窮迫して 借越 ( かりこし ) が重なり三年も四年も後のものを使用ねばならぬほどになった。 ところが、この奸吏共の悪事安永三年八月至って 抉剔...
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岡本綺堂 小坂部伝説 (青空文庫)
大坂の人であるのから考えても容易に想像されることである。しかし、ともかくも小坂部というものを一部の纏まった狂言に作ってあるのは、この脚本のほかには無いらしい。これは安永年三月、大坂角の芝居書きおろされたものである尾上...
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ばかりのその美貌錦絵から抜け出し女形 ( おやま ) のようだ。 笠森お仙公孫樹いちょうのき ) のお、これは安永代表的美人、しかしもうそれは過去の女で、この時代ではこのおが、一枚...
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邦枝完二 曲亭馬琴 (青空文庫)
まで、石のように真面目だった。 「どんな物を読みなすった」 「まず先生のお作なら、安永七年にお書卸し黄表紙お花半七を始め、翌年御開板の遊人三幅対夏祭翌年小野篁伝、天明移りましては、 久知...
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泉鏡花 一景話題 (青空文庫)
忠信の両妻、 軍立 ( いくさだち ) の姿にて 相双 ( あいなら ) び立つ。 軍 ( いくさ ) めく二人の嫁や花あやめ また、安永中の続奥の細道には——故将堂女体甲冑を 帯 ( たい...
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玄白 ( すぎたげんぱく ) 、 中川淳庵なかがわじゅんあん ) と、婦人死屍 ( しし ) の解剖立会いその実験に由って、四年の後の安永三年に、日本初め系統的記載された医書解体新書』が良...
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笑ひにまぎらした。 紙袋からぽろぽろ焼米を鉢にあけて、秋成はそれに湯を注いだ。そこにあつた安永年刊雨月 ( うげつ ) 物語を取つて鉢の ( ふた ) にした。この奇怪優婉ゆうえん ) な物語は、彼が...
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禿は化身 ( けしん ) で、それを見たものは三日のうちに死ぬという。勿論めったに出逢った者も無いんですが、安永年間水道端の荒木坂に店を開いている呉服屋渡世松本屋忠左衛門のせがれは、二、三日 煩...
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永井荷風 上野 (青空文庫)
梁川星巌不忍池畔に居ったのは天保十年の夏より冬に至る間のことで画家酒巻立兆なるものの家に寓していたのである是の事は既に拙著下谷叢話中に記述してある。 香亭雅談には言われていないが、服部南郭門人宮瀬氏 (劉龍門という) も明和安永の頃不忍池のほとりに居を卜した。大田...
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菊池寛 恩讐の彼方に (青空文庫)
いまいま ) しそうにいい切ると、金目のありそうな衣類や、印籠を、手早く風呂敷包にした。 こうして、この 姦夫姦婦 ( かんぷかんぷ ) が、浅草田原町旗本中川三郎兵衛の家を出たのは、 安永...
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祭つてあるのだと言ふ話です。 この二つ岩の穴の中に昔團三郎と言ふ貉が住んで居たと言ふのです。今も貉が住んでゐるさうですが、それは團三郎貉であるか、或はの子孫であるか判然しません。 享保の初、冬になりかけ時分のことだと、安永...
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舌り貝十郎が始まったぞ) 後世までも 十二神 ( オチフルイ ) 貝十郎は、宝暦から明和安永へかけての名与力として 謳 ( うた ) われて、曲淵甲斐守や依田和泉守牧野大隅守というような、高名幾人か町奉行から「部下」とし...
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山路愛山 頼襄を論ず (青空文庫)
頼襄 ( らいのぼる ) を論ずる即ち 渠 ( かれ ) の事業を論ずる也。 頼春水大阪江戸港に在り教授を業とす。年三十三にして室飯岡氏襄を生む時に安永九年なり。正に是れ光格天皇即位の年、江戸...
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森鴎外 渋江抽斎 (青空文庫)
院妙相日縁信女、父本皓、母渋江氏、 安永あんえい ) 六年 丁酉ていゆう五月三日 死 ( しす ) 、享年十九俗名千代、 作臨終歌曰 ( りんじゅううたをつくりていわく ) 」 云々 ( うん...
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五右衛門鉄砲十挺頭まで勤めて、 元文げんぶん ) 四年に病死した。六世弥忠太は 番方ばんかた ) を勤め宝暦ほうれき ) 六年に 致仕 ( ちし ) した。七世九郎次は番方勤め安永五年に致仕した。八世...
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夢野久作 近世快人伝 (青空文庫)
いわゆる ) 、 生命 ( いのち ) も要らず、名も要らず、金も官位要らぬ九州浪人や、好漢安永氏の所謂頭山先生命令とあれば火の柱にでも登る」というニトロ・グリセリン性の青年連に尻を押されて、新興...
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ふやうな風俗畫畫本が並べられてあつた。かかる種類の本は、安永天明から天保の頃にかけて江戸には汗牛充棟も 啻 ( ただ ) ならざる程あるが、京阪には比較的少いやうである。元祿時分のは多少あるかも知れぬ。 この...
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