「天平宝字」を含む用例
・土田杏村 あしびの花 (青空文庫)
もそれへは普通の馬酔木を見ての感じを当てはめることが出来ない。ここの馬酔木だけは全く奈良の見ものである。 この辺一帯、即ち三笠山の馬酔木は、既に一千年余の歴史を持つてゐる。万葉集の中にも馬酔木の歌は二十首許り這入つてゐる。中でも有名なのは、天平宝字二年二月、式部...
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・坂口安吾 安吾の新日本地理 高麗神社の祭の笛——武蔵野の巻—— (青空文庫)
に日本の諸地に土着しつつも敢てコマ人と称して異を立てておった七ヶ国のコマ人一千七百九十九人の方が珍しい存在と云うべきであろう。彼らが土地を移して一ヶ所にまとめられた意味はそういうところにあるのかも知れない。 この移住は高句麗が新羅に亡ぼされてのち約五十年後に起った。そしてその後、 「天平宝字...
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・折口信夫 万葉集のなり立ち (青空文庫)
集に与へてゐる家持の為事は、可なりの分量がある。 本集の中、年月づけのあるもので、一番新しいのは、天平宝字三年一月の家持の歌である。ちようど、彼が死んで、大伴本家の離散した年から、二十五年前に当る。此時に編纂を終へて、公表...
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・田中貢太郎 日本天変地異記 (青空文庫)
の三郡の民家百七十余区を没した。天平六年四月には、畿内七道皆地震がし、同じく十七年四月には、美濃、摂津両国に地震があった。この両国の地震は美濃がひどく、多く人家を壊ったが、これは明治二十七年の濃尾の地震を思い合わせるものがある。天平宝字...
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・南方熊楠 十二支考 鼠に関する民俗と信念 (青空文庫)
首松枝を折り、男は七、女は二、以て薬と 為 ( な ) してこれを飲むと侍れば、唐土にもかゝる事の侍るにや」。昔は子の日の御宴あり、『万葉集』に天平宝字二年春正月三日侍従、 竪子 ( じゅし ) 、王臣等を召し 玉帚...
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