「大好き」を含む用例
・宮本百合子 わたくしの大好きなアメリカの少女 (青空文庫)
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・宮本百合子 南風 (青空文庫)
真黄に熟れて居る金柑が、如何にも美味しそうに見える。 私が七つか八つの時分、金柑が大好きで、その頃向島に居た祖母のところへ宿りに行くときっと浅草につれて行ってもらって、金柑の糸の袋に入ったのを買ってもらった。 狭い...
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・薄田泣菫 硯と殿様 (青空文庫)
つかへ ) もなかつたが、硯だけは半分に割つては 何 ( ど ) うする事も出来なかつた。あの内閣や政党を 毀 ( こは ) す事の大好きな木堂ですら「 鋒 ( ほう ) 」とやらを見るためには、硝酸...
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・薄田泣菫 古松研 (青空文庫)
ふ男があつて、頼山陽と硯とが大好きなので聞えてゐた。 頼山陽を硯に比べたら、あの通りの 慷慨家 ( かうがいか ) だけに、ぷり/\ 憤 ( おこ ) り出すかも知れないが、実際の事を言ふと、河合寸翁は山陽よりもまだ硯の方が好き...
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・夢野久作 がちゃがちゃ (青空文庫)
うどそのとき東の山からお昇りになった十五夜のお月様は、感心のあまり虫たちが大好きな露をたくさんにそこいらの草の上に 撒 ( ま ) いておやりになりました。 ところへ一匹の 轡虫 ( くつわむし ) が飛び込んで来ました。 「何だ貴様たちは! おれ...
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・小酒井不木 歴史的探偵小説の興味 (青空文庫)
もう自分の読んだ(それも多くは遠い過去に読んだ)少数の作品に就てのぼんやりした感じより浮ばないのであるからほとほと閉口してしまった。私の大好きなオルチー夫人に就ては馬場氏が御書きになるというのであるから、いよ...
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・岸田國士 暖地の冬から山国の春へ (青空文庫)
リキイがこの舞台のために撰んだ季節は早春である。この小田原などでは想像もつかぬ長い長い暗黒に閉された冬からの解放の季節である。私は、どうしても日本なら、私の大好きな山国の初春を想ひ出さずにはゐられない。 底本:「岸田國士全集28」 1992...
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・宮本百合子 十八番料理集 (青空文庫)
リームでもあると大へんな御馳走になります。 変りふろふき これからはよくどちらでも大根ふろふきが 流行 ( はや ) ります。大好きですがどうも胡麻をかけただけでは物足りないので一工夫して、挽肉を味噌、醤油、砂糖...
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・夢野久作 犬のいたずら (青空文庫)
して猪の年の児がどんなによくなるか悪くなるか気をつけていよう」 二人は手を打って、 「それがいい、それがいい」 と言いました。 そのうちに十二時の鐘が鳴りました。 「やあ鐘が鳴った。君も僕の大好きの処まで降って来たようだ。では出かけようではないか」 二人...
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・若山牧水 樹木とその葉 秋風の音 (青空文庫)
川さやけく澄みぬ小夜更けてさし昇る月の影は見えつつ 路ばたの 木槿 ( もくげ ) は馬に喰はれけり (芭蕉) この句は私の大好きな句である。延いて木槿の花も好きなものゝ一つとなつた。 秋の來たのを知らせる花で先づ咲き出すのはこの木槿であらう。夏の...
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・佐藤垢石 うむどん (青空文庫)
を読んで行くと、米を節約するために、代用食として 饂飩 ( うどん ) と 麺包 ( ぱん ) とが大いに奨励してある。これをみて、二人の子供ははしゃぎ立って喜んだ。 『お母さん、僕うむどん大好き』 大き...
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・北大路魯山人 鮟鱇一夕話 (青空文庫)
ンカを切っておられたが、その味覚識見はさすが見上げたものだ。そうはっきりいってのけられるだけのパン食通は、ざらにあるものではない。「うちの 親爺 ( おやじ ) (夫君のこと)はタマネギや肉の一杯はいっているオムレツが大好き...
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・坂口安吾 囲碁修業 (青空文庫)
て食堂の二階に空室があるからと云ふので、これは好都合とそこへ移つた。 そのころ僕は田舎初段に 井目 ( せいもく ) 置いて勝味のない手並であつた。食堂の親爺は、その僕に井目置いて、こみを百もらつて、勝てないのである。そのくせ碁が夫婦喧嘩の種になるほど大好き...
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での評判のように、きわめて動揺しやすい、いわゆる出来心的の女であったのであらば、すなわち僕とのあのこともほんの一時の浮気であったのであらば、過って改むるに何の憚るところがあろう。(二行削除) 「私は大杉さんが大好き...
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・若山牧水 なまけ者と雨 (青空文庫)
窓ただひとところあけおきてけふの時雨にもの読み始む 障子さし電灯ともしこの朝を部屋にこもればよき時雨かな など、春の初めの雨と時雨とを歌つたものは私に多くあるが、大好きの若葉の雨をばどうしたものかあまり詠んでゐない。僅かに、 うす...
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・若山牧水 樹木とその葉 なまけ者と雨 (青空文庫)
窓ただひとところあけおきてけふの時雨にもの讀み始む 障子さし電燈ともしこの朝を部屋にこもればよき時雨かな など、春の初めの雨と時雨とを歌つたものは私に多くあるが、大好きの若葉の雨をばどうしたものかあまり詠んでゐない。僅かに、 うす...
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・小野佐世男 恐妻家庭円満術 (青空文庫)
結婚するのに酒は飲んでもいいが、フグを食べることだけはやめてもらいたいという条件が入りました。一年経ちまして、ある雪の降る日に女房が私と歩いていた。フグの提燈が下っている。ボクはフグが大好きで、雪が降ると毎日食べていた。思わ...
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・太宰治 返事 (青空文庫)
命でも何でもみんな捨てて祈っています。 しかし、どうも、このごろのジャーナリズムは、いけませんね。私は大戦中にも、その頃の新聞、雑誌のたぐいを一さい読むまいと決意した事がありましたが、いまもまた、それに似た気持が起って来ました。 あなたの大好き...
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・竹久夢二 街の子 (青空文庫)
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・淡島寒月 諸国の玩具 ——浅草奥山の草分—— (青空文庫)
( いっこう ) 見かけない珍らしいのでは 河童 ( かっぱ ) 、 蝙蝠 ( こうもり ) などの面があったが、近頃は面の趣味は 廃 ( すた ) ったようだ。元来僕は面が大好きでしてね。その...
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・長谷川時雨 水色情緒 (青空文庫)
きりと濁りがなく出てゐるのは先生お作中の年増女です。 女仙前記、きぬ/″\川、辰巳巷談、書きだしたらきりはない、全集で皆さんも一度讀んでください。 私は作中の人物が好きなばかりでなく、あの妖怪氣分も大好きです。あの水鷄の里だつて、高野聖だつて、水も...
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・長谷川時雨 鏡二題 (青空文庫)
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・豊島与志雄 川端柳 (青空文庫)
は君のその夢の話よりも、この方が面白いよ。」 それはもうだいぶ昔の話らしい。A老人の懇意な人で、さる料亭のお上さんがあって、「何をくよくよ」の歌が大好きだった。気に食わぬことがあって頭痛がする時でも、その...
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・堀辰雄 「スタヴロギンの告白」の譯者に (青空文庫)
頼んで、その人の藏書を借り受けることにした。いま、僕の机上にあるのはその人の本なのだ。最近、ジィドもこの「M・L・ブリッゲの手記」の一節を佛蘭西語に譯してゐるといふことを人づてに聞いた。 僕はこんな風に、偶然自分の手にころがり込んできたやうな本を讀むことが大好き...
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・堀辰雄 Ombra di Venezia (青空文庫)
さういふヴェネチアにおけるニイチェの姿をプウルタレスから少し抄して見よう。—— ヴェネチアでは、ニイチェは、あるバロック式の古い館の、大理石を敷きつめた大きな室の中に住んでゐた。そこから聖マルコ寺院までは、埃のない、日蔭の多い、もの靜かな通りを、三十分位で散歩して來られた。ニイチェの大好き...
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・片山廣子 「子猫ノハナシ」 (青空文庫)
も二つ三つ教へに行かれて、非常にお忙しくなつたが、それでも一週のうち水曜と金曜はお宅のお稽古日とされてゐた。先生は切下げ髪で黒いお羽織を着て、いかにも御老女様といふやうにぴたりと坐つて人と応待されたが、やはり明治人であつて西洋風のお料理が大好き...
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・檸檬 (Wikisource)
も呪われたことにはまた次の一冊を引き出して来る。それも同じことだ。それでいて一度バラバラとやって見なくては気が済まないのだ。それ以上はたまらなくなってそこへ置いてしまう。私は幾度もそれを繰り返した。とうとうおしまいには日ごろから大好き...
ja.wikisource.org/wiki/檸檬
顔はいつ見ても絶望の色を浮かべていたけれど、だがそれでもやっぱり彼は、彼女の胸に正銘まぎれもない深い感情を呼びさましたのである。彼女はしょっちゅう誰かしら好きで 堪 ( たま ) らない人があって、それがないではいられない女だった。以前彼女はお父さんが大好き...
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・近松秋江 うつり香 (青空文庫)
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・ハンス・ランド Hans Land 森鴎外訳 冬の王 (青空文庫)
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用例の品詞分類
他の用例のページ
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