「名跡」を含む用例
・正岡容 小説 圓朝 あとがき (青空文庫)
全生庵なる圓朝の墓へ御礼詣りにいったとき、たまたまそれが八月十一日祥月命日で、本堂からは圓朝の名跡を預かっていられる大根河岸三周さん(藤浦富太郎氏)営まれる法事の読経の声、いと厳かに聞こえてきていたということはかつて短篇集『狐祭』の末...
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・田中貢太郎 四谷怪談 (青空文庫)
がために扶持を召し放されて田宮家は断絶した。 田宮家がこうして断絶する一方、伊藤喜兵衛の家では喜兵衛が隠居して養子に名跡を継がしてあったが、その養子も隠居して 新右衛門 ( しんえもん ) と云うのに名跡を継がしたところで、二代目の喜兵衛は 吉原...
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・旗本退屈男 第九話 江戸に帰った退屈男 (青空文庫)
守は当然の結果のごとく厳罰に問われることになったのでした。だが、名門名家の末というものは、こういう時になると家の系図が存外に物を言うから不思議です。これが普通だったら秩禄没収(ちつろくぼっしゅう)、御家は改易(かいえき)、その身は勿論切腹と思われたのに、竜造寺家末流という由緒から名跡...
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・坂口安吾 肝臓先生 (青空文庫)
て、その名跡は子々孫々に語りつたえられるのである。 たとえば、烏賊虎さんが、そうである。今の烏賊虎さんがヅネエわけではなくて、三代前の先祖が、誰もまだ見たこともない一間ほどの足のある烏賊を釣った。釣り...
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・森鴎外 安井夫人 (青空文庫)
で謙助も昌平黌出役になったので、藩の名跡は安政四年に中村が須磨子に生ませた長女糸に、高橋 圭三郎 ( けいざぶろう ) という 壻 ( むこ ) を取って立てた。しかしこの夫婦は早く亡くなった。のち...
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・南方熊楠 十二支考 猴に関する伝説 (青空文庫)
津村数千軒の津なりしに、猩々上陸遊行するを殺した報いの津浪で全滅したとか(『若狭郡県志』二、『能登名跡志』坤巻)、その近村とどの宮は海よりトド上る故、トド浜とて除きあり、渡唐の言い 謬 ( あやま ) りかとある。トド...
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・豊島与志雄 画舫 ——近代伝説—— (青空文庫)
口にまで上せられる私の持論だった。水浅く濁って、ただ水田の広いのに過ぎないこの西湖が、如何に三潭印月や湖心亭の影を宿そうとも、また、煙雨の中に模糊たる愁思を漂わそうとも、また、数々の名跡を周辺に鏤めようとも、畢竟は、湖底...
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に過ぎない 旗本退屈男 田中貢太郎 豊島与志雄 十二支考 南方熊楠 問われる 四谷怪談 坂口安吾 子々孫々 物を言う 祥月命日 竜造寺家 全生庵 厳かに 取って 右衛門 昌平黌 森鴎外 正岡容 畢竟は 短篇集 須磨子 一方 一間 三代 三郎 上陸 中村 二代 伊藤 伝説 先生 先祖 全滅 八月 兵衛 出役 切腹 十一 千軒 厳罰 吉原 名家 名跡 名門 周辺 大根 太郎 夫人 夫婦 存外 安井 安政 小説 御家 御礼 思議 愁思 扶持 持論 改易 断絶 末流 本堂 模糊 水田 江戸 没収 河岸 法事 津村 津浪 浦富 渡唐 湖底 湖心 烏賊 煙雨 田宮 由緒 画舫 秩禄 第九 系図 結果 肝臓 能登 若狭 西湖 読経 近代 近村 遊行 長女 隠居 養子 高橋