「名主」を含む用例

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「名主」を含む用例

訊シ止ヲ得サレハ其請ヲ許スモ妨ナシ 第二條 凡訴狀士族卒ハ支配平民名主年寄等ノ奧印ヲ押スヘシ其奧印ナキハ之レヲ准理スヘカラス 但支配名主年寄等若シ其情實壅塞スルアラハ奧印ナシト雖モ准理シテ寃枉ヲキヲ要ス 條三條 治下...
ja.wikisource.org/wiki/辛未改正府藩縣交渉訴訟准判規程
夏目漱石 僕の昔 (青空文庫)
じ ) は馬場下町名主 ( なぬし ) で小兵衛といった。別に何も商売はしていなかったのだ。何でもあの名主なんかいうものは庄屋同じくゴタゴタして、収入などもかなりあったものとみえる。ちょうど、今、あの...
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関まで引いて往(い)くから……」 この玄関と申しますのは、其の頃名主の邸(やしき)を通称玄関申したのでございます。 主「親分、なんで其様(そん)な足腰の立たないものをお縛りなさるのです、私(わたくし)ア名主...
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いわゆる行きどころばったりに探しあるくよりほかはなかった。まことに知恵のない話だとは思ったが、半七は差し当りここらの々の 名主 ( なぬし ) をたずねて、誰か見付けたか、あるいはを捕えたかを聞き合わせようとした。 庶人...
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田中貢太郎 累物語 (青空文庫)
えもん ) じゃ」 与右衛門はどうすることもできなかった。の者は今更右衛門成敗さすに忍びないので、与右衛門出家さして累の 菩提 ( ぼだい ) を弔わすがいいだろうと云うことになった。その時名主の 庄右...
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故郷下野安蘇郡小中と云ふ所で、祖父以来名主の家であつた。翁の自叙伝中に幼少時代の事が書いてある。 「予が幼時剛情は、母に心配をかけしこと幾何ぞ。五歳の時、或の夜の事なりき。予、奇怪なる人形の顔を描きて、傲顔...
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人夫を率いて迎え名望家で、下平河の宝田村——現在の丸の内——から土地替に伝馬町へ移され名主となった由緒があるのです。大伝馬町大丸下男が、旅籠町となったのをかなしんで、町をはがしたことも書きましたが、旅籠...
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横瀬夜雨 春 (青空文庫)
はどうあらう。上總片貝へ行つた時、あの邊では目籠をかかへて拾つてゐたから、千葉縣あたりは食ふらしい。 私の祖父四十年間日記を殘したが、其中に越後から稼ぎに來た男、名主藏方にて初め蜆汁をふるまはれ、暫く...
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( ひつじどき ) 下り名主塚越弥左衛門殿母儀検脈参り候所、篠娘死去致し候由、並に篠、悲嘆のあまり、遂に発狂致し候由、弥左衛門殿より承り候。右に依れば、 里 ( さと ) 落命致し候は、私検脈一時...
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し達の縄張り内の仕事じゃあありませんが、なにしろ事件大きいから、ひと通り調べて来いと、御寺社の方から声がかかったものですから、何がなんだか夢中で飛び出して来ました。いずれ名主さんのところへ顔出しをする積りですが、それ...
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たりしているところへ、襖のそとから、ごめん、と挨拶して入って来たのは、多摩新田金井村名主川崎右衛門大和吉野山から 白山桜しろやまざくら ) をはじめてここへ移植した平右衛門曽孫で、界隈きっての旧家。ひょ...
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くりあごをなでて考えごらんなさいまし……」 なるほど、不思議至極奇怪千万な話です。伝六のいうとおり、 平牢 ( ひらろう ) の、それもおおぜい投げ込み牢の中では、牢つきあいの悪い者、牢名主にさからった者なぞは、深夜、さかつるし、水責め、ある...
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菊池寛 義民甚兵衛 (青空文庫)
立つでのう。 勘五郎 だが、庄屋どんや名主どんは遅いのう。 年寄甲 なんぞ、難儀なことになっとるかも知れんぞう。 年寄松野太夫様が、馬から落ちくぜた所が、もう半丁も向うだとよかったんじゃ。あす...
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や門などはなおさらのこと、……そういうもののあるのは、 居附 ( いつ ) き地主か、 名主 ( なぬし ) か、医者の家位です。住居でも、衣食のことでも、万事大層手軽なものでありますから、今い...
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( あさ ) り歩いて、それが前人取り残されていたがゆえに、自分がひとかどのことを成しとげたように思い込む功名主義など、皆こうした病的趣味に根を発しているのではなかろうか嶮し...
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楠山正雄 葛の葉狐 (青空文庫)
き ) をながめながら、 保名主従 ( やすなしゅじゅう ) はしばらくそこに 休 ( やす ) んで、 幕張 ( まくば ) りの中でお 酒盛 ( さかも ) りをはじめました。 そのうちだんだん日が 傾...
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岡本綺堂 拷問の話 (青空文庫)
習慣で、拷問をうける罪人があるときは、牢名主その他の古顔囚人どもが彼に対して色々の注意をあたえ、拷問堪え得る工夫教えて、たとい責め殺さるるまでも決して白状するなと激励するのであるそればかりでなく、ある...
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の妹おたかというのが叔父助太刀で、兄のかたき与右衛門天王橋で仕留めた一件です。与右衛門名主で、 年貢 ( ねんぐ ) 金を横領したとか云う 捫著 ( もんちゃく ) から、その支配内の百姓十七人が代官所訴え出ましたが、これ...
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折口彦七で、曾祖父祖父二代岡本屋と言ひ、岡彦と称へた。岡本屋と言ふのは、木津名主で、ところから住吉まで二里近くの間、他家地面を踏まずに、行くことが出来たといふ家である。曾祖父は、其処...
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與謝野晶子 初島紀行 (青空文庫)
の間に島の風俗も變つたのでせう。 島の住家飮料水の關係から、比較氣候の寒い此の北岸窪地にあるのです。私達船頭案内で「大屋」と云ふ通稱を持つた新藤氏の家へ行きました。昔の名主の家です。大黒柱彼方にある圍爐裏を繞つて坐り、煤び...
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籠で江戸をひと回りしろとおっしゃったんじゃござんせんか!」 「ただ回るんじゃねえんだよ。山の手に九人、下町二十一人名主がいるはずだ。辰あまだ江戸へ来て日があせえから山の手の九人、おめえは下町二十一軒を回って、ふたりとも、いいか、忘れるな。もし...
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の御処置本人百姓右衛門初め控えおる村方名主及び五人組近隣者共お上慈悲これある御取計いの次第、および向後のため、忘れまいぞっ! それ、始められい! (声と同時に土手下のざわめき一時に静まって、声が...
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夢野久作 笑う唖女 (青空文庫)
しとるじゃないか一作手拭を肩から卸した。斧をに突いてペコペコした。 「ヘエヘエ。これは先生。この 唖女 ( おしやん ) はモトこの裏山の 跛爺 ( ちんばじい ) の娘で、あそこの名主どんの 空土蔵 ( あき...
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句がつげなかった。 「名主さんや月番の人達も、みんなもう、自身番で待ってなさる。どんな御用でお前さんが招ばれるのか、そいつはわたし達にも 判 ( わか ) らないが、お 上 ( かみ ) からのお呼び出しだとなりゃア、どう...
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太宰治 地図 (青空文庫)
敷いてから間もないと思はれる銀べりの青畳がその光に反射して、 し ( ママ ) き通るやうな、スガ/\しい色合を見せて居た。慶長十九年。内地では豊臣の世が徳川の世と変つて行かうとして居る時であつた。首里名主...
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兵馬倥偬の人 (青空文庫)
だブランサンであつたが、一寸(ちよつ)とお目附方の息子といふので、參謀官の見習ひといふやうなところで居た。——で或る時は庄屋名主(なぬし)五人組などいふ人物引合ふ、或る時は神主和尚さんとも談判する。十一...
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横瀬夜雨 天狗塚 (青空文庫)
沙門堂の鐘をついて、竹槍鐵砲征伐することを申合せたが、福田村名主金藏方へ金策に來た天狗は、かくと聞いて安中逃げ出した。皆は其後へ押込んで金藏居宅文庫酒倉等を灰にし、金藏逃げ込んだ徳龍寺まで燒いた筑波...
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商人年番肝入り名主の手當を給し一ヶ年の町費額を定め、前五ヶ年平均町費を差引き、其減額一分町内臨時入費二分地主増收七分積立金とし、明治初年拜領地、拜借...
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白くれない (青空文庫)
の子で四五帖分はある。大分古いものらしい。 「どこに在ったんだい。そんなものが」 「ヘエ。やはり今申しました区長さんの処に御座いましたんで……何でもその区長さんと申しますのが太閤時代からその名主...
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観客を喜ばせていた。女役者にこんな芸の出来る筈はない。虎は男が縫いぐるみを 被 ( かぶ ) っているに相違ないと、半七は鑑定した。 三 鳳閣寺境内を出て、半七は更に久保町へむかった。ここらにも 町名主...
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