「名主」を含む用例
・辛未改正府藩縣交渉訴訟准判規程 (Wikisource)
訊シ止ヲ得サレハ其請ヲ許スモ妨ナシ 第二條 凡訴狀士族卒ハ支配頭平民ハ名主年寄等ノ奧印ヲ押スヘシ其奧印ナキハ之レヲ准理スヘカラス 但支配頭名主年寄等若シ其情實ヲ壅塞スルアラハ奧印ナシト雖モ准理シテ寃枉ヲキヲ要ス 條三條 治下...
ja.wikisource.org/wiki/辛未改正府藩縣交渉訴訟准判規程
・夏目漱石 僕の昔 (青空文庫)
じ ) は馬場下町の 名主 ( なぬし ) で小兵衛といった。別に何も商売はしていなかったのだ。何でもあの名主なんかいうものは庄屋と同じくゴタゴタして、収入などもかなりあったものとみえる。ちょうど、今、あの...
www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/1750_19607.html
・後の業平文治/三遊亭圓朝 (青空文庫)
関まで引いて往(い)くから……」 この玄関と申しますのは、其の頃名主の邸(やしき)を通称玄関と申したのでございます。 主「親分、なんで其様(そん)な足腰の立たないものをお縛りなさるのです、私(わたくし)ア名主...
www.aozora.gr.jp/cards/000989/files/352.html
・岡本綺堂 半七捕物帳 鷹のゆくえ (青空文庫)
もいわゆる行きどころばったりに探しあるくよりほかはなかった。まことに知恵のない話だとは思ったが、半七は差し当りここらの村々の 名主 ( なぬし ) をたずねて、誰か鷹を見付けたか、あるいは鷹を捕えたかを聞き合わせようとした。 庶人...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1018_14992.html
・田中貢太郎 累物語 (青空文庫)
えもん ) じゃ」 与右衛門はどうすることもできなかった。村の者は今更与右衛門を成敗さすに忍びないので、与右衛門に出家さして累の 菩提 ( ぼだい ) を弔わすがいいだろうと云うことになった。その時名主の 庄右...
www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/42318_19228.html
・木下尚江 臨終の田中正造 (青空文庫)
故郷は下野安蘇郡の小中と云ふ所で、祖父以来の名主の家であつた。翁の自叙伝の中に幼少時代の事が書いてある。 「予が幼時の剛情は、母に心配をかけしこと幾何ぞ。五歳の時、或雨の夜の事なりき。予、奇怪なる人形の顔を描きて、傲顔...
www.aozora.gr.jp/cards/000525/files/43027_23832.html
・長谷川時雨 三上於菟吉 旧聞日本橋 序文/自序 (青空文庫)
人夫を率いて迎えた名望家で、下平河の宝田村——現在の丸の内——から土地替に伝馬町へ移され名主となった由緒があるのです。大伝馬町の大丸の下男が、旅籠町となったのをかなしんで、町札をはがしたことも書きましたが、旅籠...
www.aozora.gr.jp/cards/000310/files/4353_9683.html
・横瀬夜雨 春 (青空文庫)
はどうあらう。上總の片貝へ行つた時、あの邊では目籠をかかへて拾つてゐたから、千葉縣あたりは食ふらしい。 私の祖父は四十年間の日記を殘したが、其中に越後から稼ぎに來た男、名主丑藏方にて初めて蜆汁をふるまはれ、暫く...
www.aozora.gr.jp/cards/000370/files/3420_11799.html
・芥川龍之介 尾形了斎覚え書 (青空文庫)
( ひつじどき ) 下り、名主塚越弥左衛門殿母儀検脈に参り候所、篠娘死去致し候由、並に篠、悲嘆のあまり、遂に発狂致し候由、弥左衛門殿より承り候。右に依れば、 里 ( さと ) 落命致し候は、私検脈後 一時...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/115_14856.html
・岡本綺堂 半七捕物帳 十五夜御用心 (青空文庫)
し達の縄張りの内の仕事じゃあありませんが、なにしろ事件が大きいから、ひと通りは調べて来いと、御寺社の方から声がかかったものですから、何がなんだか夢中で飛び出して来ました。いずれ名主さんのところへ顔出しをする積りですが、それ...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/958_15023.html
・久生十蘭 顎十郎捕物帳 日高川 (青空文庫)
たりしているところへ、襖のそとから、ごめん、と挨拶して入って来たのは、多摩新田金井村の名主、川崎又右衛門。 大和の吉野山から 白山桜 ( しろやまざくら ) をはじめてここへ移植した平右衛門の曽孫で、界隈きっての旧家。ひょ...
www.aozora.gr.jp/cards/001224/files/46131_29169.html
・佐々木味津三 右門捕物帖 左刺しの匕首 (青空文庫)
くりあごをなでて考えてごらんなさいまし……」 なるほど、不思議至極、奇怪千万な話です。伝六のいうとおり、 平牢 ( ひらろう ) の、それもおおぜい投げ込み牢の中では、牢つきあいの悪い者、牢名主にさからった者なぞは、深夜、さかつるし、水責め、ある...
www.aozora.gr.jp/cards/000111/files/570_19521.html
・菊池寛 義民甚兵衛 (青空文庫)
立つでのう。 勘五郎 だが、庄屋どんや名主どんは遅いのう。 村年寄甲 なんぞ、難儀なことになっとるかも知れんぞう。 村年寄乙 松野八太夫様が、馬から落ちくぜた所が、もう半丁も向うだとよかったんじゃ。あす...
www.aozora.gr.jp/cards/000083/files/1051_14603.html
・高村光雲 幕末維新懐古談 私の子供の時のはなし (青空文庫)
や門などはなおさらのこと、……そういうもののあるのは、 居附 ( いつ ) き地主か、 名主 ( なぬし ) か、医者の家位です。住居でも、衣食のことでも、万事大層手軽なものでありますから、今い...
www.aozora.gr.jp/cards/000270/files/1547_21470.html
・松濤明 ピークハンティングに帰れ (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000307/files/43683_17888.html
・楠山正雄 葛の葉狐 (青空文庫)
き ) をながめながら、 保名主従 ( やすなしゅじゅう ) はしばらくそこに 休 ( やす ) んで、 幕張 ( まくば ) りの中でお 酒盛 ( さかも ) りをはじめました。 そのうちだんだん日が 傾...
www.aozora.gr.jp/cards/000329/files/18386_13247.html
・岡本綺堂 拷問の話 (青空文庫)
の習慣で、拷問をうける罪人があるときは、牢名主その他の古顔の囚人どもが彼に対して色々の注意をあたえ、拷問に堪え得る工夫を教えて、たとい責め殺さるるまでも決して白状するなと激励するのである。そればかりでなく、ある...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/49549_33631.html
・岡本綺堂 半七捕物帳 吉良の脇指 (青空文庫)
の妹おたかというのが叔父の助太刀で、兄のかたき与右衛門を天王橋で仕留めた一件です。与右衛門は村の名主で、 年貢 ( ねんぐ ) 金を横領したとか云う 捫著 ( もんちゃく ) から、その支配内の百姓十七人が代官所へ訴え出ましたが、これ...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/989_15038.html
・折口信夫 折口といふ名字 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/46949_26568.html
・與謝野晶子 初島紀行 (青空文庫)
の間に島の風俗も變つたのでせう。 島の住家は飮料水の關係から、比較的氣候の寒い此の北岸の窪地にあるのです。私達は船頭の案内で「大屋」と云ふ通稱を持つた新藤氏の家へ行きました。昔の名主の家です。大黒柱の彼方にある圍爐裏を繞つて坐り、煤び...
www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/4658_15560.html
・佐々木味津三 右門捕物帖 へび使い小町 (青空文庫)
籠で江戸をひと回りしろとおっしゃったんじゃござんせんか!」 「ただ回るんじゃねえんだよ。山の手に九人、下町に二十一人町名主がいるはずだ。辰あまだ江戸へ来て日があせえから山の手の九人、おめえは下町の二十一軒を回って、ふたりとも、いいか、忘れるな。もし...
www.aozora.gr.jp/cards/000111/files/569_19445.html
・三好十郎 斬られの仙太 (青空文庫)
の御処置、本人百姓仙右衛門初め、控えおる村方名主及び五人組近隣の者共、お上御慈悲これある御取計いの次第、および向後のため、忘れまいぞっ! それ、始められい! (声と同時に、土手下のざわめきが一時に静まって、声が...
www.aozora.gr.jp/cards/001311/files/50186_36140.html
・夢野久作 笑う唖女 (青空文庫)
しとるじゃないか」 一作が手拭を肩から卸した。斧を杖に突いてペコペコした。 「ヘエヘエ。これは先生。この 唖女 ( おしやん ) はモトこの裏山の 跛爺 ( ちんばじい ) の娘で、あそこの名主どんの 空土蔵 ( あき...
www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/931_22204.html
・邦枝完二 歌麿懺悔 江戸名人伝 (青空文庫)
句がつげなかった。 「名主さんや月番の人達も、みんなもう、自身番で待ってなさる。どんな御用でお前さんが招ばれるのか、そいつはわたし達にも 判 ( わか ) らないが、お 上 ( かみ ) からのお呼び出しだとなりゃア、どう...
www.aozora.gr.jp/cards/001261/files/47513_33341.html
・太宰治 地図 (青空文庫)
敷いてから間もないと思はれる銀べりの青畳がその光に反射して、 し ( ママ ) き通るやうな、スガ/\しい色合を見せて居た。慶長十九年。内地では豊臣の世が徳川の世と変つて行かうとして居る時であつた。首里の名主...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/5005_14047.html
・兵馬倥偬の人 (青空文庫)
だブランサンであつたが、一寸(ちよつ)とお目附方の息子といふので、參謀官の見習ひといふやうなところで居た。——で或る時は庄屋名主(なぬし)五人組などいふ人物と引合ふ、或る時は神主や和尚さんとも談判する。十一...
www.aozora.gr.jp/cards/000660/files/4055.html
・横瀬夜雨 天狗塚 (青空文庫)
昆沙門堂の鐘をついて、竹槍鐵砲で征伐することを申合せたが、福田村名主金藏方へ金策に來た天狗は、かくと聞いて安中へ逃げ出した。皆は其後へ押込んで金藏方居宅文庫藏酒倉等を灰にし、金藏の逃げ込んだ徳龍寺まで燒いた。 筑波...
www.aozora.gr.jp/cards/000370/files/3514_11798.html
・長谷川時雨 花火と大川端 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000726/files/47654_34270.html
・白くれない (青空文庫)
の子で四五帖分はある。大分古いものらしい。 「どこに在ったんだい。そんなものが」 「ヘエ。やはり今申しました区長さんの処に御座いましたんで……何でもその区長さんと申しますのが太閤様時代からその村の名主...
www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2124.html
・岡本綺堂 半七捕物帳 唐人飴 (青空文庫)
に観客を喜ばせていた。女役者にこんな芸の出来る筈はない。虎は男が縫いぐるみを 被 ( かぶ ) っているに相違ないと、半七は鑑定した。 三 鳳閣寺の境内を出て、半七は更に久保町へむかった。ここらにも 町名主...
www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/1019_15031.html
他の用例のページ
Wikisource ハンティング 佐々木味津三 斬られの仙太 と申します 三上於菟吉 半七捕物帳 田中貢太郎 縫いぐるみ 長谷川時雨 に依れば 三好十郎 久生十蘭 兵馬倥偬 呼び出し 夏目漱石 夢野久作 大伝馬町 奇怪千万 岡本綺堂 幼少時代 弥左衛門 忍びない 折口信夫 木下尚江 楠山正雄 横瀬夜雨 田中正造 相違ない 葛の葉狐 邦枝完二 間もない 馬場下町 高村光雲 その時 アラハ ピーク ブラン 一時に 三遊亭 丸の内 久保町 五人組 代官所 伝馬町 何がな 其の頃 出来た 助太刀 十五夜 右衛門 合わせ 吉野山 名人伝 名望家 唐人飴 大川端 大黒柱 天王橋 太宰治 安蘇郡 宝田村 山の手 島の風 彼方に 後の業 捕物帳 教えて 日本橋 日高川 水責め 牢名主 甚兵衛 町名主 白山桜 福田村 積立金 累物語 縄張り 肝入り 自叙伝 自身番 菊池寛 金井村 顔出し 鳳閣寺 一人 一件 一作 一分 一寸 一時 一軒 七分 万事 下平 下男 下町 下野 主従 主義 事件 二代 二分 二十 五郎 交渉 人夫 人形 人物 仕事 他家 以来 住吉 住家 住居 保名 先生 入費 其処 其様 内地 処置 出家 出来 初島 初年 前人 剛情 功名 匕首 北岸 区長 医者 十一 十七 十九 千葉 反射 収入 叔父 古顔 右門 吉良 名主 名字 向後 和尚 商人 商売 囚人 四十 土地 土手 土蔵 地主 地図 地面 塚越 境内 壅塞 士族 多摩 大丸 大和 大屋 天狗 太夫 太閤 奇怪 女役 安中 寃枉 小中 小兵 小町 尾形 居宅 居附 岡本 川崎 工夫 幕張 幕末 平均 平文 平民 年寄 年番 年貢 年間 幼時 幾何 庄屋 序文 庶人 引合 征伐 御寺 御用 徳川 思議 息子 悲嘆 慈悲 慶長 懐古 懺悔 成敗 手拭 手軽 折口 押込 拷問 挨拶 捕物 支配 改正 故郷 文庫 新田 日記 旧家 旧聞 明治 時代 晶子 曽孫 月番 木津 本人 村方 松野 案内 検脈 横領 次第 歌麿 死去 母儀 比較 江戸 沙門 治下 注意 深夜 減額 激励 片貝 玄関 由緒 町内 界隈 病的 発狂 白状 百姓 知恵 祖父 神主 私達 移植 窪地 竹槍 第二 筑波 紀行 維新 罪人 義民 習慣 者共 脇指 臨時 臨終 自分 自序 船頭 色合 芥川 花火 菩提 落命 藤氏 蜆汁 衣食 裏山 見習 規程 親分 観客 訴訟 談判 豊臣 越後 趣味 足腰 辛未 近隣 通称 酒倉 酒盛 金策 鑑定 難儀 青畳 領地 首里