「南北朝」を含む用例
・小笠原長生 海島冐險奇譚 海底軍艦 序 (青空文庫)
レ由ル幼時ノ感染ハ第二ノ天性ト成リ畢生復タ脱却シ能ハサルモノナレハ孟母ノ居ヲ遷シ墨子ノ絲ニ悲ミタル等以テ先哲ノ善誘懇導ニ勉メタル苦心ノ一斑ヲ見ルヘキナリ抑 帝國民カ古來尚武ノ氣象ニ富ミ百難ヲ排シテ勇往猛進シ以テ國威ヲ發揚セシハ歴史ノ證明スル所ニシテ就中南北朝ノ頃...
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・宮本百合子 人間イヴの誕生 (青空文庫)
ペストで開かれた世界民主婦人連盟の第二回大会では、日本のわたしたちが心をうたれるいくつかのスナップ写真がとられている。そこには白い朝鮮服をつけて、うれしそうに代議員席にあって拍手している南北朝鮮からの代表チュ・エンたちの姿がある。しっかりとして、たく...
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・桑原隲藏 老子化胡經 (青空文庫)
て道佛の衝突が起り、兩晉・南北朝・隋・唐時代は申すに及ばず、宋・元時代までかけて、絶えずこの兩教は衝突した。支那の佛教にとつて、道教は第一の法敵であつた。佛家で三武の厄と稱する、佛教に尤も激しき迫害を加へた帝王は、何れ...
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・内藤湖南 日本の肖像畫と鎌倉時代 (青空文庫)
はこの三通の肖像集の存在する時代、即ち藤原末期より南北朝初期までの時代を以て、日本肖像畫の高潮期と考ふ。その中にも、隆信、信實は勿論、豪信にしても、其技倆の優れることは、簡單なる用筆の間に精采ありて、その面相なり、風采...
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・内藤湖南 支那史學史概要 ——史記より清初まで—— (青空文庫)
は編年史。雜史は正史にも古史にも入らぬ特別の事柄につき勝手に記したもの。覇史は南北朝の頃色々の國があつて、各 歴史があり、正統の朝と認めないもの故かくいふ。起居注は天子の側近の日記。舊事は儀注に似てゐるが、儀式...
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・坂口安吾 安吾の新日本地理 飛鳥の幻——吉野・大和の巻—— (青空文庫)
の親分氷鹿がチャッカリ井戸を占領して井戸の中より現れ出でたのは然るべきところであるかも知れません。太古の史家はその表現が巧妙だ。これを健康なる表現と云いますか。水鹿親分は一本には女性ナランとあるね。 南北朝は元中九年(北朝の明徳三年)南朝の後亀山天皇が北朝の後小松天皇に神器を伝えて、南朝...
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・桑原隲藏 紙の歴史 (青空文庫)
年號によつて若くは書體より推して、南北朝若くばその以前と認定すべき古寫經、古文書頗る多くして一々列擧するに暇ないが、中に就いて尤も注意に價するもの一二を擧げると次の如きものがある 第一が西晉の元康六年(西暦二九六)の古寫經である。松本...
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・内藤湖南 日本文化の獨立 (青空文庫)
日本文化の由來をお話致しますると、詰らなく長くなりますから、それは凡て省きまして、ともかく日本の文化の形づくられるのに取つて一つの大きな時代、特別な時代、それは丁度この後宇多天皇の頃から南北朝までの間にかけての時代でありますが、この...
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・桑原隲蔵 晉室の南渡と南方の開發 (青空文庫)
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・内藤湖南 北派の書論 (青空文庫)
即ち近來の北派の書法を産出した重な原因である。 それで北派の書法と云ふものは最近に現れたやうであるけれども、其の系統を論ずると云ふと即ち率意派の書法に原因をして居つて、劉石菴と別の道を辿つて、其の生境に於て妙處を求める方に傾いて來たのである。北派の推尊するのは南北朝時代の北朝...
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・内藤湖南 概括的唐宋時代觀 (青空文庫)
存在する諸書の中でも、唐書の宰相世系表は即ち其有樣を示したもの、又、李延壽の南北史の中には、朝代に拘らず各家の人を祖先から子孫まで續けて纏まれる傳を書いたから、人のために家傳を作つた體裁になつたといふ非難を受けたが、これは南北朝...
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・内藤湖南 日本文化とは何ぞや(其一) (青空文庫)
は自分の見る所では蒙古襲來が最大の動機を爲したので、南北朝から以後、極めて徐々に文化的思想的の自覺を生じつゝあつて、最近支那以外の文化並に思想を承け入れることになつてから、完全に支那に對して思想的に獨立したのである。しか...
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・内藤湖南 大阪の町人と學問 (青空文庫)
時代の元寇の頃に藏經の出版が企てられたが出來ずに終つたらしく、それから南北朝時代にかけて五部の大乘經が出版された、然しこれとても武家の後援で出來たものであり、又天海僧正が藏經の出版をしたけれども、それも徳川幕府の力で出來たものであつて、支那...
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・狩野直喜 支那研究に就て (青空文庫)
時に國内が不安定といひながら其文化が他國でかゝる場合に妨げらるゝやうにならないと云ふ事が解る。若し我國で内亂が一年もあつたと假定すれば中々そんな事が出來ないと思ふ。支那の歴史を見るとかゝる例は澤山あるが、其一例は昔南北朝といつて二百七十餘年間南北兩つに分れて居つた時代がありまして、南と...
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・蒲原有明 松浦あがた (青空文庫)
歳古る木々の梢を交へて 蓊鬱 ( をううつ ) たるが、深藍いろの空を噛みて悠遠なる歴史を語らんとする——あに豊公以後三百年とのみ言はむや、連想ははやく吾人を駆つて南北朝に遡り、源平の代に遡りては、いはゆる「松浦党」の生...
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・幸田露伴 雪たたき (青空文庫)
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・桑原隲蔵 支那人の文弱と保守 (青空文庫)
事實は決して清朝時代に限つた譯でない。支那は往古から、北狄の寶藏金庫たるべき運命をもつて居る。南北朝の末に出た突厥の他鉢可汗は、 但使 二 我在 レ 南兩兒(北齊と北周)常孝 一 。何憂 二 於貧 一 。 というて居る。北狄の君主は、何時...
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・桑原隲蔵 支那人の妥協性と猜疑心 (青空文庫)
る事實は決して清朝時代に限つた譯でない。支那は二千餘年の古代から、無理横暴な北狄ともよく妥協して、彼等の寶藏金庫たることを我慢して居る。南北朝の末に出た突厥の君主の他鉢可汗は、「但使 二 我在 レ 南兩児(北齊と北周)常孝 一 。何憂 二...
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・桑原隲藏 元時代の蒙古人 (青空文庫)
古人よりずつと前には、支那内地へ國を建てた、南北朝時代の北朝の 拓跋魏 ( タクバツギ ) などは索虜と呼ばれた位だから勿論辮髮をやりましたが、どんな風にしたか委細には知れないのであります。蒙古人も辮髮をしましたが、其の...
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・坂口安吾 安吾武者修業 馬庭念流訪問記 (青空文庫)
樋口はその分家である。 足利三代義満のころ、まだ南北朝の抗争のうちつづいたころであるが、奥州相馬の棟梁に相馬四郎 義元 ( よしもと ) という剣の名人があった。この人が後に入道して 念和尚 ( ねんおしょう ) と名...
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・坂口安吾 安吾の新日本地理 高麗神社の祭の笛——武蔵野の巻—— (青空文庫)
前天皇の子を皇太子に立てる風習はなぜだろう。 後年南北朝の休戦条約に交替に皇位継承というのがあるが、それは当時の新工夫ではなく、非常に古い源流があったのではないかと思われる節々もあるのです。 藤原京を経て奈良京に都したとき、日本...
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・折口信夫 ごろつきの話 (青空文庫)
朝の頃まではなかつたのであつたが、時代の刺戟は、彼等を団体的に行動せしめるやうになつたのである。虚無僧・普化僧は、其一分派である。即、禅宗に結びついて出来たものである。彼等は単独の形をとつた。これの著しく目立つて来たのは、略、南北朝...
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・折口信夫 盆踊りと祭屋台と (青空文庫)
草の四季の段の終りにも、此頃は都でははやらないが、大晦日の晩に、東国では精霊が来るといふ風に見えてゐる。五度行うた精霊会が、南北朝の頃には、社会的の勢力を失うて、唯一回の盂蘭盆会に帰趨した痕を示したのであるが、七月...
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・折口信夫 女房文学から隠者文学へ 後期王朝文学史 (青空文庫)
の隠者のした旅も、西行の行脚とは違ふ。宗祇・宗長等の作と伝へる沢山の「廻国記」も、西上人の姿を学びながら、檀那場なる武家・土豪の邸々を訪問する一種新様の「田舎わたらひ」の副産物であつたのだ。 南北朝になつては、二十...
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・内藤湖南 應仁の亂に就て (青空文庫)
力に迎合してさういふことを書いたのではないかと思はれるのであります。さういふ點は此人の最も詰らない點であります。其他何れも舊來の習慣を維持する議論で、何にも新しい議論を考へて居りませぬ。其點になると南北朝時代の北畠親房などは、當時の政治に關して古今の史實を參考して、立派...
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・内藤湖南 近畿地方に於ける神社 (青空文庫)
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・内藤湖南 日本國民の文化的素質 (青空文庫)
云ふ事から流れを引いて居ると思ふのであります。然し世態の變遷もあり、今日では其の時分の思想を丸寫しにして、其の儘に應用も出來ない樣な點がありますが、兎に角從來の支那文化の外に、日本特有の文化の要素を有つてゐることをあらはしたのであります。それは丁度其の以前の南北朝...
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