「佃煮」を含む用例
・佐藤垢石 ザザ虫の佃煮 (青空文庫)
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・北大路魯山人 京都のごりの茶漬け (青空文庫)
いからである。とても、 佃煮 ( つくだに ) なんかにして食べるほど獲れないのだ。にもかかわらず、佃煮にして食べようというのであるから、ごり 茶漬 ( ちゃづ ) けは天下一品のぜいたくといわれるのである。 今で...
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・北大路魯山人 車蝦の茶漬け (青空文庫)
ずつで上等のてんぷら種になる材料だから、よほど経験のある 食通 ( しょくつう ) でなければ、やってのける度胸は出まい。これをいきなり 佃煮 ( つくだに ) 風にするのは、もったいない気がして、ちょいとやりきれないが、それ...
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・北大路魯山人 塩昆布の茶漬け (青空文庫)
城屋とかが取り扱っているものだ。つまり、だし昆布の上等でなくては駄目なのである。京都には、こういう店はいくらもある。 醤油はヤマサくらいでよいだろう。また、塩味の好きな人は醤油に塩を加えるのもよかろう。塩を加えた昆布の 佃煮...
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・斎藤茂吉 呉秀三先生 (青空文庫)
計八十二度(午后三時) 未明ニ家人ヲ起シテ便通アリ。朝。ヌク飯三ワン。佃煮。ナラ漬。 胡桃 ( くるみ ) 飴煮。便通及繃帯トリカヘ。腹 猶 ( なお ) 張ル心持アリ。牛乳五合ココア入。小菓数個。午。 堅魚...
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・種田山頭火 其中日記 (八) (青空文庫)
てかへつてゆく、酔つぱらつた人間もみじめだが、酔ひざめの人間はさらにみじめだ! うれしいたより、井師から麻布の佃煮を頂戴した、さつそく昨夜の酒を燗して、 雪見酒 といふ贅沢さ、酒もうまかつたが、佃煮...
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・永井荷風 水のながれ (青空文庫)
の幽雅な趣を思返すことは出来ない。むかし待乳山の岡の下には 一条 ( ひとすじ ) の細い町があって両側に並んでいる店付の質素な商店の中には、今戸焼の陶器や川魚の 佃煮 ( つくだに ) を売る店があって、この...
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・片山廣子 「子猫ノハナシ」 (青空文庫)
り明治人であつて西洋風のお料理が大好きで、いつでも土曜日の晩には本式の濃厚なスチユーを充分たくさん作つて、翌日もそれを温めてたべるのだと言つてをられた。お弁当のおかずにも牛肉の佃煮やローストビーフなぞ、お茶...
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・片山廣子 あけび (青空文庫)
びの油いためを食べてみると、昔の夏の 茘枝 ( れいし ) を思ひ出す。 蕗のとうもやはりほろにがい、にがみをいへば、これが一ばんにがい。蕗のとうだけは油でいためない、すこし砂糖を入れて佃煮よりはややうす味に煮つける、無類...
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・片山廣子 ともしい日の記念 (青空文庫)
に日本葱を細かく切つて醤油だけで煮つけて福神漬ぐらゐの色あひのもの、まづ葱の佃煮である、これをスープ皿に盛つたお粥の上にのせて食べる。宿屋のお勝手で教へられたとほり作つてみると、温かくて甘くすべこく誠によい舌ざはりであつた。ある...
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・佐藤垢石 すっぽん (青空文庫)
いない。 煮こごりが素敵である。晩秋から冬へかけて、すっぽんの羮を一夜置くと翌朝は煮こごりとなっている。これは、酒の肴として絶品の称がある。夏の間でも、冷蔵器に入れて一夜置けば同じことだ。また、佃煮...
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・高村光太郎 山の春 (青空文庫)
をぬったり、酢をつけたり、油をたらしたりして、少々にがいのをそのままたべる。冬の間のビタミン不足が一度に消しとぶような気がする。たくさんとった時は東京で母がしたように 佃煮 ( つくだに ) にしてたくわえる。 痰...
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・織田作之助 武田麟太郎追悼 (青空文庫)
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・種田山頭火 四国遍路日記 (青空文庫)
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・種田山頭火 其中日記 (十) (青空文庫)
とうを探して近在をぶらつく、出てゐた、出てゐた、去年も出たところに出てゐた、よい蕗のとうだ、よい香気だ、さつそく佃煮にする、句にする。 麦がなくなつたので、久しぶりに米だけを炊く、飯の白さが身心にしみとほるやうであつた。 落ち...
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・種田山頭火 其中日記 (十三の続) (青空文庫)
編隊長の感嘆。—— 秋晴れや爆煙散つて敵はなし 九月十日 曇——晴。 —— 省みて恥ぢる 。 彼岸花を仏前に。 青唐辛佃煮。 今朝から麦飯にする、いつも御飯を食べすぎるから。 散歩、嘉川のポストまで、Iさんを訪ふ、息子...
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・種田山頭火 草木塔 (青空文庫)
いと穴からとかげかよ 誰も来てくれない蕗の佃煮を煮る 千人風呂 ちんぽこもおそそも湧いてあふれる湯 うれしいこともかなしいことも草しげる ひとりひつそり竹の子竹になる 山から山がのぞいて梅雨晴れ 朝か...
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・豊島与志雄 食慾 (青空文庫)
のを食べるのが好きです。沓掛に来ましては、魚類が不便なので、牛肉の罐詰や佃煮や、時にはすぐ側の旅館にたのんで鯉こくなどを、朝から食べました。そして、脂のぎらぎら浮いてる味噌汁を、音を立ててすすったり、佃煮...
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・寺田寅彦 コーヒー哲学序説 (青空文庫)
からさもしい好奇の目を見張っていたくらいである。その一方ではまた、自分の 田舎 ( いなか ) では人間の食うものと思われていない 蝗 ( いなご ) の 佃煮 ( つくだに ) をうまそうに食っている江戸っ子の児童もあって、これ...
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・羽志主水 越後獅子 (青空文庫)
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・佐藤垢石 魔味洗心 (青空文庫)
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・長谷川時雨 神田附木店 (青空文庫)
( くび ) を 拭 ( ふ ) いた。小判形の 団扇 ( うちわ ) が二本、今戸名物、 船佐 ( ふなさ ) の 佃煮 ( つくだに ) の折が出される。 「川崎屋までまいりましたから、これ...
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・久坂葉子 落ちてゆく世界 (青空文庫)
い結城などきた奥様の静かな足さばき。ぽんとならすおふくさ。今は、青くしっとりしていたたたみも、きいろくところどころやぶれておりました。 「雪ちゃん、おばさん今日から一日を五十円以下で済まそうと思ってるのよ。朝は番茶とパン、おひるは漬物と佃煮...
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・坂口安吾 安吾巷談 熱海復興 (青空文庫)
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・織田作之助 髪 (青空文庫)
にたかったりするばかりか、授業料値下げすべしというビラをまくことを以て、主義に忠実な所以だとしている阿呆であった。 この阿呆をはじめとして、私の周囲には佃煮にするくらい阿呆が多かった。就中、法科志望の点取虫の多いのには、げっ...
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・織田作之助 夜光虫 (青空文庫)
そのものは取るに足らぬ些事に過ぎなかった。事件というより、出来事といった方がいいくらいだ。しかし、耳かきですくうような、ちっぽけな出来事でも、世に佃煮にするくらい多い所謂大事件よりも、はるかにニュース的価値のある場合もあろう。たとえば、正面...
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・寺田寅彦 備忘録 (青空文庫)
らかの点において非凡な人間との偶然な結合によってのみ始めて生じうる文辞の宝玉であるからであろう。 岩波文庫の「仰臥漫録」を夏服のかくしに入れてある。電車の中でも時々読む。腰かけられない時は立ったままで読む。これを読んでいると暑さを忘れ距離を忘れる事ができる。 「朝 ヌク飯三ワン 佃煮 ( ツク...
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・種田山頭火 行乞記 室積行乞 (青空文庫)
も寝過した、六時に近かつた。 腹工合が悪いので、行乞は止めにして、洗濯したり畑仕事をしたり、読書したり執筆したりして暮らした。 蕗の佃煮をこしらへる、私の好物である。 裏畑の麦を刈る音、梅をもぐ声、のど...
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・種田山頭火 行乞記 大田 (青空文庫)
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・種田山頭火 其中日記 (六) (青空文庫)
毎日これだけ食べる(不幸にしてこれだけ飲みます!)。 米 四合、三椀づゝ三回 酒 ( マヽ ) 合、昼酌 壱回 朝、味噌汁 二杯 昼、野菜 一皿 晩、同 外に佃煮 時々 うどん玉 まんぢゆう これ...
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