「仏像」を含む用例

は退屈しきつた顔付で語るのも物憂さうに背延びをしました。「君の見たのは、仏像だよ。会ひたけりや食事のあとで案内するが……」 私は思はず笑ひだしてしまつてゐました。 「仏像かね。俺はまた虎かと思つた」 しかし友達は私の浮いた心持にはとりあはず、にこ...
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宮本百合子 宝に食われる 宝に食われる 宮本百合子 この間、ほんの四五日であったが奈良に行った。そして、短い時間に慾張って処々の寺にあるよい仏像などを見た奈良には、十九ばかりの頃、中学...
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田山録弥 石窟 (青空文庫)
感動を言ひあらはすための総て言葉を失つて了つたといふやうに、または何も彼もすつかりそれに奪はれて了つたといふやうに。Aはヘルメツト帽を傾け、Mは麦稈帽子を手にしたまゝ、じつとその石刻仏像に対して立つた。石窟の内はしんとして、外から入つて来た午前光線微かにその周囲取巻いてゐる浮彫になつてゐる無数の仏像...
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行け。あとでしらべるから」 六 仏像からくり ニナール姫は懐中電気をつけ、まつ先きに立つて、先程アルライ馬賊たちが、悪事取引きをしてゐた部屋入りました。けれども、ジウ...
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いがすぐ 背後 ( うしろ ) で聞えた。大異はそのまま荒寺の中へ入って往った。 一条月の光が朽ち腐れ塵の中に埋れている仏像などを照らしていた。大異はどこか隠れる所はないかと思って注意した。壇の上仁王...
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中井正一 壁 (青空文庫)
中井正一 壁 壁 中井正一 群青ところどころ剥げて、木目寂びてあらわなる上に、僅かに仏像が残っている。みずからの渉跡を没することでみずから無の示す空寂の美わしさを現わす仏像を載せて、壁は...
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この仕事お寺さまから仏像盗みだすんだ」 「えっ、仏像を……」 「仏像といっても、けちなものじゃない。いずれ準国宝級のものだ。こういう風変り仕事をおっ始めたわけは、近頃...
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の裏に三棟独立した堂宇があり、内に三対ずつの仏像している。徳川時代のものだろうか。もう暗いので、朧に仏像金色見えただけ、木像光背も木。余り立派な顔の仏でないようだ。境内宏く、古び大銀杏の下で村童銀杏 ( ぎん...
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奈良工藤精華という八十幾歳かのお爺さん写真を写す一風変った人があって、まだ御維新充分整理のついていない社寺仏像絵巻などをうんと撮影していた。お婆さん二人きり粗末な家に棲んでいてお酒が好きでいつもお酒ばかり飲んでる様な人だったが、二階...
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上村松園 砧 (青空文庫)
円らかなる月のさし出づるころで都にある夫を想いながら空の一角を仰いで月を見、これから砧を打とうというところの妻女を、肖像のような又仏像のような気持で描いて見たものです。砧は黒漆が塗ってあるもので、灯台蝋燭灯のゆらぎに動きを 齎 ( もたら ) してあります。 (昭和...
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ガサ ) や 古釜 ( フルカマ ) にくらべると巧者ではないか知れぬが、力のこもった仕事をしますよ。宮を造ればツギ手や仕口オレも気附かぬ工夫編みだしたこともあるし、仏像を刻めば、これ...
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割合にはなかなか目方があった。 「この仏さまをお前さんは知っているのかえ」と、半七は泥だらけになっている仏像小坊主眼のさきへ突きつけると、かれはそれをうやうやしく受け取って自分法衣 ( ころも ) の袖のうえに乗せた。 「おま...
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坂口安吾 飛騨の顔 (青空文庫)
なかには他の土地秘仏ケタの違う作品がある筈だと私は見当をつけているからだ。 大昔からヒダ大工ヒダタクミという。大工でもあるし、仏師仏像造る人でもあるし、欄間などの精巧な作者でもある。玉虫厨子のようなものも彼らの手になるものが多かったように思われる日本...
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主義社会の被搾取階級苦しんでいる苦しみから、具体的に経済的解放してくれるものは、線香の煙で黒光りになった一個仏像ではありません。減俸お釈迦考え出したことではありません。従ってお釈迦の力で減俸案をどうも出来なかった事実は、現実...
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上村松園 三味線の胴 (青空文庫)
しておくとその手につかみ切れぬほど多い毛の始末にこまるということがない、でも特に大きなのを使って、それにぐるぐる巻きつける。そうして外を歩くと、子供達が、あの人のまげは大きな髷だと言って、よく見られたものでした。その恰好が丁度、アルラカルラの仏像...
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太宰治 世界的 (青空文庫)
は意外であった。 考えてみると、僕たちだって、小さい時からお婆さんに連れられてお寺参りをしたり、またお葬式法要度毎たびごと ) に坊さんお経聞き、また国宝仏像見て歩いたりしているが、さて、仏教...
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せられた御像拝察せられ、他の諸仏像とは全く違った精神雰囲気御像囲繞 ( いじょう ) しているのを感ずる。まるで太子生御魂いきみたま ) が鼓動をうって御像中に 籠 ( こも ) り、救世...
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土産展覧会である。一々数へ上るわけにもゆかぬが、デンマーク陶器皿と並んでスペイン風の たて がかけてあり、支那仏像の下にチロルパイプがぶら下つてゐるといふ工合である。そこには、残念ながら安価な好奇心と、相殺...
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宮城道雄 春雨 (青空文庫)
ンスのドビッシーは、日本の絵を見ていろいろ作曲されたといわれている。また昔、ある絵かきが、 の弾く箏の音色を、隣りの間で聞きながら、絵を描いたとかいう話を聞いた。私は耳できいて、絵のようなものを感じのである。また私は仏像...
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こんこう ) であった従来からの 習慣しきたり ) が区別されることになった。 これまでいわゆる両部混同何の神社でも御神体幣帛へいはく ) を前にその後ろには必ず仏像...
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はこの作が芝居で困難なのは動き少な対話シーンが多いからだが、映画なら大うつしがきくし、トーキーならその単調さが救われるからだ。寺の本堂廊下仏像なども立体的に、いろいろな角度や、光りでとれるからだ。それは『アジアの嵐』などでもわかる。どこ...
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知らない。」 私は唖然とした。 月の光一面降り注いでいた。その光の下のこんもりとした木影の中に、ぬっと立っている仏像梵字の碑が、怪しく私の頭に刻み込まれた。 それは、私が...
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りとの物音もなく、大気は淀んでいる。 煙のようなものが、どこかに渦巻き渦巻き拡がってゆく。 「中根次郎。」 おれの名を呼んだ。誰だ。 見まわしたが、書棚硝子戸がぼーっと白んでるだけで、異状はない。違う棚の隅にある二尺ほどの仏像...
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ての感じがある。「人」を描く、この事は又、「心」を描くといふ事である。 昔からよく、「人物」や、「生きもの」を描く時は、眼は最後にこれを描くといふ事を云ふ。仏像などでも眼は最後に入れたもので、「開眼」とい...
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上村松園 中支遊記 (青空文庫)
子がうしろの方でもじもじしている間に、女の子はさっさと一行案内賃を請求しているのである私達笑いながら銭をつかませてやった。 蘇州寒山寺獅子明孝陵鎮江金山寺杭州浄慈寺、それに前に書いた平仙寺、雲林寺という風で、従って仏像...
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鏡は河や湖水のうちに在って、数百年に一度あらわれるもので、これまでにも見た者がある。しかもそれが何の精であるかを知らないという。 (同上仏像余 ( はくてつよ ) は 延州えんしゅう ) の 胡人...
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時は次第律動が高まって終には唱わぬ心の音楽ともなろう。 その微かな閃光、その高まり来る諧調を、誤たず、混同せず文字移し載せられた時、私共は、真個に、湧き出た新鮮な創作の真と美とに触れられる。昔、仏像製作者が、先ず斎戒沐浴して 鑿 ( のみ ) を執...
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上目先がきいているから、仏像タダ同然値下りのドサクサ中に諸方お寺仏像かきあつめ十年あとではそれが大そうなモウケとなっているのであるのみならず生れつき手先が器用だから、自分仏像をきざむ、 倅 ( せが...
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薄田泣菫 中宮寺の春 (青空文庫)
老人案内をも乞はないで、玄関障子を引き開けざま、づかづかと奥の方へと歩いてゆきました。私たちその後を追ひました。 うす暗い本堂の中で、私たち名高い如意輪観音坐像を見ました。老人いつものやうに癇高い声でわめくやうにこの仏像...
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言った通り緑色太陽としてその作の情調を味いたい。僕はいかにも日本の仏らしい藤原時代仏像外国趣味許多に加わっている天平時代仏像とを比較して、“LOCAL COLOUR”の意...
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