「串」を含む用例
・芥川龍之介 食物として (青空文庫)
も何かの 次手 ( ついで ) に書いておいた。 佐佐木茂索 ( ささきもさく ) 君は 串 ( くし ) に通して、白やきにするのに適してゐる。 室生犀星 ( むろふさいせい ) 君はこれは——今僕...
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・北大路魯山人 鮎の食い方 (青空文庫)
れを上手に 串 ( くし ) に刺して焼くということはできるものではない。 鮎といえば、一般に水を切ればすぐ死んでしまうという印象を与えている。だから、非常にひよわなさかなのように思われているが、その実、鮎は...
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・泉鏡花 寸情風土記 (青空文庫)
( めざし ) なし。 大小 ( だいせう ) いづれも 串 ( くし ) を 用 ( もち ) ゐず、 乾 ( ほ ) したるは 干鰯 ( ひいわし ) といふ。 土地 ( とち ) にて、 いなだ は...
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・高村光雲 幕末維新懐古談 熊手を拵えて売ったはなし (青空文庫)
後に帆の附いた帆掛け船の形が出来て、そのまわりにいろいろな宝が積み込んであるように見せて、竹の 串 ( くし ) に刺して留めてある、ちょうど大根締めと俵とに刺さるようになるのです。そうして、金箔がぴかぴかして、帳面には大福帳とか 大宝...
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・宮沢賢治 二人の役人 (青空文庫)
いゝよ、七十ある。こいつをこゝらへ立ててかう。」 紺服の人はきのこを草の間に立てようとしましたがすぐ傾いてしまひました。 「あゝ、萱で 串 ( くし ) にしておけばいゝよ。そら、こんな 工合 ( ぐあ...
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・太宰治 女類 (青空文庫)
に山ほどの品物が積まれてあっても、それを購買する能力は無く、ただ見て通るだけなのですが、それでも何だか浮き浮きした気持ちになり、また、時たま友人たちと、屋台ののれんに首を突込み、焼鳥の 串 ( くし ) をかじり、 焼酎 ( しょ...
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・太宰治 饗応夫人 (青空文庫)
りますからね、一 串 ( くし ) は奥さんに、一串は我々にという事にしていただきましょうか、それから、おい誰か、 林檎 ( りんご ) を持っていた奴があったな、惜しまずに奥さんに差し上げろ、イン...
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・長谷川時雨 神田附木店 (青空文庫)
の格子と一間の出窓をもった家の前で止まった。窓には 簾 ( すだれ ) があって、前に細っこい植木が二、三本植わっていた。 万年青 ( おもと ) の芽分けが幾鉢も窓にならべてあって、鉢には 鰻 ( うなぎ ) の 串 ( くし ) をさし、赤い...
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・岡本かの子 川 (青空文庫)
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・寺田寅彦 言葉の不思議 (青空文庫)
ずるがこのほうはよほどもっともらしい。(Ice.)steik は steka と親類で英語の stick すなわちステッキと関係があり、 串 ( くし ) に刺して火にあぶる「串焼き」であったらしい。このステッキがドイツの stechen につ...
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・山田美妙 武蔵野 (青空文庫)
えもないのが多い。本当にこれらの人々にもなつかしい親もあろう、可愛らしい妻子もあろう、親しい交わりの友もあろう、身を任せた主君もあろう、それであッてこのありさま, 刃 ( やいば ) の 串 ( くし ) につ...
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・太宰治 親友交歓 (青空文庫)
こそあんな大地主で威張りかえっているけれども、三代前には、川に流れている 柴 ( しば ) を拾い、それを削って 串 ( くし ) を作り、川からとった 雑魚 ( ざこ ) をその串にさして焼いて、一文とか二文とかで売ってもうけたものなんだ。また...
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・泉鏡花 春昼 (青空文庫)
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