「世紀末」を含む用例
・芥川龍之介 平田先生の翻訳 (青空文庫)
に親しんでゐない。なぜ又親しんでゐないかと言へば、一つは英語の普及してゐる為に却て英吉利文芸を軽視することであり、もう一つは又不幸にも英吉利は丁度前世紀末の文芸的中心にならなかつた為に自然と英吉利文芸を等閑に附し易いこと...
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・芥川龍之介 佐藤春夫氏の事 (青空文庫)
大将を崇拝する事を辞せざると同時に、大石内蔵助を撲殺するも顧る所にあらず。佐藤の一身、詩仏と詩魔とを併せ蔵すと云うも可なり。 四、佐藤の詩情は最も世に云う世紀末の詩情に近きが如し。繊婉にしてよく幽渺たる趣を兼ぬ。「田園の憂欝」の如...
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・岸田國士 『十二月』 (青空文庫)
光つてゐるのは、作者の観察が巧みに生かされてゐることだ。人物の心理はそのために、自然の陰翳を保つて交錯し、生活のトオンは、世紀末的憂鬱に終始しながら、屡々微笑ましき諷刺の瞬間をのぞかせてゐる。ただ、慾を云へば、描か...
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・岸田國士 「炬火おくり」について (青空文庫)
国の舞台にかける意義について考へてみたいが、これは、文学座の新しい企画スタツフの良心と抱負とを信用して、私はたゞ、訳者として一言紹介の言葉を費すに止めよう。 「炬火おくり」は、演劇史的に云へば、フランス十九世紀末...
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・岸田國士 悩みと死の微笑 (青空文庫)
の豊富さと、それから真に「文学を愛する」稟質とがあらゆる傾向、あらゆる色調、時にはあらゆるキヤプリスに対してまでも、十分の理解と同情とを吝まなかつたやうに思はれる。 芥川氏はどこか世紀末の詩人等に似てゐた。これ...
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・石川啄木 女郎買の歌 (青空文庫)
ふ記事を讀んだ人には直解るに違ひない。人の話に聞くと佛蘭西十九世紀末の 頽唐派 ( デカダンは ) の詩人共は批評家から彼等はデカダンだと言はれた時、そいつは面白いといふので早速取つて以て自分等の一派の詩風の代名詞にしたとやら、若し...
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・百詩篇第4巻 (Wikisource)
の住民のラテン語名称)の誤植とされる(Leoni [1982], Petey-Girard [2003])。 ↑ ceux du Maine : 1557年版ではceux d'Humaine となっているが、16世紀末...
ja.wikisource.org/wiki/百詩篇第4巻
・百詩篇第7巻 (Wikisource)
綴られた古代都市プトレマイス( Ptolemais )の可能性も指摘されている(Leoni [1982], Petey-Girard [2003])。 ↑ ruer(馬が蹴る)は、16世紀末の版以降tuer(殺す)にな...
ja.wikisource.org/wiki/百詩篇第7巻
・蒲原有明 「あひびき」に就て (青空文庫)
なければ影もない。そして明治三十九年になつて、「その面影」が出た。この作も「浮雲」系統に屬するのであるが、こゝには、次の「平凡」と同じく、世紀末の黄昏と憂鬱とがその基調をなしてゐて、時代の色が濃やかににじみでてゐる。然し...
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・岸田國士 ふらんす役者気質 (青空文庫)
探しまでやつて呉れるのがある。 外套だけ劇場持ちといふやうな制度もある。 年に三万法の収入がある女優、これは勿論舞台衣裳自弁であるが、この三万法のうち二万五千法は衣裳にかけてしまふのが常である。 尤もこれは最近の風習で、前世紀末...
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・岸田國士 『シラノ』雑感 (青空文庫)
これが不朽の傑作であるといふ事実は別として、その傑作が、たま/\その主題と色調とにおいて、国民的自負を満足せしめた一点にあるのである。 十九世紀末葉においてフランスの劇壇は、かの自由劇場式自然主義劇の跋扈と北欧風個人主義劇の侵入によつて『民衆...
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・宮本百合子 私たちの社会生物学 (青空文庫)
頭脳型のひとは口づたえの呪文のように空虚感や無目的感を誇張するとすれば、それは今日の文化がいかに本質的に低いかを語る悲しい滑稽の一つなのである。 若しそれを今日のインテリゲンツィアが共通に持たされている色調であるというならば、私はそういう人に、十九世紀末...
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・神西清 「はつ恋」解説 (青空文庫)
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・芥川龍之介 続文芸的な、余りに文芸的な (青空文庫)
に渡る橋を見出すばかりかも知れない。が、世紀末に人となつた僕はやはりかう云ふ彼の中に有史以来の僕等を見出してゐる。 五 自然主義 自然は僕等が一定の年齢に達した時、僕等に「春の目ざめ」を与へてゐる。それから僕等が 餓 ( う...
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・中原中也 生と歌 (青空文庫)
ハ頃から段々人類は大脳ばかりをでかくしだしたのだ。その偏倚は、今や極点に達してゐる。それを心臓の方へ導かうとする、つまりより流動的にしようとして、十九世紀末葉は「暗示」といふ言葉を新しく発見したのだつたが、それはやがて皮膚感覚ばかりの、現に...
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・岸田國士 仏国現代の劇作家 (青空文庫)
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・岸田國士 二つの戯曲時代 (青空文庫)
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・岸田國士 劇場と作者 (青空文庫)
ネイユは自作の上演料だけで生活は出来なかつた。その後、上演料に関する劇場の内規が出来はしたが、勿論、俳優殊に劇場主本位のものである。十七世紀末、勅令によつて作者に支払ふべき上演料を決めたが、多くの例外規則が出来て、作者...
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・小熊秀雄全集-2 詩集(1)初期詩篇 (青空文庫)
てみにくい争闘に日をくらす。 風呂 なないろ光線のげんわくのあとにあんこくのさくれつとなる 小気味よい世紀末がきたなら おれたちふたりは 灰色のだぶだぶの服をきて べろべろ笑ひの笛をふき 手に手に琥珀の椀を持ち をん...
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・久保栄 イプセン百年祭講演 (青空文庫)
スツ」に落ちついたわけなのであります。で、この演出にあたって土方さんは、初演の時とはだいぶプランを変更して、従来のオスワルトを主人公とする方針を捨てて、この作の重心をアルウィング夫人の悲劇相に置き、山本安英君扮するところのアルウィングをめぐるいくつかの世紀末...
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・岡本かの子 夏の夜の夢 (青空文庫)
趣味の高さから来る近代文化に対する自虐的な反抗と、複雑濃厚なあらゆるものに飽き果てゝ素朴なものゝ愛に引き返した一種洗練された 健気 ( けなげ ) にも寂しい個性が感じられた。いはゞ世紀末的な 敗頽 ( はいたい ) の底を潜つて、何か清新なものを 掴...
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・岸田國士 フランスに於けるシェイクスピア (青空文庫)
毎にますます立派な演技を見せたといふ記録があります。また当時、Fran ois Hugo といふ人が、シェイクスピアの全集を翻訳してゐます。 二十世紀になりますと、——十九世紀におけるシェイクスピア熱は、十九世紀末...
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・神西清 チェーホフの短篇に就いて (青空文庫)
起伏出没していることまで、何とソナータの形式に似通っていることであろう。二つの主題とは、言うまでもなく、画家が妹娘によせる淡い恋心、および画家の内心に巣くう世紀末インテリ的な焦燥である。 もう一つ 序 ( つい ) でに...
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ァエル前派の詩人たちの推称によってようやく識者の注目をひくにいたり、初版後九年を経た一八六八年に第二版、それから四年後の七二年に第三版、また七九年には最後の第四版が出版され、フィツジェラルドの死後『ルバイヤート』はますます広く読まれるにいたった。ことに十九世紀末から今世紀...
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・宮本百合子 春桃 (青空文庫)
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・宮本百合子 田端の汽車そのほか (青空文庫)
本人の精神よりもロマンティックに日本に紹介した「即興詩人」の訳は出来なかったであろう。文学のえらさはいつもどこか世間並のえらさのけたをはずしている。ゲーテは十八世紀末から十九世紀の初頭にかけてアポロと云われたそうだけれども、ベー...
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・桑原隲藏 蒲壽庚の事蹟 (青空文庫)
を容るべき餘地が多い。若しこの想像に從つて、蒲姓を蒲壽庚の祖先と認めるならば、蒲姓は西暦十二世紀末に出で、蒲壽庚は十三世紀の半過ぎの人故、蒲姓は多分蒲壽庚の祖父位に當るべき順序である。 『※ [#「木+呈」、131-9] 史...
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・正岡子規 墨汁一滴 (青空文庫)
の下には新日本と記したり。朝鮮満洲 吉林 ( きつりん ) 黒竜江 ( こくりゅうこう ) などは紫色の内にあれど北京とも天津とも書きたる処なきは余りに心細き思ひせらる。二十世紀末の地球儀はこの赤き色と紫色との 如何 ( いか...
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・宮本百合子 現代の主題 (青空文庫)
快適に生きようとする希望から築きあげてきた成果の見事さについて、くりかえすのはほとんど愚な業である。一方において、芸術と自然科学とを幾世代にわたって花咲かせてきた人間が、社会認識の成熟する諸条件がそなわりはじめた十八世紀末から、社会を学問的探究の対象とし始めた。資本主義社会が西欧で確立した十九世紀...
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・服部之総 黒船前後 (青空文庫)
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