「丑」を含む用例
・高村光雲 幕末維新懐古談 甲子年の大黒のはなし (青空文庫)
師匠の東雲師はその甲子歳には沢山の大黒をこしらえましたが、まだ私は十三の子供、なかなかその手伝いは出来ませんでした。 さて、翌年が慶応元年の 丑 ( うし ) 、私の十四の時ですが、押し迫った 師走 ( しわす ) の……あれは幾日のことであったか……浅草...
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・秋月種樹 南洲手抄言志録 南洲言志録手抄序 (青空文庫)
社 1888(明治21)年5月17日発行 初出:「南洲手抄言志録」博聞社 1888(明治21)年5月17日発行 ※「「褒」の「保」に代えて「丑」」は「デザイン差」と見て「衰」で入力しました。 入力:田中...
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・上村經吉 海島冐險奇譚 海底軍艦 序 (青空文庫)
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・北大路魯山人 鰻の話 (青空文庫)
てうなぎ談義が 随所 ( ずいしょ ) に花を咲かせる。うなぎ屋もこの時とばかり「土用の 丑 ( うし ) の日にうなぎを食べれば健康になる」とか「夏やせが防げる」とかいって、宣伝にいとまがない。 一般的に、食欲...
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・肝付兼行 海島冐險奇譚 海底軍艦 序 (青空文庫)
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・泉鏡花 多神教 (青空文庫)
( ひがみみ ) で、今の時節に 丑 ( うし ) の 刻参 ( ときまいり ) などは 現 ( うつつ ) にもない事と、聞き流しておったじゃが、何と 先 ( ま ) ず……この 雌鬼 ( めす...
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・岡本綺堂 牛 (青空文庫)
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・西郷隆盛 遺篇 (青空文庫)
20日第26刷発行 ※「艦の16かく目の「一」が「丶」」は「デザイン差」と見て「艦」で入力しました。 ※「「褒」の「保」に代えて「丑」」は「デザイン差」と見て「衰」で入力しました。 入力:田中哲郎 校正...
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・菊池寛 山崎合戦 (青空文庫)
でも心もとなく思って、更に堀久太郎をやっている。人数は堀尾、堀二人で四千人である。光秀の方は、 丑 ( うし ) の中刻で、秀吉の方は丑の上刻であったと云う。丑の上刻と云えば二時半で、中刻は三時だから、三十...
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・国枝史郎 日置流系図 (青空文庫)
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・佐藤垢石 姫柚子の讃 (青空文庫)
ら藩公は武に意を用いた。 釣りを練武の技としたというのは、妙に聞こえるのであるが、これはこの頃いうところの体位向上と、規律の訓練に資したものらしい。鶴岡から、賀茂の港や湯野浜の釣り場までは三里あまりある。藩士は、夜半の 丑...
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・小酒井不木 血の盃 (青空文庫)
はあさ子の失恋に同情するよりも、「 丑 ( うし ) の 刻 ( とき ) 参り」の真似をするわが子の心の怖ろしさに戦慄を禁ずることが出来なかった。 樹間 ( このま ) をもる月影に照されたあさ子の、波打つ肉体の 顫律 ( せん...
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・泉鏡花 寸情風土記 (青空文庫)
る 時 ( とき ) なく、 丑 ( うし ) 、 寅 ( とら ) 、 辰 ( たつ ) 、 巳 ( み ) 、 刻々 ( こく/\ ) に 修羅礫 ( しゆらつぶて ) を 打 ( うち ) かけ...
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・岡本綺堂 半七捕物帳 石燈籠 (青空文庫)
( ういじん ) の功名をあらわすべき時節が来た。 「忘れもしない天保 丑 ( うし ) 年の十二月で、わたくしが十九の年の暮でした」 半七老人の功名話はこうであった。 天保十二年の 暦 ( こよ...
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・久生十蘭 顎十郎捕物帳 氷献上 (青空文庫)
三丁目の『 有馬 ( ありま ) の湯』。 六月三日が、 土用 ( どよう ) の 丑 ( うし ) の日。この日、桃の葉でたてた風呂へ入ると、暑気をはらい、 汗疹 ( あせも ) をとめるといって、江戸...
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・久生十蘭 顎十郎捕物帳 猫眼の男 (青空文庫)
原とむさんに飛んで行く。 暗闇祭 ( くらやみまつり ) 大急ぎに急いだが、出がけに油を売ったもんだから府中へついたのは真夜中の 子 ( ね ) の刻。 暗闇祭のはじまる 丑 ( うし ) の刻まであと一刻しかない。 ひょ...
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・佐々木味津三 右門捕物帖 のろいのわら人形 (青空文庫)
き ) の下に、榎妙見というのがありますね。よく世間のやつらが、あそこは 丑 ( うし ) の 刻 ( とき ) 参りをするところだとかなんだとか気味のわるいことをいっておりますが、どうしたことか、その...
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・国枝史郎 大鵬のゆくえ (青空文庫)
いいながら紋太郎はさもさも嬉しいというように手に持っていた吹矢筒を ひょい と眼の前へ持ち上げたが、 「お前も知っている鳥差しの 丑 ( うし ) 、俺が吹矢を好きだと知ってか、わざわざ持って来てくれて行った。知行所の百姓は感心じゃ。俺を 皆 ( みんな ) 可愛...
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・三遊亭圓朝 霧陰伊香保湯煙 鈴木行三校訂・編纂 (青空文庫)
やまかきあげ ) の番頭さんの女房に成って見たいと 丑 ( うし ) の時参りをして見たけれども未だに添われぬ」トン/\パタ/\と遣るのですが、まことに妙な唄で。 偖 ( さて ) 、足利の町から三十一町、 行道...
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・種田山頭火 其中日記 (十五) (青空文庫)
人とは親しむべし 、 ※ [#「けものへん+丑」、233-15] るゝべからず 、このごろことにこの感が深い。 ・句作は飛行機の操作に似たり。 ・熱時熱殺。 七月廿二日 曇。 昨夜の今朝である、沈欝ならざるを得ない。 野を...
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・泉鏡花 茸の舞姫 (青空文庫)
( すさ ) りおろうぞ。」 で、虫の死んだ蜘蛛の巣を、巫女の 頭 ( かしら ) に 翳 ( かざ ) したのである。 かつて、山神の 社 ( やしろ ) に 奉行 ( ぶぎょう ) した時、 丑...
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・泉鏡花 開扉一妖帖 (青空文庫)
よ ) 、近所から時借りの、三味線の、 爪弾 ( つめびき ) で…… 丑 ( うし ) みつの、鐘もおとなき古寺に、ばけものどしがあつまりア…… ——おや、聞き 馴 ( な ) れぬ、と思う、うた...
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・正岡子規 墨汁一滴 (青空文庫)
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・西郷隆盛 遺訓 (青空文庫)
真ん中の縦棒が下につきぬけたもの」は、「毋」の「デザイン差」とは見ず、外字注記しました。 ※「「褒」の「保」に代えて「丑」」は「デザイン差」と見て「衰」で入力しました。 入力:田中哲郎 校正:川山隆 2008年4月11日作成 2008...
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・島崎藤村 夜明け前 第一部上 (青空文庫)
なし下され候。その心得あるべきものなり。」 嘉永 ( かえい ) 六年 丑 ( うし ) 六月 三 ( みつ ) 逸作 ( いつさく ) 石 ( いし ) 団之丞 ( だんのじょう ) 荻 ( おぎ ) 丈左...
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・中里介山 大菩薩峠 山科の巻 (青空文庫)
東山阿弥陀ヶ峯を越しますると京洛の夜の世界、このあたりは多分、山科の盆地、今の時は 丑 ( うし ) 三ツ、 万籟 ( ばんらい ) が熟睡に落ちております、この静かな世界におりながら、私もこの世界が騒々しいと思い、米友さんも騒々しいと思う、誰が...
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・林不忘 早耳三次捕物聞書 うし紅珊瑚 (青空文庫)
太刀して仇敵討ちだ。存外おもしれえ狂言があるかもしれねえ。まま明日まで待っておくんなせえ。」 口唇へ付ける うし 紅 ( べに ) は、 寒 ( かん ) の 丑 ( うし ) の日に 搾 ( しぼ ) った...
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・林不忘 釘抜藤吉捕物覚書 宙に浮く屍骸 (青空文庫)
日の真夜中、 丑 ( うし ) の下刻とあるから八つ半、いまで言う午前三時ごろだった。 この大鍋の 階下 ( した ) の一室に宿泊していた、武州小金井の穀屋の番頭で初太郎というのが、なにかしら ほとほと と雨...
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