「不死身」を含む用例

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「不死身」を含む用例

泛べていた。 最も残念だったのは藤沢さんであろうと、書いたが、しかし、それよりも残念だったのは当の武田さん自身であったろう。死に切れなかったろうと思う。不死身の麟太郎といわれていた。武田さんもそれを自信していた。まさ...
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梶井基次郎 愛撫 (青空文庫)
悲鳴を発しないのである。こんなところから、の耳は不死身のような疑いを受け、ひいては切符切り」の危険にも 曝 ( さら ) されるのであるが、ある日、私はと遊んでいる最中に、とうとうその耳を 噛 ( か ) んで...
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織田作之助 四月馬鹿 (青空文庫)
かく死ぬものかと思った。不死身の武麟さんではないか果して武田さんは元気で帰って来た。マラリヤにも 罹 ( かか ) らなかったということだった。さもありなんと私は思った。 武田さんのいない文壇は、そこ...
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織田作之助 東京文壇に与う 東京文壇に与う 織田作之助 豪放かつ不逞棋風と、不死身にしてかつあくまで不敵な面だましいを日頃もっていた神田八段であったが、こんどの名人位挑戦試合では、折柄...
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たうの句は出て来ない。 久しぶり味噌汁をこしらへて味ふ。 …… 不死身捨身 、押の一手でひた押し押してゆく外ありません。……(或る友に) ポストまで出かける、ついでに買物、酒、豆腐、酢。 やつこ豆腐はうまい、 ちし...
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の首がすつぱりと快く切られるやうにと、よく工夫修正した斷頭臺作る。かかる自殺中には美學がある。自分最後行爲注意深く構成んとする氣遣ひがある不死身であるところのあらゆる存在物は、彼等の魂の影のなかに、人殺し夢遊病者、執念...
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坂口安吾 牛 (青空文庫)
あげくゴール地点一足こしたとたんにフラつきだして、地の中へ頭からめりこむように猛烈な勢でぶッ倒れたはずなのである。まさに力つきはてて一滴余すものなしという感であった。 「不死身かな、あのバカは」 緒方かたわら学生に向って呟くと、学生...
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織田作之助 道 (青空文庫)
もう冗談にからかってもギクリともしない。不死身覚悟出来ているかのようである。死んだという噂を立てられてから六年になるが、六年の歳月一人人間をこんなに変えてしまうのかと、まるで嘘みたいである。いや...
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そく煮たり漬けたりする、うまいうまい! 今夜もまた一睡出来なかつた、むろん近来昼寝なんかしやしない不眠は情ないが、それに堪へる健康は有難い、私 のは ( マヽ ) 不死身 なのだらうか。…… 十月十五日 晴——曇...
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そ彼を殺してしまおうと思ったが、前にもいう通り、彼は武芸達している上に、一種不死身 ( ふじみ ) のような妖僧であるので、迂闊に手を出すことを 躊躇ちゅうちょ ) していると、その大将の 劉国軒 ( りゅ...
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海野十三 地中魔 (青空文庫)
ほど驚いたのも無理ではなかった。岩というのは、 不死身 ( ふじみ ) といわれる 恐 ( おそろ ) しい強盗紳士だ。彼は下町大き機械工場に働いていた技師だが、いつからともなく強盗を 稼 ( かせ ) ぐようになっていた。頭が...
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ーターと雖も逆ロケーター式ロケット爆弾には弱い、金博士と雖も燻製料理には……いや、これは失礼……というわけですが、ルーズベルトお願いしたいと申す新兵器は絶対弱味のない 不死身 ( ふじみ ) の手のつけられないハリケーン如き凄い奴を、どう...
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近代劇運動の後を忠実追ふ限りわが国演劇界は、不死身抵抗を示すであらう。 フランス演劇革新は、今日どこまで進んだかといへば、私の乏し材料からではあるが、まづ、著しい点が注目できる。それは外でもないクロ...
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に出りゃつけ上がりゃがって、下総十五郎を知らねえか! 不死身(ふじみ)の肌だッ。度胸をすえてかかって来やがれッ」 彫りも見ごと、啖呵(たんか)も見事、背いちめん野晒(のざら)し彫りに、ぶりぶり筋肉の波を打たせて、ぐい...
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よく生きていてくれた。バカ身体不死身だというが、よくしたもんだなア。カスリ傷ひとつないじゃないか。これに越したことはない。めでたい。めでたい」 と、皆々よろこんでミソ...
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になりはすまいかと自他共に心配しないでもないが、不死身にちかい私のからだ か ( マヽ ) らと放任して安心してゐる、また、このぐらゐの苦しみはあつてよろしい、近来どうも安易に流れ自堕落になつてゐるから! 夜は明兄に招かれて、学校...
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をついて寒行四人連れで来庵、御苦労さまでした。 寝られぬまゝに思ひついたこと二三、—— 独酌酔中自楽といふ境界まで行きたいものだ。 健やかな、あまりに健やか胃袋ではある! 私はたしかに私が 不死身 の一...
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やる。 私の肉体は殆んど 不死身 に近い(寒さには極めて弱いけれど)、ねがはくは、心が 不動心 となれ。 米に米があり 、 炭籠に炭がある といふことは、どんなに有難いことであるか、米のない日、炭の...
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過ぎには起きて新聞読み煙草をくゆらし戯談をいひ、そして戻つて来て、を沸かし御飯を食べた。 やつぱり私は 不死身 に近い。 今日明日地下お祭お祭だとて私は。…… おもしろ手紙をうけとつた、処女のにほひがする、何と...
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不足で身心不調頭痛腹痛、そして心痛、—— 不死身 にちかい私も少々弱つた。 専念句作推敲する。—— 今夜不眠読書する外なかつた。 酒よりも飯を、肉よりも野菜要求する。 利休...
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と押並べて、 「鎌倉右大将宇治山田守護職米友公」 と書きましたけれども、一人として度胆を抜かれたものもなければ、ドッと悪落ちも湧いて起りません。 天下に、切っても切れない 不死身 ( ふじみ ) 、 洒落 ( しゃ...
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ケットボールみたいに丸くなって手玉に取られたりするのであったがトテモ面白かった。吾輩みたいな 身体 ( からだ ) を不死身と云うのだろう。イクラ遣り損なって 怪我 ( けが ) をしても痛くなければ血も出ない上に、すぐに 治癒 ( なお ) る。見物...
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夢野久作 白髪小僧 (青空文庫)
わず助けるから附けた名前です。その他不思議小僧不死身小僧無病小僧漫遊小僧、ノロノロ小僧大馬鹿小僧など数えれば限りもありませぬ。人々は皆この白髪小僧可愛がり 敬 ( うやま ) い、又は気味悪がり恐れておりました。 けれ...
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用例の品詞分類




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