「上野駅」を含む用例
・宮本百合子 「風知草」創作メモ (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/15982_28877.html
・太宰治 たずねびと (青空文庫)
から青森に向う急行列車に乗り込むつもりであったのですが、空襲警報なんかが出て、上野駅に充満していた数千の旅客たちが殺気立ち、幼い子供を連れている私たちは、はねとばされ 蹴 ( け ) たおされるような、ひどいめに 逢 ( あ ) い、とて...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/2281_20147.html
・宮本百合子 列のこころ (青空文庫)
かく誰でも列をつくるようになって一応混雑がふせげるようになったからいいのだとは云えなくて、さてこの頃は誰でも自然列をつくるようになったのだからな、と却ってそれから先に本当のとかれるべき問題がひかえていることを強調されなければならないところに意味がある。 旧のお盆にかけて、上野駅...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3181_10845.html
・田中貢太郎 青い紐 (青空文庫)
思ふとゝもに、彼の頭の一方に雨の日の上野駅の印象が浮んだ。その印象の中には赤い柿の実が交つてゐた。彼はその印象をちらちらさしながら勘定のことを考へた。 「おい、勘定、」 カツプにすこし残つてゐたソーダ水を割つたウイスキーを口にしながら上野駅...
www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/47990_35940.html
・宮本百合子 若きいのちを (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3195_10873.html
・坂口安吾 小林さんと私のツキアイ (青空文庫)
頭髪ボウボウたる和服姿が左翼とまちがわれたのだろう。 また、私が越後の親戚へ法要に赴くとき、上野駅で彼に会った。彼は新潟高校へ講演に行くところであった。彼は珍しくハカマをはいていた。私は人のモーニングを借り着していたのである。 大宮...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45914_34349.html
・斎藤茂吉 三年 (青空文庫)
観音堂の焼けたあの大空襲である。あの時は自分の病院玄関にも 焼夷弾 ( せういだん ) の重いのが三つも落下したのであつた。自分はいよいよ覚悟し、郷里に逃れようとして、四月三四日には上野駅から出発するつもりでゐた。とこ...
www.aozora.gr.jp/cards/001059/files/46465_24609.html
・野口雨情 札幌時代の石川啄木 (青空文庫)
程志士的気慨の溢れてゐるやうな人で、言語も態度も 洵 ( まこと ) に純朴だが一旦国を論じ世を議するとなればその熱烈さには敬服した。一見旧知の如く『明日の晩東京を立つて札幌へ一緒に行くから上野駅で落ち合はう』と直...
www.aozora.gr.jp/cards/000286/files/4081_13923.html
・斎藤茂吉 三筋町界隈 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/001059/files/43793_21421.html
・坂口安吾 明治開化 安吾捕物 その四 ああ無情 (青空文庫)
月という最後の月は月全体が性にあわない。昨日今日からメッキリ寒気が身にしみやがると、モーロー車夫の捨吉は毛布をひっかぶって上野広小路にちかい小路の角で辻待ちをしていた。上野駅には車夫集会所というのがあって、駅の...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43207_23214.html
・坂口安吾 安吾の新日本地理 秋田犬訪問記——秋田の巻—— (青空文庫)
は実にノンビリした旅行であった。 上野駅というものが、すでに雰囲気がちがっている。見送人の数が大変である。みんな親類縁者であろう。東海道線では見られない風景である。秋田行の箱にのると、すでに車内の言葉が一変しているのである。ここ...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45909_37865.html
・林芙美子 淪落 (青空文庫)
さんの家の人達をいゝ人達とは思えない。奥さんに、御主人のお母さん、女子大に行つているお嬢さんが二人。みんなつうんと澄していて、寝る時も、一番きたないぼろぼろの蒲団を貸してくれた。一晩だけ山路さんの家へ泊つて、わたしは上野駅に行つた。そこ...
www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/24360_19234.html
・寺田寅彦 猫の穴掘り (青空文庫)
西洋へ出かけて目新しい機械や材料を仕入れて来ては田舎学者の前でしたり顔にひけらかすようなえらい学者でノーベル賞をもらった人はまだ聞かないようである。 そうはいうものの新しいものにはやはり誘惑がある。ある暖かい日曜に自分もとうとう 京成 ( けいせい ) 電車上野駅地下道の入口を潜った。おな...
www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/42265_19222.html
・岸田國士 S夫人への手紙[別稿] (青空文庫)
な異口同音に話し合つてゐることで、いまさら、ひとりで嘆いてみてもはじまらぬわけなのですが、これも考へてみれば、さう単純に投げ出してしまへる話ではありません。 私はつい昨日のことですが、上野駅から汽車に乗りました。ご承...
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44751_39638.html
・宮本百合子 みのりを豊かに (青空文庫)
らかでも具体的なことを知りたいと思ったら、若い駅員は、最後に「どことも電話が通じないんだから分らんよ」と答えた。それは、答えというよりも、寧ろ、これでもまだ訊くか、と居直ったような語気で云われたのであった。 どうやら帰京して、上野駅...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3431_12337.html
・高村光太郎 ヒウザン会とパンの会 (青空文庫)
印象派の三つに分れ、われわれの崇拝の的はゴオガンとゴッホであった。先輩の中で、われわれの兎も角承認したのは黒田清輝氏ただ一人である。 当時、山脇信徳が文展に出品した「上野駅の朝」と題する絵は、当時...
www.aozora.gr.jp/cards/001168/files/46380_25635.html
・坂口安吾 切捨御免 ——貞操なきジャーナリズム—— (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43142_31205.html
・太宰治 美男子と煙草 (青空文庫)
いじゃないか。」 と笑いながら言って、記者たちは、もうそろそろ太宰も酔って来た、この勢いの消えないうちに、浮浪者と対面させなければならぬと、いわばチャンスを逃さず、私を自動車に乗せ、上野駅に連れて行き、浮浪...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/241_15081.html
・太宰治 列車 (青空文庫)
さんを見送ってやろうと即座に覚悟をきめた。私にはそんな軽はずみなことをしがちな悲しい習性があったのである。 あくる日は朝から雨が降っていた。 私はしぶる妻をせきたてて、一緒に上野駅へ出掛けた。 一〇三号のその列車は、つめ...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/312_34638.html
・島崎藤村 伊香保土産 (青空文庫)
く青く密集して生長した苗代のあざやかなのも眼についたが、上野駅から高崎まで二時間半ばかりの平野の汽車旅はかなり単調な感じがする。その単調から救はれるのは、次第に近く山容をあらはして来る榛名、妙義、赤城なぞの山々の眺めである。いつ汽車で通つても、あの...
www.aozora.gr.jp/cards/000158/files/1513_18932.html
・北大路魯山人 料理メモ (青空文庫)
ぎもあたたかいうちに食べる。往年、上野駅前の山城屋主人なる通人の食べ方を見るに、四枚重ねて片方から食べていったのを見て感心した。 *うなぎは中串以下の大きさが美味い。 *養殖のうなぎはまずくてくさい。 *八幡...
www.aozora.gr.jp/cards/001403/files/50011_37666.html
・海野十三 千早館の迷路 (青空文庫)
ろしい女蜘蛛に生血を吸いとられているんだろう」 と、楽士のひとりがいいだしたとき、指揮者の森山は顔色をかえて、 「あ、いけないよ、そんな不吉なことをいっては……」 と、両手を振った。 第三に、四方木田鶴子が去る二十四日、上野駅...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/3053_20674.html
・宮本百合子 三月の第四日曜 (青空文庫)
出てみると風は思ったよりきつくて、タバコの赤い吊看板が 軋 ( きし ) んだり、メリケン袋をはいでこしらえた幕をまだしめている駄菓子屋のガラスが鳴ったりしている。 上野駅へついたのは五時二十分前ほどであった。ガラ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2005_6539.html
・太宰治 未帰還の友に (青空文庫)
から一年 経 ( た ) って、昭和十八年の早春に、アス五ジ ウエノツクという君からの電報を受け取った。 あれは、三月のはじめ頃ではなかったかしら。何せまだ、ひどく寒かった。僕は暗いうちから起きて、上野駅...
www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/297_20163.html
・野口雨情 沙上の夢 (青空文庫)
世は夢だと思やんせ 浪華の 夢は 一夜草 みぢかい みぢかい 一夜草 南の風が今日も吹く 沖に見ゆるは 阿蘭陀の 三角白帆の 異国船 この世は夢だと思やんせ 上野駅 女姿 ( をやま ) で暮らす 新潟の 港へ...
www.aozora.gr.jp/cards/000286/files/49170_39004.html
・坂口安吾 無毛談 ——横山泰三にさゝぐ—— (青空文庫)
なんと云ったか、忘れたが、トン子さんとよんでおこう。二十一である。 何日何時、上野駅へつくというから、私が出迎えに行った。郷里の方から送ってよこすのだから、先方もこっちも身元がハッキリしているから、親な...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42834_27734.html
・豊島与志雄 孤独者の愛 (青空文庫)
は加津美へ戻り、私は室に帰ってあちこち整理した。 その晩、私たちは上野駅で落ち合って、汽車に乗った。ふしぎなことに、なにかこう嬉しくて、もう少しも孤独ではなかった。 底本:「豊島与志雄著作集 第五巻(小説5 [#「5...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42659_25527.html
・烏啼天駆シリーズ・4 暗号の役割 (青空文庫)
張り込んでいた烏啼の部下は、その都度本部へ報告を送った。 “袋猫々が、周章(あわ)てて自動車で外出しました” “上野広小路で買物をしました。旅行鞄を買い、食料品を買い、トランプを買いました” “上野駅で、原の...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/2714.html
・海野十三 一坪館 (青空文庫)
らく黙っていた。 「そうそう、おかみさん、これからどうなさいます」 「わたしゃね、これから弟のいる 樺太 ( からふと ) へ帰ろうと思う。すまないけれど源ちゃん、この車で、上野駅まで送っておくれなね」 「はい、 承知...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/2684_23972.html
・光の中に (青空文庫)
どうしたのかその隙を与えてくれないのである。 いよいよ土曜日が来て、S協会子供部の百余名は悦びざわめきながら上野駅へ列をなして出掛けたが、やはりその時間になるまで山田は見えなかった。だが後から屋上に用を思い出して上って行った私は驚いてしまった。物干...
www.aozora.gr.jp/cards/000252/files/1398.html
他の用例のページ
ジャーナリズム 北大路魯山人 千早館の迷路 美男子と煙草 ウイスキー ノーベル賞 モーニング 上野広小路 宮本百合子 思ったより 田中貢太郎 豊島与志雄 高村光太郎 ああ無情 お嬢さん お母さん したり顔 その都度 に連れて シリーズ ソーダ水 チャンス トランプ パンの会 ボウボウ メリケン 具体的な 切捨御免 坂口安吾 寺田寅彦 山脇信徳 島崎藤村 急行列車 斎藤茂吉 日本地理 昨日今日 東海道線 林芙美子 横山泰三 海野十三 異口同音 石川啄木 空襲警報 聞かない 見送って 親類縁者 軽はずみ 野口雨情 駄菓子屋 黒田清輝 この世 この間 この頃 その時 と言う ウエノ オガン ガラス ゴッホ タイホ タバコ ハカマ メッキ モーロ 一坪館 一夜草 一緒に 三筋町 上野駅 不夜城 世の中 中には 事務所 伊香保 借り着 兎も角 出迎え 前の山 北海道 十三日 南の風 印象派 即座に 四方木 土曜日 地下道 外出し 大きさ 太宰治 奥さん 女子大 実際に 容疑者 思い出 指揮者 最後に 殺人的 汽車旅 浮浪者 焼夷弾 私たち 秋田犬 穴掘り 自動車 観音堂 誰でも 辻待ち 連れて 重ねて 阿蘭陀 降って 集会所 雰囲気 風知草 食料品 一人 一変 一年 一方 一日 一晩 三年 三日 三月 三角 上京 不吉 両手 主人 二人 二十 五時 京成 今日 仙台 代弁 何日 何時 余名 充満 先方 先輩 入口 全体 八幡 出品 出発 列車 創作 勘定 十八 十四 協会 単調 印象 原因 吉岡 周章 和服 問題 四日 四月 四枚 土産 城屋 報告 大宮 大空 太宰 夫人 女姿 子供 孤独 学者 安吾 密集 寒気 対面 小林 小説 小路 居直 屋上 山容 山田 山路 岸田 崇拝 左翼 帝銀 帰京 帰還 平野 底本 強調 当時 役割 往年 御主 志士 態度 承知 承認 捕物 敬服 数年 整理 文展 料理 新潟 旅客 旅行 日曜 旧知 早春 明日 明治 昨日 昭和 時代 時間 暗号 最後 有様 本当 本部 札幌 材料 東京 森山 楽士 榛名 樺太 機械 欄外 次第 殺気 毛布 汽車 沙上 法要 浪華 浮浪 淪落 混雑 清瀬 烏啼 無毛 熱烈 片方 物干 玄関 生血 生長 田舎 田鶴 画伯 界隈 異国 病院 白帆 看板 秋田 第三 第五 第四 純朴 習性 自分 苗代 落下 著作 蒲団 蜘蛛 袋猫 西洋 覚悟 親戚 言葉 言語 記者 訪問 誘惑 語気 講演 貞操 買物 赤城 越後 身元 車内 車夫 通人 部下 郷里 開化 電報 電話 電車 青森 頭髪 顔色 風景 養殖 駅員 高崎 高校