「上元」を含む用例
・陸海軍軍人に賜はりたる勅諭 (Wikisource)
只々一途に己か本分の忠節を守り義は山嶽よりも重く死は鴻毛よりも輕しと覺悟せよ其操を破りて不覺を取り汚名を受くるなかれ 一 軍人は禮儀を正くすへし凡軍人には上元帥より下一卒に至るまて其間に官職の階級ありて統屬するのみならす同列同級...
ja.wikisource.org/wiki/陸海軍軍人に賜はりたる勅諭
・蒲松齢 田中貢太郎訳 嬰寧 (青空文庫)
嫁入って来ないうちに 没 ( な ) くなったので、代りに細君となるべき女を探していたが、まだ 纏 ( まと ) まっていなかった。 そのうちに 上元 ( じょうげん ) の節となった。母方の 従兄弟 ( いとこ ) に...
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・田中貢太郎 牡丹燈記 (青空文庫)
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て見る今年の第一枝」と。初めただ桃花に一種早く開く者あるのみと 謂 ( おも ) ひき。成都に遊ぶに及び、始めて識る、謂はゆる小桃なるものは、上元前後即ち花を著け、状は垂糸の海棠の如くなるを」。即ち小桃といふのは、もち...
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・河上肇 放翁鑑賞 その七 ——放翁詩話三十章—— (青空文庫)
昌の成都曲に云ふ、錦江近西煙水緑、新雨山頭茘枝熟、万里橋辺多 二 酒家 一 、遊人愛 下 向 二 誰家 一 宿 上 と。此れ未だ嘗て成都に至らざる者なり。成都には山なし、亦た茘枝なし。蘇黄門の詩に云ふ、蜀中茘枝出 二...
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・折口信夫 ほうとする話 祭りの発生 その一 (青空文庫)
子親を拝みに行く式である。宮廷では、主上自身、上皇・皇太后を拝みに、 朝覲行幸 ( テウキンギヤウカウ ) を行はせられた。縁女・奉公人の藪入りも、上元・中元を めど とした親拝みの古風である。即、鎮魂の一様式でもあつた。 かう...
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・宮本百合子 この夏 (青空文庫)
的しかつめらしさが癖になった土地の人々にゴシップと笑いの種を与えることであろう。 このような楽しみのほかに、私には上元気の午後三時頃、酔ったようになって盛夏の空と青葉の光輝とに見とれる悦びがある。東京にいて、八月の三時は切ない時刻だ。塵埃をかぶって白けた街路樹が萎え凋んで、烈し...
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・蒲松齢 田中貢太郎訳 王成 (青空文庫)
がし ) という鶉の好きな王があって、正月十五日の 上元 ( じょうげん ) の節にあうごとに、民間の鶉を飼っている者を呼んで、それを闘わさした。旅館の主人は成に向って、 「お前さんはすぐ大金持ちになれるが、それ...
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・蒲松齢 田中貢太郎訳 封三娘 (青空文庫)
いうものがなかった。 ちょうど 上元 ( じょうげん ) の日であった。水月寺の尼僧達が 盂蘭盆会 ( うらぼんえ ) を行ったので、その日はそれに 参詣 ( さんけい ) する女が四方から集まって来た。十一...
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・折口信夫 たなばたと盆祭りと (青空文庫)
合せて考へると、もつと自由な処が窺はれる。この上元・中元に接した十六日を以て、子どもの閻魔に詣る日だと考へはじめたのは、訣のない事とは思はれぬ。正月の分は、恐らく中元の行事から類推して行ふ事になつたのであらうが、此と...
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・田中貢太郎 陸判 (青空文庫)
め ) を持っていたが、二度も 許婚 ( いいなずけ ) をして結婚しないうちに夫になる人が 歿 ( な ) くなったので、十九になっても、まだ嫁入しなかった。それが上元の日に十王殿に参詣したが、その...
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・折口信夫 村々の祭り (青空文庫)
る事を職として居たものであつたらしいのである。今宮の村は、元、祇園の神輿を浪花の海まで舁き下つて、神の 禊 ( ミソ ) ぎの助けをし、海の 御調 ( ミツギ ) を搬ぶ様になつて居たらしい証拠がある。今宮の駕輿丁の話は、祇園...
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・折口信夫 古代生活の研究 常世の国 (青空文庫)
の暦に絡んだ風習が、互にこんがらかつて来て、極めて複雑な民間年中行事をつくる様になつた。 譬へば、大晦日と元日、十四日年越しと小正月(上元)、節分と立春との関係を見ると、元々違つた其々の日の意味が、互に...
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・折口信夫 女房文学から隠者文学へ 後期王朝文学史 (青空文庫)
した音律に叶ふ事が出来る様になつた。其上、此新しい拍子に乗らねば表現出来ぬ内生律さへ生じて来た事である。其代表に立つものは、此時代に完成した宴曲・ 早歌 ( サウガ ) の一類である。 上元の歌垣が、漢訳せられ、習合せられて、 踏歌...
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・折口信夫 万葉集研究 (青空文庫)
の不退転を呪する用途を持つてゐるものであつた。 恰 ( あたか ) も踏歌の章曲が次第に、後世断篇化して朗詠となつて、祝賀の文を失うても、尚さうした本義は失はなかつた様に、四季雑歌・相聞は、千秋万歳の目的で謡はれたのだ。 其最古い形は、上元...
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