「三河国」を含む用例
・一兵卒 (青空文庫)
顔と軍隊手帖を読むために卓上の蝋燭に近く歩み寄ったさまが映った。三河国渥美郡(みかわのくにあつみぐん)福江村加藤平作……と読む声が続いて聞こえた。故郷のさまが今一度その眼前に浮かぶ。母の顔、妻の顔、欅(けやき)で囲んだ大きな家屋、裏から続いた滑(なめ)らかな磯(いそ...
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・森鴎外 じいさんばあさん (青空文庫)
営になっている地所の南隣で、 三河国奥殿 ( みかわのくにおくとの ) の領主松平左七郎 乗羨 ( のりのぶ ) と云う大名の 邸 ( やしき ) の 中 ( うち ) に、大工が 這入 ( はい ) って小さい 明家 ( あき...
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・野口雨情 野口雨情民謡叢書 第一篇 (青空文庫)
と天道さんと ふたりきり。 岡崎一口唄 (この一口唄は、三河国岡崎の老友岡田撫琴居士におくる。) やんれ 岡崎の 娘さん わしとゆかぬか 鎌もつて あの山 蔭へ 草刈に 草を枕に やつとさのさ 草がしをれる やつ...
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・泉鏡花 伊勢之巻 (青空文庫)
たつよしして、参宮を志し、 霞 ( かすみ ) とともに立出でて、いそじあまりを 三河国 ( みかわのくに ) 、そのから衣、ささおりの、安弁当の 鰯 ( いわし ) の名に、紫はありながら、 杜若 ( かき...
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