「三和土」を含む用例

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|動画|文献|商品|全文検索|用例
「三和土」を含む用例

宮本百合子 蓮花図 (青空文庫)
が、その使の若者と共に三和土 ( たたき ) のところに坐っている。 「まあをつれて来たの?」 「いいえ。どっかのがついて来て離れないんです」 使は程なく帰ったが、そのばかりは三和土...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3887_13000.html
の薄暗い室に入る。つめたい空気が顔をうった。 三和土 ( たたき ) の段を三つ下り三和土の床を歩いて三和土湯槽のように大きなものの中に氷がおがくずに埋ってあった。三和土の床も、三和土湯槽のようなものも、みん...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/4208_14787.html
づたいに偶然そこへ出て来私たち好奇心をうごかされてガラス窓をあけてみた。内部三和土 ( たたき ) のありふれた湯殿のつくりであった。盥が置いてあるのだが、縞のフランネル洗濯物よっぽど幾日もかりっぱなしのような形で、つかっている。ブリ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3920_12782.html
周囲注意を払った。丘田医師のらしい男履きの下駄が並んでいるところは、セメント固め三和土 ( たたき ) だった。それは白い色が浮き上るほど、よく乾燥していた。しかし私は、その男下駄側方そくほう ) に...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/1247_18626.html
林芙美子 泣虫小僧 (青空文庫)
って本当に返事してンの? 煮えたンだか煮えないンだか訳がわからないよ、啓ちゃんのお返事は……」 小道をはずれると、新開地らしい、道の広い新しい町があって、自動車ひっきりなしに走っていた。啓吉には 三和土 ( たたき ) の道...
www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/3220_11977.html
佐藤垢石 濁酒を恋う (青空文庫)
三息してからゴクという響きがする。女房が、の口を引いたらしいのだ。折りから夜半一時近い頃だから、近所となりは深閑としている。ゴク、という音が玄関三和土 ( たたき ) の土間反響して、何とも快い律調を耳に伝えじゃないか。この...
www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46801_26521.html
部屋 (青空文庫)
へ登る階子段下で、一目玄関全景見える場所であった。百代は、後に立っているさを[#「さを」に傍点]の袂を確り捉えながら、そーっと広い三和土の方を覘(うかが)った。と、彼女は急に息をつめたような表情をして、くる...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1961.html
宮本百合子 道づれ (青空文庫)
宮本百合子 道づれ 道づれ 宮本百合子 一 山がたに三という字を染め出した紺ののれんが細長い 三和土 ( たたき ) の両端下っていて、こっちから入った客は、あっ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1995_6529.html
上司小剣 鱧の皮 (青空文庫)
形に階下の間と二階階子段とへ通ふ 三和土 ( たゝき ) には、絶えずが 撒 ( ま ) かれて、其の上履物の音が引ツ切りなしに響いた。 これから芝居閉場 ( はね ) る前頃を頂上として、それまで一戦と、お文...
www.aozora.gr.jp/cards/000248/files/1334_20718.html
じゅおおはし ) に近く野菜市場があって、土地の人はヤッチャ 場 ( ば ) といいました。その市場左右に並んだ建物は、普通の住宅違います。どれもがっしりした二階建で、下は全部が大抵、 三和土 ( たたき ) にな...
www.aozora.gr.jp/cards/001247/files/46831_28793.html
有島武郎 星座 (青空文庫)
紙に手をやった。 釦 ( ボタン ) をきちんとかけた。そして拭掃除行き届いた 硝子ガラス張り格子戸開けて、黙ったまま 三和土 ( たたき ) の上に立った。 待ち 設 ( もう ) けた...
www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/216_20490.html
坂口安吾 おみな (青空文庫)
に貝を探すことが恰も復讐するように愉しかったよ。とっぷり夜が落ちてから漸く家に戻ってきて、重い貝の包み無言でズシリと三和土の上投げだしたのを覚えている。その時、私が...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45717_24338.html
坂口安吾 をみな (青空文庫)
に貝を探すことが恰も復讐するやうに愉しかつたよ。とつぷり夜が落ちてから漸く家へ戻つてきて、重い貝の包み無言でズシリと 三和土 ( たたき ) の上投げだしたのを覚えてゐる。その時、私が...
www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45841_35000.html
宮本百合子 鏡餅 (青空文庫)
宮本百合子 鏡餅 鏡餅 宮本百合子 正面ドア押して入ると、すぐのところで 三和土 ( たたき ) の床へをぶちまけ、シュッシュ、シュッシュと洗っている白シャツ、黒ズ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1989_6523.html
ぐるりとまわったところにあった。 往来と同じ高さのなりに薄っ暗い建物のつき当りまでつづいている 三和土 ( たたき ) の入口とっつきに、土足ままの上下りによごされた階段がそばだっていて、明る...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2001_6535.html
北原白秋 白帝城 (青空文庫)
に廻つてゐる円筒方眼紙の上に青いインキが針から滲んで殆ど動くか動かぬかに水量速度とをぢりぢりと鋸形に印して進む。そこで若者三和土 ( たたき ) の間の方五六尺の鉄板持ちあげる。暗々たる穴の底から冷気颯と吹きあげる。は音なく流れて、地下十八尺の深さを、遙の...
www.aozora.gr.jp/cards/000106/files/4631_15421.html
叩きました。暫く待って、また戸を叩きました。 「みさちゃん、あたしよ。」 戸に格子、狭い三和土障子、そのとっつきの三畳を通ると、調度の類がきりっと整ってる茶の間でした。 「こんなところで、失礼...
www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42722_29448.html
伊藤野枝 わがまま (青空文庫)
この尊い自身をいともかるはずみにあんな見もしらぬ男の前に投げ出したことはない。私は自身それほど安価にみくびってはいない私は、私は——」 登志子は押し上げて来る歔欷をのんでじっと突いた洋傘先のあたりに目を落した。熱い涙がポツリポツリと眼鏡にあたってプラットホーム三和土...
www.aozora.gr.jp/cards/000416/files/3617_7588.html
あ、下駄はどうだ?」 赤羽主任躍起 ( やっき ) となって、番台横の 三和土 ( たたき ) を覗いてみたが、その下駄片方すら見当らないではないか? 「一体、此の...
www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/1229_18846.html
宮本百合子 一本の花 (青空文庫)
お話中でございます。——でも直ぐかえりますから、どうぞ……お幸さん道楽の方らしいから大丈夫よ」 朝子草履をはき、 三和土 ( たたき ) へ下りて、 「さ」 大平と入れ換わるようにした。 「——どの...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1976_6566.html
宮本百合子 帆 (青空文庫)
へ行く気になったのであった。両国六時五十分に出る汽車がある。 バスケット一つ下げ藍子飯田橋まで出てタクシーに乗った。 「間に合うだろうか」 「さあ……」 自動車が止る。藍子三和土に足を下す改札口ぴしゃり閉る同時...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1974_6876.html
宮本百合子 猫車 (青空文庫)
いままに繁っている雑草中に建ちぐされかかった三棟の大鶏舎をゆったりと永い日がな一日照していた。台所の裏の 三和土 ( たたき ) のところには、埃をかぶって大きな孵卵器放りこんだままにある。こちらの村住居ときまったとき、順平...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1996_6530.html
っしゃる? あがってよくって?」 カタカタと足からぬがれて 三和土 ( たたき ) に落ち左右の靴の踵の音をさせて、好子が入って来た。 「——小枝子さんもまだだったの? 私お...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/1999_6533.html
室の裏手つづきで、どの作業場からも真直来られる車軸のようなところに小さ市場ぐらいな購買がある。ボルト締めた高い天井明りとりのガラスの埃がこの頃の陽気で目立つ。相当こんでいる 三和土 ( たたき ) の通...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2005_6539.html
宮本百合子 朝の風 (青空文庫)
明るみ馴れた目には 窖 ( あなぐら ) の入口のように思える 三和土 ( たたき ) の玄関を入ってみた。 もっと薄暗く見え廊下の奥にドアいくつか並んでいて、バケ...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2008_6542.html
黒島傳治 氷河 (青空文庫)
ウオシチイク ) !」 麓の方で、なお、辻待のを呼ぶロシア語繰りかえされた。 凍った空気呼吸するたびに、鼻に疼痛感じながら栗本は、 三和土 ( たゝき ) にきしる病室の 扉 ( ドア ) の前にきた。 扉を...
www.aozora.gr.jp/cards/000037/files/42808_17121.html
泉鏡花 第二菎蒻本 (青空文庫)
( あかり ) の末が、半ば開けかけた襖越、 仄 ( ほのか ) に玄関の畳へさす、と見ると、 沓脱くつぬぎ ) の 三和土 ( たたき ) を 間 ( あい ) に、暗い格子戸にぴたりと 附着...
www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/3655_26093.html
西尾正 陳情書 (青空文庫)
した以上の上物なので情炎の更に燃え上るのを覚えました。 稍々 ( やや ) あって男が二三格子戸開き、どうぞ、と声を掛けたので、いそいそと内部這入りましたが、男は私を玄関三和土 ( たたき ) の 上あがりかまち ) に座...
www.aozora.gr.jp/cards/001143/files/43422_23927.html
渡辺温 四月馬鹿 (青空文庫)
早出信用取り返していいだろうさ。……おや! どうも先刻から此方の足が入らないと思っていたら、両方とも右足じゃないか! ちえッ、四月馬鹿野郎め! 御丁寧に古靴なんか持ち出しやがって!……』文太郎君は三和土の上に靴を 投 ( ほ ) うり...
www.aozora.gr.jp/cards/000020/files/2574_33315.html
辻村もと子 早春箋 (青空文庫)
ぢまと小ぎれいにといふわけにはまいりません。三升だきのお釜は、なれぬうちはなかなか持ちあがりませんでした小田原の家の一升五合だきのお釜をいつもきれいに磨きたてゝおいたこと思ひ出します。それから、十四の春でしたかあのの釜を三和土...
www.aozora.gr.jp/cards/001228/files/46265_26526.html



他の用例のページ

プラットホーム  訳がわからない  小金井喜美子  ゴールデン  バスケット  フランネル  六時五十分  宮本百合子  日がな一日  見当らない  豊島与志雄  辻村もと子  ままの上  ガラス窓  セメント  タクシー  ロシア語  上司小剣  伊藤野枝  佐藤垢石  北原白秋  四月馬鹿  坂口安吾  有島武郎  林芙美子  浮き上る  海野十三  燃え上る  白シャツ  近代説話  馬鹿野郎  この頃  その時  インキ  ガラス  バット  ボタン  ボルト  三和土  下って  作業場  其の上  出て来  好奇心  孵卵器  小田原  幾日も  思い出  思ひ出  押して  改札口  新開地  方眼紙  明るみ  格子戸  泉鏡花  洗濯物  渡辺温  白帝城  私たち  自動車  茶の間  西尾正  風呂の  飯田橋  鱧の皮  一九  一升  一戦  一時  一月  一本  一目  三升  三月  上林  上框  上物  下駄  両国  両方  両端  主任  乾燥  事件  二三  二九  二人  二月  二階  五六  住宅  信用  側方  傍点  先刻  入口  全景  全部  内部  円筒  冷気  医師  十八  十四  反響  台所  右足  同時  周囲  呼吸  四月  土地  土足  土間  地下  夜半  大丈  大平  大鶏  天井  太郎  女房  好子  安価  小僧  小枝  小道  履物  左右  市場  廊下  建物  往来  律調  復讐  怪死  情炎  掃除  日曜  早出  早春  星座  朝子  村住  栗本  格子  歔欷  正面  此方  段下  水量  氷河  汽車  沓脱  泣虫  注意  洋傘  深閑  湯槽  湯殿  濁酒  無言  片方  猫車  玄関  番台  疼痛  病室  百代  真直  眼鏡  硝子  空気  第二  第四  自身  芝居  若者  草履  菎蒻  蓮花  藍子  表情  裏手  調度  購買  赤羽  躍起  車軸  近所  返事  速度  道楽  部屋  野菜  鉄板  鏡餅  閉場  附着  陳情  階下  階子  階段  障子  雑草  電気  頂上  順平  鴎外  黒島
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
_ _   

©2012 Weblio RSS