「ムツ」を含む用例
・煤ケタ部屋ノ自画像 (Wikisource)
本文 煤ケタ部屋ノ自画像 萩原恭次郎 自信ノナイ詩ノカレツクシタ男ハ アヲジロイアサノネドコデネムツテル マンネンピツトゲンコウヨウシニ タマシイヲ犢ツテ 饑餓ト罪悪ト失意ト反抗ノ プラス マイ...
ja.wikisource.org/wiki/煤ケタ部屋ノ自画像
・岸田國士 アンリエツトの転地療養日記 (青空文庫)
市場で聞きなれない土地の方言に耳を傾けたりする。 それから、アンリ四世のお城を一と廻りして、ホテル・ド・ラ・フランスの前まで来ると、ぱつたり、ムツシユウ・ロベエルに遇つた。明日、馬車で、「 微笑みの谷 ( ヴアレエ・スウリヤント ) 」へ連...
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44569_28573.html
・芥川龍之介 機関車を見ながら (青空文庫)
なことを思はずにはゐられなかつた。土手の向うには土手が又一つあり、そこにはなかば枯れかかつた 椎 ( しひ ) の木が一本 斜 ( ななめ ) になつてゐた。あの機関車——3271号はムツソリニである。ムツ...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/2366_13454.html
・芥川龍之介 しるこ (青空文庫)
( たくま ) しいムツソリニも一 椀 ( わん ) の「しるこ」を 啜 ( すゝ ) りながら、 天下 ( てんか ) の 大勢 ( たいせい ) を 考 ( かんが ) へてゐるのは 兎 ( と ) に...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/24452_11251.html
・牧野信一 再婚 (青空文庫)
細君の馬鹿さ加減が厭になつて、ほんとにムツとした。あゝ斯んな女と結婚して不幸だつた——微かにそんな気さへした。 「何だ自分だつてさつきあんなに厭な顔をしてゐたくせに!」 突然細君も敗けん気を起して一矢報いた。夫の...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45420_39363.html
・宮本百合子 「インガ」 ——ソヴェト文学に現れた婦人の生活—— (青空文庫)
してはいけないのであろうか? そんな理屈はない。 インガはドミトリーを本当に愛しているのであった。 彼女ほど勤労者として技量があり、美しければ、自然崇拝者は少くない。例えば、工場技師のニェムツェウィッチなどは、折さえあると、イン...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2731_7369.html
・岸田國士 ふらんすの女 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44320_36696.html
・内藤湖南 平安朝時代の漢文學 (青空文庫)
に就きて自分は嘗て某博士の陸奧の國名に關する意見を批評したことがある。某博士は陸奧を「ムツ」と訓むのは、元來「ミチノオク」といはれたのを東北音の 訛り で、「ムツノオク」と發音せられ、更に「ムツ」と略されるやうになつたとの意見であつたのに對し、自分は東北人のみならず、古代...
www.aozora.gr.jp/cards/000284/files/3340_21580.html
・濱田耕作 異國さかな雜談 (青空文庫)
も病氣になつたら星島君獨りでは氣の毒と、皆んな破戒無殘の身となつてしまつた。ムツチリとした味で、仲々他の魚には見られない味である。それから二年以上も經つて、誰れも發病せぬのですつかり安心をしてしまひ、昨年...
www.aozora.gr.jp/cards/001054/files/42149_15661.html
・原民喜 原爆被災時のノート (青空文庫)
スガラ河原ニテワメクアリ オ母サン オネエサン ミツチヤン ト身内ノ名ヲヨブ女ノ負傷者ハ兵隊サン助ケテ 助ケテヨ ト号泣ス 夜ハ寒シ 恭子ト兄トハ黒ノカアテンヲカムリテ睡ムル ワレハイツノマニカネムツテシマツタ 警報アリサ 翌...
www.aozora.gr.jp/cards/000293/files/4771_6716.html
・三遊亭円朝 黄金餅 (青空文庫)
( ほゝば ) り 目 ( め ) を 白 ( しろ ) ツ 黒 ( くろ ) にして 呑込 ( のみこ ) んで 居 ( ゐ ) る。金「ア、 彼 ( あれ ) を 喰 ( くひ ) やアがる、 何...
www.aozora.gr.jp/cards/000989/files/50085_35963.html
・武田麟太郎 反逆の呂律 (青空文庫)
うだん ) を云つたりした。 6 日本の労働運動は次第に自然発生的なものから意識的なものへと移つて行つた。今までの運動は建て直された。指導者は色々とムツカシイ問題について考へねばならないのだ。一回...
www.aozora.gr.jp/cards/000189/files/46339_23658.html
・夢野久作 人の顔 (青空文庫)
子はいつもの通り母親の顔を見つめながら、下唇をムツムツさしていたが、やがてオズオズとこう答えた。 「あのね……あたし、お母さまとおネンネしなくなってから、夜中にきっと眼がさめるの。ソウスルトネ…… 電燈 ( でんき ) が消...
www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/918_22017.html
・佐藤垢石 蜻蛉返り (青空文庫)
ボ返りというのか、角兵衛の 翻筋斗 ( もんどり ) というのか、情勢に支配されないでうしろへくるりとまわり、勢い込めて逃げるからだ。 この魚と同じに、トンボ返りのやれる奴は、九州有明湾に棲んでいるムツ...
www.aozora.gr.jp/cards/001248/files/46800_27406.html
・折口信夫 唱導文芸序説 (青空文庫)
の父なる大忌人との上に今一つ、此物語では、巫女の陰に没してゐる幼神があつたに相違ないのだ。即、竹取型になる以前の形があつて、 誉津部 ( ホムツベ ) ・ 多遅比部 ( タヂヒベ ) などの部曲伝承に近かつたものと思はれる。 誉津...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/47190_35993.html
・牧野信一 極夜の記 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45422_39362.html
・折口信夫 若水の話 (青空文庫)
らう( おほなむち ・ おほひるめむち ・ ほむちわけ など)。 皇睦神 ( スメラガムツカム ) ろぎなど言ふ 睦 ( ムツ ) も誤解で、 いつ ・ うつ で神の義か、 いつく などに近い義か。 珍彦...
www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/18392_22336.html
・牧野信一 夏ちかきころ (青空文庫)
にはそんなものは一切無かつたからさういふものに対する他人の保存癖も解らないわけだが、何だか妙な気がしたので一度彼に訊ねたら、彼はムツとして、 「君は、実に他人に対して無礼な、卑俗な憶測をする奴だ。他人のすることを一概に感傷的だといふ風に軽蔑的な眼を放つ奴は無智な不良の徒だ。——俺は...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45413_39368.html
・牧野信一 秋晴れの日 (青空文庫)
ために何も彼を軽蔑する程の気なんてある筈もなかつたのに、如何いふわけか彼は、まるで全人格を軽蔑されでもしたかのやうにムツとした表情をするので、今も一寸その気はひを感じたので危ふく彼女は、云はうとした言葉を呑み込んでしまつた。それに彼は、彼女の口から、悪意...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45434_37938.html
・岸田國士 芝居と生活 (青空文庫)
写真を見たりする、所謂世間の名士、その名士の公の言行を見ますと、みんな舞台に立つて一役演じてゐるやうに見えます。殊に、最も極端なのは、世界の専制政治家を代表する三人、ムツソリーニ、ヒツトラー、スターリン、この...
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44444_36731.html
・小熊秀雄全集-9 詩集(8)流民詩集1 (青空文庫)
の針はてんで動かない夜 おムツが濡れて泣き叫ぶ赤児と それをあやす母親の声が きこえてすぐやんでしまふ 白い乳をゆすぶりながら きまつた時間に ガラガラと通つてゆく牛乳車 太陽よ、その頃お前はやうやく うす桃色の光りで 窓の...
www.aozora.gr.jp/cards/000124/files/664_23285.html
・中井正一 聴衆0の講演会 (青空文庫)
www.aozora.gr.jp/cards/001166/files/46282_24704.html
・長谷川時雨 木魚の配偶 (青空文庫)
さんには東京なのか山の中なのか、室内なのか 外 ( おもて ) なのか、ムツリとして無愛想になってしまった。 だが、もうさびしい諦めはもっていたと見えて、山へ行くとは言いださなかった。たった一度そうした望みを 洩 ( もら ) した...
www.aozora.gr.jp/cards/000726/files/4536_11311.html
・牧野信一 昔の歌留多 (青空文庫)
してゐる若者のやうにねち/\としてゐた。 Bは、盃を音をたてゝ 卓子 ( テーブル ) に置くと、わざとらしくがつくりした。「嫌ひだよ、ムツツリは! 何云つてやがるんだい。」 「俺も酔ふと、そんな風か知ら、何だ...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45406_39799.html
・牧野信一 秋・二日の話 (青空文庫)
巧く言葉が続かなかつた。——「間違ひだつて何だつて好いんだよ。教へたりなんて、するねえー」 「教へたつて好いわよ。体操はあなたが教へたんでせう。」 私の野蛮な口調にムツとした周子は、それでも赧くなつて返答した。 教へる と角...
www.aozora.gr.jp/cards/000183/files/45435_37939.html
・伊藤永之介 押しかけ女房 (青空文庫)
に直接あたつて根掘り葉掘りきいてみると、佐太郎の家が働き手がなくて困つているらしいという話だが、あんな家なら嫁に行つて田圃を仕付けてやりたいという、意外な返事であつた。 「本当の話なら、拝んで貰うよ」 源治はムツ...
www.aozora.gr.jp/cards/001454/files/50633_37656.html
・芥川龍之介 歯車 (青空文庫)
かどの本も必ず文章か挿し画かの中に多少の針を隠してゐた。どの本も?——僕は何度も読み返した「マダム・ボヴアリイ」を手にとつた時さへ、 畢竟 ( ひつきやう ) 僕自身も中産階級のムツシウ・ボヴアリイに外ならないのを感じた。…… 日の...
www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/40_15151.html
・葛西善蔵 浮浪 (青空文庫)
ひ出した。 「そんな馬鹿なこと出来やしないよ。後幾日のことでもなし、そんな訳なら東京へ手紙を出して金を拵へることにする……そんなこと出来るもんか」と、私もムツとして云つた。 「そんなら俺の方でも引受けられないよ。何が...
www.aozora.gr.jp/cards/000984/files/3212_7923.html
・岸田國士 世界覗眼鏡 (青空文庫)
本で投げ倒されてたまるものか。両手でかかつて来ても、俺なら大丈夫、あべこべに奴等の一人や二人、ねぢ伏せて見せる。かういひながら、腕を差しだしてゐるのが、例のイタリイ士官だ。 僕は、その時丁度、その前を通りかかつた。 「ムツ...
www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44540_26806.html
他の用例のページ
Wikisource イデオロギー 押しかけ女房 根掘り葉掘り スターリン トンボ返り ドミトリー 三遊亭円朝 伊藤永之介 反逆の呂律 宮本百合子 武田麟太郎 萩原恭次郎 長谷川時雨 お母さま ウィッチ ガラガラ ソヴェト テーブル ハイカラ フランス マンネン ミチノオ ムツカシ 中井正一 中産階級 佐藤垢石 内藤湖南 労働運動 夢野久作 専制政治 小熊秀雄 折口信夫 本当の話 流民詩集 牧野信一 相違ない 自然崇拝 自然発生 葛西善蔵 蜻蛉返り 転地療養 お安い その時 に就き アリイ アリサ アンリ イタリ インガ オネエ カムリ カレツ ギャル クシタ スルト タマシ テシマ トラー ニェム ネンネ ノナイ ノート ハイツ ビヤン プラス ホテル マダム ミツチ ムツシ ムツノ ヨウシ 今まで 今一つ 他人に 仰向け 佐太郎 何度も 働き手 勤労者 原民喜 厭な顔 封建制 平安朝 微かに 意識的 感傷的 指導者 有明湾 東北人 機関車 歌留多 無愛想 秋晴れ 翻筋斗 自画像 色々と 表する 覗眼鏡 角兵衛 講演会 負傷者 馬鹿さ 黄金餅 一人 一切 一回 一役 一本 一矢 三人 下唇 不良 世界 世間 両手 九州 二人 二日 今更 他人 以前 伝承 体操 保存 全人 全集 兵隊 再婚 写真 卑俗 卓子 博士 原爆 反抗 口調 古代 号泣 名士 呑込 唱導 問題 土地 土手 士官 多遅 夜中 大丈 大勢 大忌 天下 太陽 失意 奴等 婦人 室内 岸田 工場 巫女 市場 幾日 序説 彼等 悪意 情勢 意見 憶測 所謂 手紙 手袋 批評 技師 技量 支配 文学 文章 文芸 方言 日本 日記 明日 星島 昨年 時代 時間 木魚 本文 東京 東北 桃色 極夜 標語 次第 歯車 母親 比部 河原 浮浪 漢文 無智 無礼 牛乳 物語 珍彦 理屈 田圃 田耕 直接 破戒 紙片 細君 結婚 罪悪 聴衆 自信 自分 自身 舞台 芝居 芥川 若水 若者 表情 被災 言葉 言行 詩集 誤解 警報 赤児 身内 軽蔑 返事 返答 運動 部屋 部曲 配偶 野蛮 間違 饑餓 馬車