「ムツ」を含む用例

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「ムツ」を含む用例

本文ケタ部屋自画像 萩原恭次郎 自信ノナイ詩ノカレツクシタ男ハ アヲジロイアサノネドコデネムツテル マンネンピツトゲンコウヨウシニ タマシイヲ犢ツテ 饑餓罪悪失意反抗プラス マイ...
ja.wikisource.org/wiki/煤ケタ部屋ノ自画像
市場聞きなれない土地方言に耳を傾けたりする。 それから、アンリ世のお城を一と廻りして、ホテル・ド・ラ・フランスの前まで来ると、ぱつたり、ムツシユウ・ロベエルに遇つた。明日馬車で、「 微笑みの谷 ( ヴアレエ・スウリヤント ) 」へ連...
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なことを思はずにはゐられなかつた。土手向うには土手が又一つあり、そこにはなかば枯れかかつた ( しひ ) の木が一本 斜 ( ななめ ) になつてゐた。あの機関車——3271号はムツソリニである。ムツ...
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芥川龍之介 しるこ (青空文庫)
( たくま ) しいムツソリニも一 ( わん ) の「しるこ」を 啜 ( すゝ ) りながら、 天下 ( てんか ) の 大勢たいせい ) を 考 ( かんが ) へてゐるのは 兎 ( と ) に...
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牧野信一 再婚 (青空文庫)
細君馬鹿さ加減が厭になつて、ほんとにムツとした。あゝ斯んな女と結婚して不幸だつた——微かにそんな気さへした。 「何だ自分だつてさつきあんなに厭な顔をしてゐたくせに!」 突然細君も敗けん気を起し一矢報いた。夫の...
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してはいけないのであろうか? そんな理屈はない。 インガドミトリー本当に愛しているのであった。 彼女ほど勤労者として技量があり、美しければ、自然崇拝者は少くない。例えば、工場技師のニェムツェウィッチなどは、折さえあると、イン...
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は、手袋でございますか、お安いところをビヤンムツスイウ! ギャルソニエールにて ——よく来て下さいましたね。 ——来たわ、また棄てられる気で……。 ——冤して下さい。 ——そん...
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に就き自分嘗て博士陸奧の國に關する意見批評したことがある。某博士陸奧を「ムツ」と訓むのは、元來「ミチノオク」といはれたのを東北音の 訛り で、「ムツノオク」と發音せられ、更に「ムツ」と略されるやうになつたとの意見であつたのに對し、自分東北人のみならず古代...
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病氣になつたら星島君獨りでは氣の毒と、皆んな破戒無殘の身となつてしまつた。ムツチリとした味で、仲々他のには見られない味である。それから二年以上も經つて、誰れも發病せぬのですつかり安心をしてしまひ、昨年...
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スガラ河原ニテワメクアリ オ母サン オネエサン ミツチヤン ト身内ノ名ヲヨブ女ノ負傷者兵隊サン助ケテ 助ケテヨ ト号泣ス 夜ハ寒シ 恭子ト兄トハ黒ノカアテンヲカムリテ睡ムル ワレハイツノマニカネムツテシマツタ 警報アリサ 翌...
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三遊亭円朝 黄金餅 (青空文庫)
( ほゝば ) り 目 ( め ) を 白 ( しろ ) ツ 黒 ( くろ ) にして 呑込 ( のみこ ) んで 居 ( ゐ ) る。金「ア、 彼 ( あれ ) を 喰 ( くひ ) やアがる、 何...
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うだん ) を云つたりした。 6 日本の労働運動次第自然発生的なものから意識的なものへと移つて行つた。今まで運動は建て直された。指導者色々とムツカシイ問題について考へねばならないのだ。一回...
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夢野久作 人の顔 (青空文庫)
子はいつもの通り母親の顔を見つめながら、下唇ムツムツさしていたが、やがてオズオズとこう答えた。 「あのね……あたし、お母さまとおネンネしなくなってから、夜中にきっと眼がさめるの。ソウスルトネ…… 電燈 ( でんき ) が消...
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佐藤垢石 蜻蛉返り (青空文庫)
返りというのか、角兵衛翻筋斗もんどり ) というのか、情勢支配されないでうしろへくるりとまわり、勢い込めて逃げるからだ。 このと同じに、トンボ返りのやれる奴は、九州有明湾に棲んでいるムツ...
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の父なる大忌人との上今一つ、此物語では、巫女陰に没してゐる幼神があつたに相違ないのだ。即、竹取型になる以前の形があつて、 誉津部 ( ホムツベ ) ・ 多遅比部 ( タヂヒベ ) などの部曲伝承に近かつたものと思はれる。 誉津...
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牧野信一 極夜の記 (青空文庫)
自分は怒鳴つた。自分は、今更のやうに己れの愚を見せつけられた肚立しさを覚えのであるカル子は、ムツとして出て行つた。 自分は、そこに落ちてゐる紙片を拾つて、仰向けの儘読んだ。同じ...
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折口信夫 若水の話 (青空文庫)
らう( おほなむち ・ おほひるめむち ・ ほむちわけ など)。 皇睦神 ( スメラガムツカム ) ろぎなど言ふ 睦 ( ムツ ) も誤解で、 いつ ・ うつ で神の義か、 いつく などに近い義か。 珍彦...
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にはそんなものは一切無かつたからさういふものに対す他人保存癖も解らないわけだが、何だ妙な気がしたので一度彼に訊ねたら、彼はムツとして、 「君は、実に他人に対して無礼な、卑俗憶測をする奴だ。他人のすることを一概に感傷的だといふ風に軽蔑的な眼を放つ奴は無智不良の徒だ。——俺は...
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牧野信一 秋晴れの日 (青空文庫)
ために何も彼を軽蔑する程の気なんてある筈もなかつたのに、如何いふわけか彼は、まるで全人格を軽蔑されでもしたかのやうにムツとした表情をするので、今も一寸その気はひを感じたので危ふく彼女は、云はうとした言葉呑み込んでしまつた。それに彼は、彼女の口から、悪意...
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岸田國士 芝居と生活 (青空文庫)
写真を見たりする、所謂世間名士、その名士の公の言行を見ますと、みんな舞台に立つて一役演じてゐるやうに見えます。殊に、最も端なのは、世界専制政治家を代表する三人ムツソリーニ、ヒツトラー、スターリン、この...
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の針はてんで動かない夜 おムツ濡れ泣き叫ぶ赤児と それをあやす母親の声が きこえてすぐやんでしまふ 白い乳をゆすぶりながら きまつた時間ガラガラと通つてゆく牛乳太陽よ、その頃お前はやうやく うす桃色の光りで 窓の...
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を数語の標語に緊めあげて、しっかり手にもたせて、手でその上を握ってやるのである例えば、封建制イデオロギーなどといったら彼等は、そんなハイカラなものは、またはそんなムツ...
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さんには東京なのか山の中なのか、室内なのか 外 ( おもて ) なのか、ムツリとして無愛想になってしまった。 だが、もうさびしい諦めはもっていたと見えて、山へ行くとは言いださなかった。たった一度そうした望みを 洩 ( もら ) した...
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牧野信一 昔の歌留多 (青空文庫)
してゐる若者のやうにねち/\としてゐた。 Bは、盃を音をたてゝ 卓子テーブル ) に置くと、わざとらしくがつくりした。「嫌ひだよ、ムツツリは! 何云つてやがるんだい。」 「俺も酔ふと、そんな風か知ら、何だ...
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巧く言葉が続かなかつた。——「間違ひだつて何だつて好いんだよ。教へたりなんて、するねえー」 「教へたつて好いわよ。体操はあなたが教へたんでせう。」 私の野蛮口調ムツとした周子は、それでも赧くなつて返答した。 教へる と角...
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直接あたつて根掘り葉掘りきいてみると、佐太郎の家が働き手がなくて困つているらしいという話だが、あんな家なら嫁に行つて田圃仕付けやりたいという、意外な返事であつた。 「本当の話なら、拝んで貰うよ」 源治はムツ...
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芥川龍之介 歯車 (青空文庫)
かどの本も必ず文章か挿し画かの中に多少の針を隠してゐた。どの本も?——僕は何度も読み返した「マダム・ボヴアリイ」を手にとつた時さへ、 畢竟 ( ひつきやう ) 僕自身中産階級ムツシウ・ボヴアリイに外ならないのを感じた。…… 日の...
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葛西善蔵 浮浪 (青空文庫)
出した。 「そんな馬鹿なこと出来やしないよ。後幾日のことでもなし、そんな訳なら東京手紙出して金を拵へることにする……そんなこと出来るもんか」と、私もムツとして云つた。 「そんなら俺の方でも引受けられないよ。何が...
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岸田國士 世界覗眼鏡 (青空文庫)
本で投げ倒されてたまるものか両手でかかつて来ても、俺なら大丈夫、あべこべ奴等一人二人、ねぢ伏せて見せる。かういひながら、腕を差しだしてゐるのが、例のイタリイ士官だ。 僕は、その時丁度、その前を通りかかつた。 「ムツ...
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