「でんぼ」を含む用例
・芥川龍之介 魚河岸 (青空文庫)
( ろじ ) の奥に、句と書と 篆刻 ( てんこく ) とを楽しんでいた。だから露柴には我々にない、どこかいなせな風格があった。 下町気質 ( したまちかたぎ ) よりは 伝法 ( でんぼう ) な、山の...
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・淡島寒月 諸国の玩具 ——浅草奥山の草分—— (青空文庫)
でっぽう ) の音に驚かされて、奥山の鳩が一羽もいなくなった事がありました。奥山見世物の開山は椿岳で、明治四、五年の頃、 伝法院 ( でんぼういん ) の庭で、 土州 ( どしゅう ) 山内容堂 ( やま...
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・芥川龍之介 捨児 (青空文庫)
心 ( ぼだいしん ) を起したとか云う、 でんぼう 肌の 畸人 ( きじん ) だったのです。 「それから和尚はこの捨児に、 勇之助 ( ゆうのすけ ) と云う名をつけて、わが子のように育て始めました。が...
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・泉鏡花 いろ扱ひ (青空文庫)
時代の文学だの、明治の文学だのと云ふ 六ヶ敷 ( むつかし ) いことになると、言ひ 悪 ( にく ) うございますから、 唯 ( たゞ ) ね、小説、 草双紙 ( くさざうし ) 、 京伝本 ( きやうでんぼ...
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・近松秋江 うつり香 (青空文庫)
せん ) の茶と黒との 伝法 ( でんぼう ) な 厚褞袍 ( あつどてら ) を着て、机の前にどっしりと 趺座 ( あぐら ) をかいている。書きさえすればあちらでもこちらでも激賞されて、売り...
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・長谷川時雨 明治美人伝 (青空文庫)
とも町芸者ともつかずに出たが、思わしくなかったので、当時開港場として盛んな人気の集った、金づかいのあらい横浜へ、みよりの琴の師匠をたよって来て芸者となった 伝法 ( でんぼう ) な、気っぷのよい、江戸育ちの歯ぎれのよいのが、大き...
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