「だに」を含む用例

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「だに」を含む用例

こんかい (Wikisource)
初むるやれ、降り初むる。やれ降りそむる、今朝だにも。今朝だにも、所は跡も無かりけり。西は田の 畦 《 あぜ 》 危 《 あぶな 》 いさ。 谷峯 《 たにみね 》 しどろに越え行け。 彼 《 あ 》 の山...
ja.wikisource.org/wiki/こんかい
夜々の星 (Wikisource)
くしげ 》 、ふたたび 三度 《 みたび 》 思ふこと、思ふが儘に書きつけて、見すれど 海女 《 あま 》 のかづきして、苅るてふ底のみるめにも、ふれぬをいたみ頼みにし、筆にさへだに恥かしの、軒の 《 しの...
ja.wikisource.org/wiki/夜々の星
残月 (Wikisource)
べ 》 の葉隠れて、沖の方へと、入る月の、光や夢の世早う。覚めて 真如 《 しんによ 》 の明らけき。月の都に住むやらん。今は 伝 《 つて 》 だに朧夜の。月日ばかりは 廻 《 めぐ 》 り来て。 ウィ...
ja.wikisource.org/wiki/残月
萩の露 (Wikisource)
《 いつ 》 しかも、招く尾花袖 触 《 ふ 》 れ初めて、我から濡れし露の。今さら人は 恨 《 うら 》 みねど、 《 くず 》 の 葉風 《 はかぜ 》 にそよとだに、音づれ絶えて松蟲の、ひと...
ja.wikisource.org/wiki/萩の露
蜂屋小学校校歌 (Wikisource)
大正5年(1916年) 千歳のむかしにその名高雲居供御ともなりぬる 蜂屋 蜂屋 蜂屋 蜂屋 名に負うこそのほまれ 今なお天下にたぐいあらず 蜂屋 蜂屋 蜂屋 蜂屋 ああ木の実だに...
ja.wikisource.org/wiki/蜂屋小学校校歌
芥川龍之介 尾生の信 (青空文庫)
つたかずら ) が半ば 這 ( は ) いかかって、時々その間を通りすぎる往来の人の 白衣 ( はくい ) の裾が、鮮かな入日に照らされながら、悠々と風に吹かれて行く。が、女は未だに...
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土佐日記 (Wikisource)
見えざなるを、心ある者は、恥ぢずにきなむ来ける。これは、ものによりてほむるにしもあらず。 二十四日講師、むまのはなむけしに出でませり。ありとある上・下・童まで酔ひしれて、一文字だに知らぬ者、しが...
ja.wikisource.org/wiki/土佐日記
四方 ( よも ) の けだもの ) すらだにも」はやや理窟めきて聞ゆる「も」にて「老い行く ( たか ) の羽ばたきもせず」「あらも君が 御鳥屋 ( みとや ) に」の二...
www.aozora.gr.jp/cards/000305/files/43051_15752.html
あめんぼの歌 (Wikisource)
ぐりゆでぐりやいゆえよ (焼栗ゆで栗やいゆえよ) やまだにひのつくよいのいえ (山田灯のつくよいの家) らいちょうさむかろらりるれろ雷鳥寒かろらりるれろ) れんげがさいたらるりのとり (蓮花が咲いたら瑠璃) わい...
ja.wikisource.org/wiki/あめんぼの歌
芥川龍之介 槐 (青空文庫)
へる、この婆さんの身を投げて死んだ池は 未 ( いま ) だに 浅草寺 ( せんさうじ ) の 境内けいだい ) に「 姥 ( うば ) の池」となつて残つてゐる、——大体かう云ふ 浄瑠璃 ( じや...
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ずつで上等のてんぷら種になる材料だから、よほど経験のある 食通しょくつう ) でなければやってのける度胸は出まい。これをいきなり 佃煮 ( つくだに ) 風にするのは、もったいない気がして、ちょいとやりきれないが、それ...
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岡本綺堂 目黒の寺 (青空文庫)
岡本綺堂 目黒の寺 目黒寺 岡綺堂 住み馴れ麹町こうじまち ) を去って、目黒移住してから足かけ六年になる。そのあいだに目黒町誌』をたよりにして、区内...
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しや、湖上ぱつと明かになりて、半輪の月雲間に露はる。離宮のある塔ヶ島、四山の中に最も黒く見ゆ恰も巨人臥する如し湖水眠りて、ざぶとの音だにもなし。嗚呼この月は我等祈願光明とばかりに感ぜられ、遙に...
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薄田泣菫 森の声 (青空文庫)
たなごころ ) にといつた風に、いづれも骨太の腕をさし伸べてゐる。地に生れて天を望むといふのは、思ふだに痛ましい痛ましいに違ひは無いが、その昔嫩葉ぐんだ日より、もつ...
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岡本綺堂 九月四日 (青空文庫)
や赤い蜻蛉もみだれ合って飛んでいる。わたしはここで十年のあいだに色々の原稿書きつづけた。ここから母と甥との葬式出した。そんなことをそれからそれへと考えると、まったく蕉翁いわゆる夢の跡」である。 いた...
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芥川龍之介 新緑の庭 (青空文庫)
ちよいと鼠がかつたをね。 竹 わたしは未だに 黄疸 ( わうだん ) ですよ。………… 芭蕉 おつと、この緑のランプ火屋 ( ほや ) を風に吹き折られる所だつた。 何だ寒気がすると思つたら、もう...
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り 涼 ( すゞ ) しく 逝 ( ゆ ) きたまひぬ。 倏忽 ( たちまち ) にして 巨星 ( きよせい ) 天 ( てん ) に 在 ( あ ) り。 光 ( ひかり ) を 翰林 ( かん...
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泉鏡花 山の手小景 (青空文庫)
さかなや ) へ、お 總菜そうざい ) の ( ぼら ) を 買 ( か ) ひに 出 ( で ) たから。 茗荷谷 ( みやうがだに ) 「おう、 ( いちご ) だ ...
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北村四海 鬼無菊 (青空文庫)
なか ) 佳 ( よ ) い 土地 ( ところ ) である、自分数年 前 ( ぜん ) の夏のこと 脚気 ( かっけ ) の 為 ( た ) め、保養がてらに、数週間、 此地 ( ここ ) に 逗留 ( とう...
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ja.wikisource.org/wiki/平成十八年外務省告示第百六十八号
宗教報国任すとする我等先に留意信徒教導並びに一般国民教化万全を期すべし 一、承詔必謹 この際一切の私念を棄てて大詔奉戴飽くまで冷静、沈着秩序維持に努め、以って皇国再建活路拓くべし 二、伝道方針 時局激変にも不拘、教団組織体制は微動だに...
ja.wikisource.org/wiki/日本基督教団の指令
風狂私語 (青空文庫)
マツと呼んでもどっちでもかまわないと思っている。しかし、人間は物を命名するに決してデタラメではない。スギといえばなんとなくマッスグなようなかんじがする。しかしマツといえば必ずしも曲がったかんじはしない。 ▼自分は未だにゼニ勘定がよくわからん自慢...
www.aozora.gr.jp/cards/000159/files/849.html
舞姬 (Wikisource)
やけの紹介狀を出だして東來の意を吿げし普魯西官員は、皆快く余を迎へ、公使館よりの手つゞきだに事なく濟みたらましかば、何事にもあれ、敎へもし傳へもせむと約しき。喜ばしきは、わが故里にて、獨逸佛蘭西の語を學びしことなり。彼等始めて余を見しとき、いづ...
ja.wikisource.org/wiki/舞姬
紀貫之 土佐日記 (青空文庫)
馬の餞しに出でませり。ありとある上下童まで醉ひしれて、一文字だに知らぬものしが、足は十文字踏みてぞ遊ぶ。 廿五日、守のたちより呼びに文もて來れり。呼ばれて至りて日ひとひ夜ひとよとかく遊ぶやうにて明けにけり。 廿六日、なほ...
www.aozora.gr.jp/cards/000155/files/832_16016.html
たにしの出世 (青空文庫)
神様だというので、水神すいじん)さまのお社(やしろ)に、夫婦しておまいりしては、 「神さま、神さま、どうぞ子どもをひとりおさずけくださいまし。子どもでさえあれば、かえる[#「かえる」に傍点の子でも、つぶ[#「つぶ...
www.aozora.gr.jp/cards/000329/files/3389.html
大杉栄 鎖工場 (青空文庫)
造っているのだ。 俺のすぐ傍にいる奴が、かなり長く延びた鎖を、自分のからだに一とまき巻きつけて、その端を隣りの奴に渡した。隣りの奴は、またこれを長く延ばして、自分のからだに一とまき巻きつけて、その...
www.aozora.gr.jp/cards/000169/files/1007_20610.html
新美南吉 花をうめる (青空文庫)
にたずねてみたいと思う。 なんだか私たちのあいだにだけあり、後にも先にもないもののよう気がする。そう思うことは楽しい。してみると私たちのなかまのたれかが 創案そうあん ) したのだが、いったいたれだろう、あん...
www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/42300_14833.html
宮本百合子 妙な子 (青空文庫)
世の中のことを知ったようでまだ知りきれない半じゅく玉子のようなブヨブヨした私の心にはいろいろな思議な事があり又不安心な事が大沢山ある。それがたぶん私の妙な子と云われるわけなんであろう。 私の一番不思議で又知りたいのは、 人間はなぜ生きて居なければいけないのか死にたい時に勝手に死んでもよさそうなものだに...
www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/7914_34418.html
瀧口入道 (青空文庫)
て眩(まばゆ)き許(ばか)り、さしも善美を盡せる虹梁瓦(こうりやうゑんぐわ)の砌(いしだゝみ)も影薄(かげうす)げにぞ見えし。あはれ此程(このほど)までは殿上(てんじやう)の交(まじはり)をだに...
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