「しろがね」を含む用例
・小諸なる古城のほとり (Wikisource)
藤村 [ 編集 ] ふりがな版 小諸なる古城のほとり 雲白く遊子(いうし)悲しむ 緑なす(はこべ)は萌えず 若草も藉くによしなし しろがねの衾(ふすま)の岡邊 日に溶けて淡雪流る あたゝかき光はあれど 野に...
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・聖三稜玻璃 (青空文庫)
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・徳冨蘆花 良夜 (青空文庫)
く 闇中 ( あんちう ) に 浮動 ( ふどう ) す。 虫声 ( ちうせい ) ※々 ( じゞ ) [#「虫+慈」、62-6] 。 時々 ( とき/″\ ) 白銀 ( しろがね ) の 雫 ( しづ...
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・芥川龍之介 パステルの龍 (青空文庫)
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・薄田泣菫 木犀の香 (青空文庫)
音もだんだんとその音律が磨かれてくる。かうした風物の動きを強く深く樹心に感じた木犀が、その老いて若い生命と 縹渺 ( ひようびよう ) たる想とをみづからの高い匂にこめて、十月末の静かな日の午過ぎ、そのしろがね色の、またこがね...
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・蒲原有明 小山内謝豹 (青空文庫)
文のはじめに句を拔いて例證に擧げたちなみにより、そのシエレエの詩の謝豹譯「音樂」をこゝに附載しておく。これも切拔から轉寫する。 わが靈(たま)は魔に醉ふ舟か、 夢を見る鵠(はくてう)の如。 爾(なれ)が歌たくみに唱(う)たふ しろがね...
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・瀧口入道 (青空文庫)
誇りし圓打(まるうち)の野太刀(のだち)も、何時しか銀造(しろがねづくり)の細鞘に反(そり)を打たせ、清らなる布衣(ほい)の下に練貫(ねりぬき)の袖さへ見ゆるに、弓矢持つべき手に管絃の調(しらべ)とは、言ふ...
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・泉鏡花 月令十二態 (青空文庫)
宵 ( よひ ) 暗 ( くら ) きに 舷 ( ふなばた ) 白 ( しろ ) し。 白銀 ( しろがね ) の 柄 ( え ) もて 汲 ( く ) めりてふ、 月 ( つき ) の 光 ( ひか...
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・石川啄木 雪中行 小樽より釧路まで (青空文庫)
よりも碧い水が所々真白の花を咲かせて居る。木といふ木は皆其幹の片端に雪を着けて居る。——死の林とは、之ではあるまいかと思つた。幾千万本と数知れぬ樹が、皆 白銀 ( しろがね ) の鎧を着て動きツこもなく立往生して居る。 川が...
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・野口雨情 枯草 (青空文庫)
りは桜の花よ 花のやうなる旅の僧 夜より朝への海 泡立つ海の輝くは ああ 太陽 ( あまつひ ) の照すなり 宝の沈む夜の海は 人に 想 ( おもひ ) をいたましむ ぬぐふが如き 白銀 ( しろがね ) の 月の...
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・正岡子規 曙覧の歌 (青空文庫)
( とろ ) くれば灰とわかれてきはやかにかたまり残る白銀の玉 銀 ( しろがね ) の玉をあまたに 筥 ( はこ ) に 収 ( い ) れ 荷緒 ( にのお ) かためて馬 馳 ( はし ) らす...
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・夏目漱石 幻影の盾 (青空文庫)
( こう ) 野 ( や ) が 逼 ( せま ) らぬ波を描いて続く間に、 白金 ( しろがね ) の筋が 鮮 ( あざや ) かに割り込んでいるのは、日毎の様に浅瀬を馬で渡した河であろう。白い...
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・泉鏡花 天守物語 (青空文庫)
( しろがね ) の 牙 ( きば ) 、色は 藍 ( あい ) のごとき 獅子頭 ( ししがしら ) 、 萌黄錦 ( もえぎにしき ) の 母衣 ( ほろ ) 、朱の渦まきたる尾を装いたるまま、荘重...
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・泉鏡花 星女郎 (青空文庫)
白銀 ( しろがね ) の、六尺有余の大彫像、 熊坂長範 ( くまさかちょうはん ) を安置して、 観音扉 ( かんのんびらき ) を八文字に、格子も 嵌 ( は ) めぬ 祠 ( ほこら ) があ...
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・與謝野晶子 舞姫 (青空文庫)
( たに ) を深う落ち流に浮きぬしろがね色に 高野川河原のかなた松が 枝 ( え ) にかはせみ 下 ( お ) りぬ知る人の家 ふるき城は立てりしづかに山上のわか葉そよぎの 薫 ( くん ) ずる...
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スの樹の下にわれわれが腰をおろしているとき、ヌーヴィユ・ダーモンにある 聖 ( セント ) ユーラリ教会の 堂守 ( どうもり ) が、いい機嫌で、死人の健康を祝するために古い葡萄酒を飲みながら話したのである。彼はその日の朝、 白銀 ( しろがね...
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・高島異誌 (青空文庫)
尤じゃ」 「何んと古義通ではござらぬかな」 「天晴古義通、古義通じゃ」 仲の宜い二人は笑い合い、何んの邪気も無く褒め合った。 先刻から門前に佇んで、鈴を鳴らしていた托鉢僧——頭髪白く銀(しろがね)のよ...
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・泉鏡花 一景話題 (青空文庫)
、村の人の寝心にも、疑いなく、時刻も 違 ( たが ) えず、さらさらと 白銀 ( しろがね ) の糸を 鳴 ( なら ) して湧く。盛夏 三伏 ( さんぷく ) の頃ともなれば、影沈む緑の 梢 ( こず...
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・泉鏡花 光籃 (青空文庫)
桂は、 玉 ( たま ) にて 縫 ( ぬ ) へる 白銀 ( しろがね ) の 蓑 ( みの ) の如く、 腕 ( かいな ) の雪、 白脛 ( しらはぎ ) もあらはに長く、斧を片手に、 掌 ( ての...
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・夢野久作 雪の塔 (青空文庫)
( しろがね ) のお月様を祭ってあります。その前には、鉄の冠を戴いて、白い顔に黒い 髯 ( ひげ ) を 勢 ( いきおい ) よく生やし、 紺青 ( こんじょう ) の着物を着た立派な冬の 男神...
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・泉鏡花 城崎を憶ふ (青空文庫)
( ふなばた ) も 白銀 ( しろがね ) に、 珊瑚 ( さんご ) の 袖 ( そで ) の 搖 ( ゆ ) るゝ 時 ( とき ) 、 船 ( ふね ) はたゞ 雪 ( ゆき ) を 被 ( かつ...
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・岡本かの子 蔦の門 (青空文庫)
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・夏目漱石 一夜 (青空文庫)
着て 剪 ( き ) りし人の 情 ( なさ ) けを 床 ( とこ ) に 眺 ( なが ) むる 莟 ( つぼみ ) は一輪、巻葉は二つ。その葉を去る三寸ばかりの上に、天井から 白金 ( しろがね...
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・三島霜川 水郷 (青空文庫)
ぎみ ) 惡く見えたろう。眼は妙に 爛 ( きら ) ついてゐて、鼻は 尖 ( とが ) ツて、そして 鬚 ( ひげ ) は 銀 ( しろがね ) のやうに光ツて、 胸頭 ( むなさき ) を飾ツてゐた。 「お前...
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・国枝史郎 正雪の遺書 (青空文庫)
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・泉鏡花 処方秘箋 (青空文庫)
( なび ) くであらう。常に 其 ( それ ) を、 束 ( たば ) ね 髪 ( がみ ) にしてカツシと 銀 ( しろがね ) の 簪 ( かんざし ) 一本、濃く 且 ( か ) つ 艶 ( つや...
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・泉鏡花 印度更紗 (青空文庫)
( しろがね ) の 櫛 ( くし ) 照々 ( てらてら ) と、両方の 鬢 ( びん ) に十二枚の 黄金 ( こがね ) の 簪 ( かんざし ) 、玉の 瓔珞 ( ようらく ) はら/\と、お嬢...
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・與謝野晶子 晶子詩篇全集拾遺 (青空文庫)
如き真白き影の ふと見えぬ。黄色の袖と 緋の袖とやがて消し時 残りしはしら鳥の雛。 わが悩み早も残らず、 子よ、 汝 ( なれ ) を生みし夕の うら若き母のまぼろし。 〔無題〕 しろがねの噴上の水に 仄か...
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線路の電柱は六十ヤードごとに立ってるのだから計算は極めて簡単に出来るんだ。ところで、ジョン・ストレーカ殺しと 白銀号 ( しろがねごう ) 失踪事件については、もう十分知ってるんだろうね?」 「テレグラフ紙とクロニクル紙との記事は読んだ」 「この事件も探究の方法としては、新ら...
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